2008年6月7日

絶景.....のはずだった、赤城山・黒檜山へ

梅雨晴れとなりそうな予報だったので、一家総出で赤城山の最高峰・黒檜山へハイキング。
実は昨年紅葉の時期に一度計画を立てたのだが、前日になってみーたんが鼻水たらし始めたので、急遽取りやめにした経緯のある山である。ちなみに、「赤城山」とは、この黒檜山をはじめ駒ヶ岳、地蔵岳等々複数のピークの総称とのこと。

この山は、火山湖である大沼側から黒檜山〜駒ヶ岳と縦走して大洞の辺りに下るのがもっとも一般的なコースのようだが、「急登や岩場がない」「樹林帯が多く初夏でも涼しい」「人が少ない」といった理由から、今回は反対側に位置する花見ヶ原森林公園キャンプ場から山頂を目指すことにした。赤ちゃん背負って歩くので危険な場所は避けたい、犬にはすでに日中の直射日光はキビシイ季節である、などなど犬+赤ちゃん連れハイカーとしては、コース選びも色々面倒なのだ。
もっとも、コースタイム自体はかえって長くなってしまうし、展望のない樹林帯をダラダラと登り続けるのは、精神的にけっこう疲労する(人もいる)。基本的に森の中をぶらぶら歩くのが好きなぼくには好ましいトレイルだったのだが、久しぶりの山歩きだったモータンは終始バテバテで文句ブーブー、うるさいことこの上なかった。

結局、梅雨の晴れ間の大絶景、の予定は予定通りにならなかったのだが、各種ツツジを愛でながら歩く、の予定はまぁ予定通り。
白くけむった霧の中にツツジの紅色が浮かぶ様は、幻想的でなかなかステキでした。
山頂手前の御黒檜大神石碑のある鳥居からはみーたんにも歩かせて、一応自分の足で日本百名山初制覇。1歳3ヶ月の金字塔???なり。
余裕があれば駒ヶ岳もピストンしてこようと思っていたのだが、時間もないし眺望もイマイチだしモータンも無理っぽいし、ということでゆっくりお弁当食べて記念写真撮って、もと来た道をそのまま引き返した。
もともと観光地のような雰囲気の山である上にちょうどツツジの季節ということも影響してか、山頂付近では大人数の団体登山客と何度もすれ違った。ツアー登山ってヤツなのかなあ。
赤ちゃん背負って登ってきた家族にも2組ほどお会いしたが、さすがに犬+赤ちゃん連れは珍しかったようで、道中大勢の方々から声をかけられました。

それにしても、荷物と共にずっと背負って山道を歩くのは、さすがにキツイ体重になってきたみーたん。せめて半分くらいは自分の足で歩けるように、早くなって欲しいものだ。
何かのトレーニングしているみたいな重さだったぞ。ふぅー。

絶景.....のはずだった、赤城山・黒檜山へ リポート

投稿者 かえる : 23:37 | 犬連れキャンプ/トレッキング

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コメント

家族でハイキング、意欲的に続けてますね。
最近は抱っこひもやおんぶひもが肩に喰い込んで
すぐ痛くなるので、赤ちゃんづれの長時間の移動や山歩きはあきらめています。
かえるさんは使っている道具も良いようですが、
なによりも気力と体力ですね。

投稿者 あゆむ : 2008年6月9日 22:27

あゆむさん

チャイルドキャリアにけっこう投資したので、積極的に使わないと損ですからね。
もっとも、さすがに最近では、荷物と一緒に背負って山道を歩くのは大変になってきました。かといって自分の足でちゃんと歩けるわけでもないし、家族でハイキングするのはお互い今が一番大変な時かもしれませんね。
背負って歩いているだけで、ソロテント泊のトレーニングになる気がするほどです。
体力足りない分は、気力で何とかカバーです。

投稿者 かえる : 2008年6月9日 23:12

良いお天気に恵まれて、きっとどこか山登りに出かけたのではと思っておりました。しっかり体鍛えているかえるさん、お疲れ様!
それに、みーたん、ちゃんと自分の足で頂上を踏めてえらい!モーフィーにはそろそろ暑い頃だったかな?でも写真はご機嫌の顔ですね。
それと、モータンもお疲れ様。ちょっとブツブツ言いたくなる気持ち良くわかります。
我が家の初めての山は娘が2歳の時の筑波山でした。後半はおんぶばかりの娘にバテたのはやっぱりパパでしたよ。それでも4歳頃からはしっかり歩けるようになって家族登山は随分長く楽しむことができました。
赤城はまだ登ったことがありませんので、今度お話聞かせてくださいね。

投稿者 kaiママ : 2008年6月10日 21:27

kaiママさん

カルデラ湖を擁している関係でガスが沸きやすいのか?、残念ながらあの日の赤城山周辺の天気は時折薄日が射す程度の曇り空だったのです。まぁ、直射日光も風もなかったので、かえって過ごしやすかったですけどね。
みーたん、すれ違ったみなさんに「あら、あなたは楽でいいわね〜」と言われておりましたが、せっかくなので山頂周辺では自分の足で歩かせてみました。モーは、山頂部では暑くてちょっと困っていたようですが、久しぶりの山歩きはかなり嬉しかったようです。
モータンは、コンクリで舗装されていたりエレベーターで頂上まで登れるような山をお望みのようですが、生憎ぼくはそういった雰囲気は好みではないので、これからも行く山行く山でブツブツ言われることになると思われます。ちなみに、今まで歩いた山すべてで、登りの間は必ず文句言ってましたよ。
筑波山、昨年の紅葉の時期にこの赤城山と並んで候補に考えていた山です。コースも色々あるし、人の多ささえ気にしなければ家族のハイキングには最適そうですよね。
しっかり歩けるようになるのって4歳くらいからなんですか?!.............それまでおんぶし続けるのはツラそうだなあ。。。

投稿者 かえる : 2008年6月11日 00:09

かえるさん
動画つきのレポート楽しませて頂きました♪
このコースは私もぜひ行ってみたいですね〜
モータン転んでたけど大丈夫でしたか
みーたんとモーフィーの会話、思わず笑っちゃった
キャンプ場もいい感じですね
頂上の写真、モーフィーが笑ってる〜

投稿者 michiyo : 2008年6月16日 21:40

michiyoさん

このコースはずっと樹林帯でダラダラと登り続けることになるので、比較的退屈しないツツジや紅葉の季節がオススメかな。空気が澄んでいれば、山頂からの眺望は絶品のようですよ。
小綺麗なキャンプ場だし、安くていつも空いていそう(ちょっと寂しいくらいでした)なので、ボーイスカウトの団体とかとぶつからなければ、宿泊とセットで楽しむのもいいかもしれませんね。
モータンは、何度注意しても、毎回必ず転びますね〜。一度も怪我していないのが不思議なくらいです。
今回もマンガみたいな転び方をしていました。困ったものです。


投稿者 かえる : 2008年6月17日 00:27

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