2004/10/31 猿ヶ京温泉 ☆星みる舎☆

今日でこの景色ともしばらくの間はお別れです。

山の朝の空気のひんやりとした感触を味わいながらゆっくりと入浴。

「よかったら明日山羊を見に来てください」と昨夜の宴で言われました。社交辞令はすべて真に受ける主義の我が家はさっそくアポなし訪問。

都会から移住して田舎暮らしを実践される方々が思い思いの生活をされている集落に、近藤さんやケンちゃんさんのご自宅はあります。
建設や土地の仲介をしているのは☆星みる舎☆のオーナーが経営する笛木建設
今日は新しい移住希望者が数組訪れる見学会があるとのことで、オーナーの娘さんが現地まで車で先導してくれました。

こちらが管理人の近藤さんご夫妻の自宅。
ちょっとお、豪邸じゃないですか-!!!

近藤家の愛山羊・雪ちゃん登場。
雪ちゃんはノーリードのお散歩もお手の物。いわば紐なし側脚進行バッチリ状態です。
それに比べて我が家のモーは、すっかり犬のお辞儀で爆走準備OKです。
ちょっと大きいが、犬の一種だと思ったようです。
飼い主の制止も振り切り、雪ちゃんを追いかけ回しています。
勢い余って誰かの畑の上を横切った気もしますが、気づかなかったことにしました。この飼い主にしてこの犬あり。

モーは仲良く遊んでいるつもりですが、とんでもない勘違いです。完全に嫌がってます、しかもかなり。
しかし、何度追いかけても追いつけない鈍足が哀しい....

ついに雪ちゃんは普段面倒を見ている奥様、総枝さんの後ろに逃げ込みました。
その瞬間、総枝さんの目に「うちの子になにさらすんじゃい、このボケ! 」という憤怒の炎が燃えさかり、恐怖も手伝って何とか興奮するモーを取り押さえることに成功しました。。。。

ごめんね、雪ちゃん。

その後、社長自ら夏涼しく冬暖かいFP軸組工法なるものを駆使したモデルハウスを案内していただきました。
いや、まあ買えるものなら買いたいんですけどねえ。
社長の貴重な時間をもっともふさわしくない家族のために浪費させてしまったようです.......

チェックアウトも済ませ、いよいよ帰路につきます。

せっかくなので、山道を抜けて軽井沢に立ち寄ることにしました。
その道中は、絶景、絶景、また絶景といった具合。

特に吾妻渓谷の紅葉はさすがに見事なものでした。

思わずポーズを取りたくなってしまう人がいるのも、やむを得ないことでしょう。

北軽井沢、軽井沢もきれいに色づいていました。

 

一企業でありながら環境問題への真摯な姿勢で有名なかの星野リゾートに立ち寄りました。次回、時間がある時にツキノワグマとの共生の研究で名高いピッキオのエコツアーにも参加してみたいと思っています。

村民食堂で夕食。
名前に似合わず全面ガラス張りのモダンなカフェ風です。
店の前の木にモーを繋いでおいてよいか確認したところ、迷惑をかけない犬であれば店内で席を用意してくれるとのこと。

よく見ると店先にペット同伴に関する注意書きが張られていました。
・犬を家族として同伴する昨今の風潮を歓迎する。
・ただし、同伴可能なのはよくしつけられた犬を想定している。
・具体的に言えば、食事の間机の下でおとなしく伏せていることが求められる。
といった内容でした。(正確には覚えていません)
まさに、理想的なペット同伴への姿勢です。
いちいち掲示しないといけないところが、我が国の哀しいところですが.....

ただし、レストラン内に犬連れはまったく見あたらずけっこう勇気が必要だと思います。
いつもでしたら思い切ってモーも連れ込むのですが、なるちゃんがいるため今回は諦めました。
もっとも、ガラス張りで外が見えるので外に繋いでいても安心です。

隣にある温泉「トンボの湯」(入湯料はちと高いが、湯質・施設のデザインは素晴らしい)で入浴後、時間のかかる女性陣を待つ間にモーを連れて一人で先ほどのレストランの隣にあるカフェに行ってみました。
「犬一緒ですけどいいんですよね?」と聞くと、「えっ犬ですか?」と言われたあと「おとなしいワンちゃんであれば、ええ大丈夫ですよ」との反応。
先ほどの張り紙は従業員全員が把握しているわけではないのか、あるいは実際に屋内にまで連れ込む人は少ないといった様子でした。

軽井沢ですから、場内には写真のように犬を連れた人自体は多いようです。
基本的なしつけさえ出来ていれば臆することなく同伴することが出来る施設が増えています。
モー共々、もうちょっとがんばれば旅行先でも快適に楽しめそうです。

その後アウトレットモールに立ち寄って今回の旅を終えました。

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