2005年6月29日

立呑万歳 - 兼屋

立ち飲み屋はいい。
立っていられなくなるほど酔うと、物理的に店にいられなくなるところが合理的だ。
要するに、陽気なヨッパライはいても、醜い泥酔者がいないというところに清潔感があって好ましい。

以前にも書いたが、日本文学史上屈指の居酒屋小説(って言ったらファンは怒るだろうが...)「センセイの鞄」を読んだ当時立ち飲み屋に凝っていた。
浦和にはあんまりないよなぁ、とマイ立ち飲み屋ブームが終わった頃にオープンしたのがこのお店。
気さくなオーナーご夫妻(たぶん)と、あれこれ気軽に楽しめる沖縄料理の小皿が魅力。

残念ながら、こぢんまりとしたスペースの人気店故犬の同伴入店は不可。
店の前の道も狭いので、犬を繋いでおくと苦手な人は通れないだろう。
もっともスタッフは犬好きで、今日もモーは可愛がっていただきました。
よく煮込まれた豚肉までいただいてしまって、ヤツはすっかりご機嫌、尻尾ブルンブルン。


仕事帰り、妻が散歩を兼ねて駅方面に来るとのことであれば、ぼくはここでビールを飲みながら待つことにしています。

立呑喰処 兼屋
さいたま市浦和区仲町1-8-6
TEL:048-834-2151

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2005年6月27日

本格焼酎で梅酒

去年、はじめて本格焼酎を使って梅酒を作ってみたら、とても美味しかった。

今年もやろう!、と酒屋を覗いたらレギュラー酒のくせに最近はやたらと手に入りづらい芋焼酎を見つけた。
ラッキー!

これを使った梅酒を飲ませてもらったが、ベーリー美味。
今年はコイツと黒糖焼酎でチャレンジしてみることにした。

一年後が楽しみ、楽しみ。

投稿者 かえる : 01:15 | | コメント (4) | トラックバック (0)

2005年6月26日

パフ&モー

久しぶりにモーの彼氏のパフィン&パフママが遊びに来てくれた。

しばし激しく戦った後、熱いディープキッスを交わす恋人達

ちなみにパフママは、仕事のかたわら訓練士目指して学校に通っている。
躾でお悩みの方は、相談承りますのでご一報ください。

投稿者 かえる : 23:55 | 今日のモーフィー/みーたん | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年6月26日

バテてます

暑いのはわかるけど、
そこは禁止ですよ!

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2005年6月25日

すべては愛のために - STAR WARS EPISODE III

完全なる「善」と絶対的な「悪」。
「フォース」と、その「ダークサイド」。

まったくの対極に位置するものとして描かれてきた、いやぼくたちがそう理解してきたそれらは、シリーズ最終作となる今作で劇的に異なる貌を覗かせることとなる。

ジェダイとシスは、実際にはほとんど同じ存在である
死は、生の一部分なのだ

9.11とそれ以降の世界がこの壮大な物語に与えた影響は、あまりに大きい。

「世界の平和と安定」のために、民主主義を謳う共和国制が崩壊し、帝国が誕生したその瞬間、パドメは呟く。
自由はこうやって死んでいく、万雷の拍手の中で

お気楽なSFドンパチ映画は、9.11を経て哲学的な叙事詩へと変貌し、物語の最後のピースがはまる。
フォースは常にダークサイドを内包し、
生は死なくしては成立しない。
そして、すべては愛のために。


ダークサイドへ堕ちたアナキンについて、死の間際パドメが漏らした言葉は、アメリカ人・ジョージ・ルーカスからの世界へのメッセージではないか。

でも、彼の中にまだ「善」は確かにあった


STAR WARS

投稿者 かえる : 23:31 | 映画 | コメント (4) | トラックバック (3)

2005年6月25日

沖縄そば・琉球家庭料理 「ゆんたく」

「写真付き!賃借犬日記.略して【写犬】」さんで紹介されていた住宅街の中にある沖縄そば屋さんに行ってみた。

我が家から10分もかからないし、散歩コースのひとつでもあるのだが、今までまったく気づかなかった。
それもそのはず、外見はまったくの普通のお宅。土・日のランチタイムのみの営業なので、この時間にここを通ることがなかったのだ。

お邪魔しまーす、と玄関を開けると、本当にごく普通の沖縄のお宅のお茶の間にお邪魔している錯覚に陥ることになる。
まさに、お茶の間沖縄食堂。
妻はソーキそば、ぼくは沖縄そば/チャンプルー/赤飯/サーター・アンダーギのセット、を頼んだ。
沖縄の石川市ご出身のオーナーの手料理には、これぞ家庭料理というあたたかさを感じる。

店名の「ゆんたく」は「おしゃべり」の意。
美味しい料理を囲んでおしゃべりの輪ができるように、との願いから名付けられたとのこと。
いつの間にか座の中心となっている、人見知りしない元気なお孫さんも、この店の魅力かな。

入店した際、その男の子のお父さんかと思った男性は、なんと前述のブログの管理人wanreiさんだった!
残念ながらデュークくんはお留守番とのことでしたが、しばしゆんたくを楽しみました。
きっとこれから浦和のあちこちでお会いすることになる予感.......ヨロシクです!

孫と遊んでくれたから、とコーヒーやらアンダーギやらをさらにいただいて、会計は二人あわせて1100円。
マジで?!

ゆんたく
さいたま市浦和区本太3-16-13
TEL:090-2469-1697
営業:土日 110:00〜15:00
※基本的に土日の営業ですが、不定期でお休みされることもあるようです。

フォトアルバム

投稿者 かえる : 16:33 | おいしいもの | コメント (10) | トラックバック (0)

2005年6月24日

思へば遠く来たもんだ - 教科書でおぼえた名詩

子供の時に広く感じた広場や校庭に、大人になってから訪れると、そのちっぽけさに驚くことがある。
それとは逆に、子供の時にほとんど気にもとめていなかった言葉が、大人になると圧倒的なリアリティをともなって理解出来るようになることがある。

「教科書でおぼえた名詩」は、中学・高校の教科書で学んだ(はずの)有名な詩を集めた本である。
あらためて読んでみると、やっぱり名作揃いなんですね、学校の教科書は。
読書感想文さえ廃止すれば、国語はもうちょっと人気科目になるんじゃないかしら。
アレってホントにばかばかしいよなぁ。

直立小熊猫「風太くん」フィーバーが吹き荒れる昨今、高村光太郎の「ぼろぼろな駝鳥」はまだ教科書に載っているのだろうか?

茨木のり子の「わたしが一番きれいだったとき」の最後の「ね」の巧妙さに込められた意味が、今は少しわかる気がする。

そして、中原中也「頑是ない歌」は.................セツナイ
まさに頑是ない子供達にあの詩を学ばせようとしたことには、実はふかーいふかーい意味があったのかもね。

投稿者 かえる : 23:49 | | コメント (4) | トラックバック (0)

2005年6月23日

イジケてます

最近、登場回数が少ないのでイジケ気味...........

投稿者 かえる : 23:54 | 今日のモーフィー/みーたん | コメント (2) | トラックバック (0)

2005年6月23日

ビブ友からメール

ビブリッジで友達になっていただいたリーフ家から、妻が写真同封のメールをいただいた。

我が家と同じ県内に住むリーフ家は、今年キャンプ場内にログキャビン建設を決行。
ほぼ完成して、今週末はペンキ塗りに精を出すとのこと。
いいなぁ、いいなぁ、楽しそう。

ゴールデンのリーフちゃんは、躾の行き届いた超お利口犬。
どれだけご夫妻に大切にされてきたのかが、見ているとよくわかります。
「ウチは吠えない躾だけはがんばってやってきたんですけど、それ以外は何もしてなくて......吠えることだけはないんですけどねぇ.......」とご主人に言い訳していたら、周囲に集まってきた犬に興奮してモーフィーが狂ったように吠えはじめたことがありました。
よりによってそんなタイミングで吠えなくても.............恥..........。
   
それにしてもビブリは、いつの間にか草木萌え緑が眩しいほどです。
来月のビブリングが今から楽しみ、楽しみ。

絶対に晴れろよなぁー!

投稿者 かえる : 23:30 | つぶやき | コメント (10) | トラックバック (0)

2005年6月23日

都市伝説、的なバー

そのバーは、大久保駅近くの清潔とはとうてい言い難い雑居ビルの中にある。
静かに流れる前衛的なヴァイオリンやアルゼンチンのギターデュオの演奏が途切れた瞬間には、隣のカラオケスナックの喧噪(なぜかアリスを歌う客が多いらしい)が漏れ聞こえてきたりもする。
メニューはなし、看板もでていない。
通りすがりにドアを開ける客は、まずいないだろう。
人気だった渋谷のバーを突然閉めて、数年後にカウンター5席のみのこの店をバーテンダーは一人ではじめた。
そして、彼がその店で供するカクテルはあきれるほど美味しい、らしい........

という噂を聞いたことがあるんですよ、一種の都市伝説ですかね?
と数ヶ月に一度訪れる新宿のバーで話していたら、
「昔からの知り合いの店ですよ」とのこと。
さっそく紹介してもらうことにした。

シンプルなインテリア。
想像とは違い、「気難しい」などということはないオーナー・バーテンダー。
一見すると、特別なものは見あたらない空間で、特別なカクテルが提供される。
美意識の結晶、だけが持つ強靭さ。
いやぁ、ああいうお店ってあるんですね。

店名はスペイン語の方言で「眼鏡」という意味らしい。
都市伝説的なバーテンダーは、当然眼鏡をかけていた。

投稿者 かえる : 00:08 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年6月22日

立ち呑み「モルガン」

「ウチごはん&ソトごはん」のカンザワさんがはるばる浦和に遠征された際に立ち寄ったという記事を読んで以来、件の「モルガン」に行く機会を窺っていたが本日やっと願いがかなった。

本や映画に影響されやすいミーハーなぼくは、川上弘美の「センセイの鞄」を読んで感動した数年前には、あちこちの立ち飲み屋にずいぶん通ったものだった。
似たような人は多かったらしく、その頃立ち飲み屋がちょっとしたブームになっていたように思う。
ところが、最近また流行復活の兆しがあるのだろうか?
電車内のつり革広告などで、グルメ雑誌で特集が組まれているのを見かけたりする。

都心の流行は、一呼吸後れて我が街のような地方には流れてくる。
もともとあった駅前の立ち飲みに加え、気さくなご主人の営む沖縄モチーフの立ち飲みが確か去年オープンしたと思ったら、この「モルガン」の登場である。
閑古鳥が鳴いていたナカギンザも少しは賑やかになりそう。浦和の「ハモニカ横町」化するのか?
このお店は、とりあえずの試験的なオープンとのこと。
でも、メニューの文字フォントやお酒のセレクションですでにオーナーが誰なのかはバレバレのような気もするなぁ。
お店の方に確認したら、案の定だった。まぁ、別に隠しているワケじゃないか。

レバ刺しが美味。これが旨い店は無条件に信用することにしている。
それ風の内装はまだアジをだすには至っていないが、串焼きの煙に燻されるうちに貫禄をつけていくことだろう。
店名の由来となっているラムは、以前にこのブログで登場させた激安品ということに気づいてびっくりした。
なぜかワインのチョイスは、Kaiママさんお気に入り「ディアボラ」オーナーソムリエさんによるらしい。

帰宅前に軽く一杯、に最適なお店が出来て大変喜ばしく思いますぞ。

立ち呑み「モルガン」
さいたま市浦和区高砂2-12-6
TEL : 048-823-9566

投稿者 かえる : 22:48 | | コメント (9) | トラックバック (0)

2005年6月22日

犬の夏バテ予報

これからの季節、犬の散歩にはホントに気をつかいます。
同じような悩みを持つ飼い主さんも多いのだろう。
「犬用の天気予報」サイトが7月からオープンするとの報道があった。
犬が熱中症にかかる危険度を、4段階に分け1時間毎24時間後までグラフで確認することができるとのこと。8月一杯まで開設されているらしい。
先ほど記事のURLにアクセスしてみたがまだ公開はされていないようだった。
http://www.pedigree-otenki.jp/
我が家もそろそろ朝の散歩時間を少し早めなければならない季節になってしまった。
やれやれ。

そういえば、「動物愛護法」の改正も成立したらしい
動物取扱業者の規制強化が行われたり、動物実験に関して3Rの理念が明記されることになったようだ。
また、動物虐待等の罰則も強化されている。

犬を飼い始めてから、動物関連のニュースに敏感になりました。

投稿者 かえる : 13:04 | つぶやき | コメント (0) | トラックバック (4)

2005年6月21日

ワンコとキャンドルナイト

「100万人のキャンドルナイト」最終日。

モーの散歩に出かけたらワン友さんと鉢合わせしたりもして、しばし歓談。
1時間遅れでスタートして11時過ぎまでキャンドルタイム。
ビール片手に、「MAGICAL MYSTERY TOUR」を小さな音量で楽しみました。
ぼくの生まれた年に発表された作品。

ビートルズはやっぱりイイね。
おっしゃるとおり!、と真っ黒オバケもうなづく。
All You Need Is Love、ってか。

投稿者 かえる : 23:30 | 今日のモーフィー/みーたん | コメント (7) | トラックバック (2)

2005年6月20日

供血のお願い

供血とは、犬の手術等に際し(愛犬の)血液を提供することです。
ゴールデン、ラブラドール、フラットなど、日本でも増えつつある大型犬種は、供血して頂く必要も多い犬種、供血するのにも適した犬種とのこと。
たしかにその通りだと思います。
いつこちらがお世話になるかわからないので、健康だけは自慢の我が家の愛犬も若いうちに協力させていただこうと思い、何ヶ月か前に協力したい旨の連絡をさせていただきました。
結局その時は有志の方が多く、補欠要員で終わりましたが、機会があれば必要とされている方の力になりたいと思っています。
愛犬が健康であるうちは、この手のことに関心が低いのもやむを得ないことだと思いますが、健康な犬であればあるほど本来望まれている条件に近いはずです。
特定の奉仕精神にあふれた方だけが苦労されるのではなく、条件が合い日程的にも都合の付くごく普通の飼い主と愛犬がその時々に手を挙げれば、本来充分賄っていけるものなのではないでしょうか。

一度実際に自分で体験してみてから(体験するのはモーですけど)リポートと協力要請バナーのページを作成しようと思っていましたが、本日緊急に協力の要請記事が出ておりましたので、今回は我が家は協力が不可能なこともあり、急遽有志のご協力を呼びかけたいと思います。

緊急!! M・ダックスのシャインちゃんの供血をお願い致します。

埼玉県所沢市の病院に来て頂くことのできる、10キロ以上5歳位までの犬を探しています。

犬の名前:シャインちゃん(ミニチュア・ダックスフンド)
年   齢:11才
入院先の病院:埼玉県所沢市です。

状   態:甲状腺ガン腫瘍摘出の為、埼玉県所沢市の病院にて6月22日(水)に手術をすることになりました。万一に備えて供血をしていただけるわんちゃんが必要となりました。大変急で申し訳ないのですが、前日までにクロスマッチ検査をしに病院まで来ていただける方で当日待機していただけるかたを探しています。どうぞ宜しくお願い申し上げます。


詳細はこちら、もしくは下のバナーをクリックしてください。

なお、健康な犬であれば、採血による健康上の影響はほとんどないそうです。
また、手術の状況によっては、輸血に至らないケースも多いようです。
さらに、各種の検査等を行っていただけるというメリットもあります。
供血・輸血について詳しくはこちらを参照ください。

日程的に急を要していると思われます。
ご協力、よろしくお願いいたします。


投稿者 かえる : 23:29 | お知らせ | コメント (2) | トラックバック (0)

2005年6月19日

毒味してもらった.....

新しい物を買ったら、見せびらかしたくなるのが人情というもの。
キキ家が来ているというので、新品のダッチオーブン持っていつものドッグランへ。
ついでに囲炉裏をお借りして、師匠に味見、いや毒味してもらった。


その他被害にあったのは、リバゴホ家、コニー家、クマ家の方々。
遅くまでお付き合いいただいて、ありがとうございました。
なんか予定とは違う料理が出来上がってしまいましたが、デビューということで許してちょ。

これじゃイカン!、ということで、天気がよさそうなら7月9,10日に、「勝手にキキ家に弟子入りキャンプ」に行くことになりました。
マックパパさん、もし見てたらご連絡ください!
他にも、ゴミ・犬のウンチ持ち帰り、トイレ遠い、自然のままのワイルドなキャンプ場でもOKで、興味のある方がいましたらご一報ください。

晴れるといいな。

投稿者 かえる : 22:57 | 今日のモーフィー/みーたん | コメント (16) | トラックバック (0)

2005年6月19日

テラスだけキャンドルナイト

日本発で今や世界に広がりつつある「100万人のキャンドルナイト」は本当にナイスなイベント。
SONY・ウォークマンやトヨタのプリウスと並ぶ、世界に誇れる革命的発明だ。
忍耐や犠牲や我慢ではなく、知性と想像力で世界を変えていこうというのが素晴らしい。

東京タワーが消灯して、その足下の増上寺では一面のキャンドルに照らされ、ピアノと能のコラボレーションにポエトリィ・リーディング。
もしかして、トーキョーは世界でもっともカッコイイ都市になりつつあるんじゃないの?!
腕さえあれば写真コンテストも応募しちゃうんだけどなぁ。
コレもおもしろそう。

主催者の一人が先日ラジオ番組で、本当に恐ろしいのは、地球温暖化とかじゃなくて、自分一人が何をしても世界は変わらない、という諦観が蔓延することだ、みたいなことを言っていた。深く同意。
夏至の夜のある時間、電気を消してキャンドルを灯す、ただそれだけの事でもし街の一画が一斉に薄暗くあたたかいヒカリに包まれたりしたら、もしかしたら本当に世界は変わるのかも?、と実感出来るんじゃないだろうか。
想像力バンザイ!

「私にできること」もちょっとイイね。

いつものドッグカフェは、夕闇に包まれる時間にはテラスだけキャンドルカフェになる。
100万人のキャンドルナイト初日は、ちょっとだけキャンドルナイト、でした。

投稿者 かえる : 14:14 | つぶやき | コメント (0) | トラックバック (1)

2005年6月18日

お待ちしておりました -及甚 ダッチオーブン

発注から待つこと3ヶ月。
やっと届きました「及甚」のダッチオーブン。

南部鋳物の伝統技術を駆使した及甚ダッチは「漆の焼付け」という技法を用いているため、錆びにくく基本的にはシーズニングもいらない。
もちろん、ほどよく鉄分も溶け出すそうだ。
焼き付け効果は何度も炎で炙られるうちに落ちていくようだが、その頃には立派なブラックポットに成長しているので心配には及ばない、はず。

1台目として選んだのは、「Oijin26でぃーぷ」。
わがままリクエストの仕上がりも、バッチリ!
もちろん自宅のコンロでも使用できるが、その場合はル・クルーゼの方が、同様の効果を持ちながらも使い勝手は上。
やはり本領発揮は、キャンプでの「材料入れて放っておくだけ料理」であろう。
キャンプに行く口実が増えたのは、大変喜ばしい。

そんなわけで、キキ家はじめ諸先輩方の教えを請いつつ、キャンプで自宅キッチンで、これから日々修行に励む所存です。

フォトアルバム

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2005年6月18日

青山 SARA

深夜残業の後、この界隈で食事をとろうと考えた時、選択肢は限られている。
ほとんどの場合、30年以上前から24時間営業を行っているという「SARA」に足を向けることになる。

カワイイ顔したタレントの卵が広告代理店のオジサン達相手に営業活動に励んだり、クラブ帰りの若者達がノー天気な会話を交わしたりするのを横目で見ながら、夜中の1時2時にビールとコッテリとしたサラマンマを胃袋に納めるのは、不健康かつ不道徳な行為だけが持つ独特の快楽に満ちている。
思えば遠くへ来たもんだ、と中原中也的感慨にふける中年男の自虐的な悦びなのです。

ビーフシチュー・バターライス、ドリグラ、etc.......こんなこと毎日やってたら死にます。
でも、早死にしてもいいかも.....、と一瞬思ってしまう深夜の外苑西通り。

ああ、今日もジャズタクシーは掴まらなかった.........残念。

投稿者 かえる : 05:08 | おいしいもの | コメント (4) | トラックバック (1)

2005年6月12日

カボチャの記憶、ヒトの根っこ

小山薫堂さんがナビゲーターをしているJ-WAVEの番組「THE DAYS」が、けっこうおもしろい。
週替わりゲストとの短いトーク番組なのだが、著名人達の知られざる側面に触れることが出来る。
この番組を聞いて、「石田純一って、頭もいいし、魅力的、いいヤツだなぁ」とか思った。
先週のゲストは、「北の国から」で有名な脚本家の倉本聰さんだった。

彼の作品作りは、まず登場人物の「根っこ」となる部分を徹底的に考えることから始まるとのことだった。
どこで生まれ、どんな風に育ち、どんなあだ名で呼ばれ、どんな本を読んで、どんな恋をしてきたか。
小さなエピソードを事細かに構築していく。
もっとも、それらは直接的には作品には登場しない

例えばこんな例を挙げていた。
黒板五郎は高校時代はかなりヤンチャをしていて、2度も女性を孕ませてしまったことがある。一度ヤッちゃうと必ず妊娠させてしまうので「一発屋のゴロー」 (ちょっとこれは違う名前だったかも )というあだ名が付いていたくらいであった。
不良の五郎が間違いをおこすと、彼の母は五郎を連れて平身低頭ひたすら相手の両親に謝りに行ったものだった。
その時に母が必ず持参したのが、カボチャ。
だから、純が同じ過ちを犯したときに、五郎がカボチャを持参したのは偶然ではない。
彼の記憶のどこかに、ひたすら床に頭をこすりつけていた母の姿と共に、持参したカボチャが刻み込まれていたのだ。

木には必ず根っこがある。
だからぼくは、人にもあるであろう根っこをまず考えるんです。

そんなようなことを言っていた。
スゴイ!
この思想と作業があってはじめて、あのドラマはあれほどの傑作となったのだろう。
一人一人の登場人物に、本当に血が通ったのですね。
富良野に行ったら、マジで純とか中畑和夫とかいそうだもんね。

ちょっと、感動しました。


投稿者 かえる : 18:32 | つぶやき | コメント (4) | トラックバック (0)

2005年6月11日

勝手にチョーチャーチャー

算数の苦手な小学生だった。
1+1=2、に異議申し立てをしたいと思ったものだった。
リンゴ+リンゴはリンゴ2個にあらず。
それ以上の美味しさと幸せ感を生む魔法の方程式だと確信していたのです。

いつものドッグラン付属のドッグカフェ。
突然イイコト思いついた。
サイドメニューの叉焼を、焼き飯の上に載っけてみた。

チャーシュー+チャーハンは、チャーシュー・チャーハンにあらず。
おいしさ無限大のチョー・チャーシュー・チャーハンなのだ。
略して、チョーチャーチャー。
ほとんど略されてないけれど。。。

投稿者 かえる : 23:53 | おいしいもの | コメント (2) | トラックバック (0)

2005年6月11日

愛犬と幸せになる四柱推命

本が好きなので、何かに熱中しはじめるとそれに関する書物を見境なく集めてしまう困った癖がある。
以前は、おもにフライフィッシングを中心とした釣りに関する本を買い集めていた。
今はもちろん犬に関するものが、マイブームである。
表紙に犬の絵が描いてあったり、「犬」という文字があるだけで、手に取ってしまうし、「ラブラドール」なんて書いてあったら即「買い」である。中身のクオリティや評判はほとんど考慮せずに、です。
やれやれ。。。

つい最近買ったのは「ドッグズ・マインド―最良の犬にする方法・最良の飼主になる方法」「犬連れ北海道3000キロの旅」
そして、この「愛犬と幸せになる四柱推命」。ペットブーム便乗企画もついにここまできたか!、の愛犬との相性占い本。われながらアホ、である。
でもねえ、2時間くらいたっぷり楽しめますよ。

ちなみにモーの性格と運勢は、
「比肩のマイペースに印綬の知性がプラスされ、発展的な運気となります。どんな人とも犬とも、比較的うまくやっていくでしょう。何かの大会で賞を取ったり、飼い主に幸運を運んでくれたりすることもあります。」
おー、まったくその通り!!!............か???

ワタクシはどういう飼い主かというと、
「ユニークな発想を持ち、それを世に問おうとまじめに努力します。マニアックになりすぎないよう、バランスをとりましょう。愛犬に対しても、万事あまり凝りすぎないほうがいいかもしれません。」
よけいなお世話ですッ!

妻はというと、
「何事も器用にこなしますが、自己満足に終わることも。偏印も傷官も感情の起伏が激しい星なので、その気質が強く現れます。ただ、年齢とともに丸くなるでしょう。愛犬には甘い保護者かもしれません。」
ふむふむ、なるほどね。

そして、我々と愛犬との相性は、
「偏印も比肩も自分のやりたいことをまげないので、互いに自己主張してぶつかり合うように思えますが、実は意外にうまくいく組み合わせです。
竹を割ったような性格の愛犬は、自分の行動を妨げられない限り、新しいもの好きのあなたが何をしてようがあまり気にしません。<中略>
はた目には、てんでに好きなことをしている不思議なふたりと映りますが、本人たちは、いたって幸せです。」

つまり、「それぞれが好きなことをして幸せ」だってさ。
ぼくも妻も「元命」というヤツは同じなので、二人とも上記のようにモーとの相性はバッチリ(??)の模様。
ところが、問題は我々夫婦。元命「偏印」は、「遊び相手としては最高だが熱しやすく冷めやすい」、だと。

うーむ、まぁ、いいか。
犬はかすがい、ってことで.......

投稿者 かえる : 14:25 | | コメント (3) | トラックバック (0)

2005年6月9日

深夜の看板犬、あられちゃん

深夜の外苑西通り。
このブルドッグ、ずいぶん精巧にできた置物だなぁ〜!
と思ったら、ホンモノだった。びっくり。
レストランのエントランスをまかされたドアマンならぬドアドッグなのか!?
階段から下には絶対に下りてこないように、ちゃんと躾られてるみたい。
よく見ると店名も「ブルドッグ」、これぞまさに看板犬です。
もっとも、犬が苦手な人は絶対入店を躊躇すると思われますな。

どうやら店内犬連れOKの鉄板焼き(たぶん)のお店らしい。
ネットで調べてみたら、ブルドッグ愛好家のオフ会などもよく行われているようです。
ちなみにこのコは、「あられちゃん」とのこと。

今度、食べに行ってみよっと。

無留奴津倶 ブルドッグ

後日追記※すでに、閉店されたようです。

投稿者 かえる : 02:54 | 犬連れグルメ | コメント (6) | トラックバック (0)

2005年6月5日

SUPERSTAR JAZZとCYNDI LAUPER

「SUPERSTAR JAZZ」というコンピレーション・アルバムを買った。
海外の著名なロック/ポップスアーティストは時折ジャズのスタンダードをカバーすることがある。このアルバムはそんな演奏を集めたものである。

ぼくはゲテモノ好きなので、この手の他ジャンルのアーティストのジャズカバーみたいなものが決して嫌いではない。
このアルバムに収められた演奏も、ほとんどのものはオリジナルで持っているか、耳にしたことがある。
なので、けっこう聴くのを楽しみにしていた。
ところが、ところが、まとめて聴くとやっぱりイマイチなんですね。
THE BANDのような歴史的名演はともかくとして、おしゃれロックおじさんや歌唱力抜群ポップスシンガーたちの必死の歌唱表現は、なんだかtoo muchすぎる感じで、どうにもいただけない。
ハリウッド的いかがわしさに満ちたバリーマニロウの堂々たるエンターテイナーぶりが、むしろ清々しく感じてしまうほどでした。
たぶんロック/ポップスの感情表現とジャズのそれはまったく異なるということなんでしょ。
あ、でも日本代表の我らが宇多田ヒカルちゃんはなかなかよかったッス。

ともかく、そんな中で圧倒的に素晴らしかったのがシンディ・ローパーの「MAKIN' WHOOPEE」。
トニー・ベネットとの洒脱なデュエットは圧巻です。
ここまで上手いと、ジャンルとかは超越するんでしょうね。
この演奏が収録されているオリジナルの彼女のアルバムも、思わず追加注文してしまった。

昨日注文したそのアルバム「AT LAST」が、つい先ほど届きました。
ロックスターによるスタンダードカバーでぼくが一番好きなJANISの「Summertime」と併せて、今から聴く予定。
楽しみ、楽しみ。

投稿者 かえる : 18:19 | 音楽 | コメント (8) | トラックバック (0)

2005年6月4日

勝手にドッグイタリアン食堂 - SOMETHING

我が家から歩いていける距離に、現在のところ一軒だけドッグカフェがある。
今朝の散歩はその「Woo Pee Cafe」に行ってみようと思い立った。
テクテク歩くこと十数分、さいたま市役所脇の道路沿いにある店舗に到着したが、ドアは閉じられたまま。
9時から営業と思っていたが、後で確認するとそれは平日の話、土・日は11時からとのことであった。もっとも今日訪れた時間は10:50くらい。10分前になってもまったく人の気配はなかったというのは、ちと不思議ではあった。
まあそれはともかく、ここは次回のお楽しみに取っておくことと相成りました。
ちなみに、並びにある蕎麦屋は浦和の中では個人的に「土合やぶ」に次ぐお気に入り。とくに濃厚なそば湯は、他ではなかなか味わえない。コストパフォーマンス的にはこちらの方が上であろう。
よく行く居酒屋の店長に教えてもらった密かな名店です。

まいったなー、と言いながらとりあえず駅方面へ。
都会とは違い、犬が一緒だとコーヒー一杯飲むのも一苦労なのがツライ。
21世紀になってもダサイタマ、あーダサイタマ、と鼻歌を奏でていると、天啓のようにひらめいたのです。
久しぶりに「SOMETHING」でランチっていうのはどうかしら、たしか店の外にテーブルがあったぞ!、と。

SOMETHINGは10数年前からたびたび訪れているお気に入りの、カジュアルなイタリアン食堂。
サラダに付いてくるドレッシングが超美味!
ニンニク好きにはたまらん「真夜中のスパゲッティ」は麻薬のように癖になる!!
「洋風ネギトロ」さんにもホントお世話になりっぱなしです!!!
そして、ここのティラミスがねぇ、罪作りなヤツなのよ!!!!
語ると長くなるのでこの位にしておきます。。。

そうこうするうちに件の「SOMETHING」に到着したものの、開店は11:30からとのこと。
外のテーブルはもちろん犬連れOK!
目の前の玉蔵院脇の公園で開店を待ちました。

さすが歴史ある人気店。オープンと同時に続々と来店者が。
容器を持参で「ドレッシングください」のみのお客さんもいましたよ。
ランチセットとビールをオーダー。
サラダ、スープ、ミニデザートと飲み物が付いて900円はかなーり安いと思います。
ここは気取ったレストランではなく、気楽に楽しめる美味しいイタリアン食堂。
これからの季節、夜風を感じながらの犬連れディナーもいいなあ。
ただし、外のテーブルは道路に面していて、通行人はもちろん車も時々通るので、犬はテーブルの下や可能なスペースに伏せさせておいたほうがいいですよ。また、混み合う時間も避けるべきだと思います。

イタリア食堂 SOMETGHING

tel:048-822-0847
open 11:30am
close 23:30pm
※2005年6月現在、県内に3店舗がありますが店外席犬連れ可を確認しているのは1号店のみです。ドッグカフェではありませんし、犬が苦手なお客さんがいる可能性ももちろんあります。
利用に当たってはマナー等十分に配慮が必要です。

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投稿者 かえる : 23:14 | 犬連れグルメ | コメント (6) | トラックバック (0)

2005年6月3日

でんきを消して、スローな夜を    〜100万人のキャンドルナイト

私たちは100万人のキャンドルナイトを呼びかけます。
2005年の夏至の日、6月21日夜、8時から10時の2時間、
みんなでいっせいに電気をけしましょう。

ロウソクのひかりで子どもに絵本を読んであげるのもいいでしょう。
しずかに恋人と食事をするのもいいでしょう。
ある人は省エネを、ある人は平和を、
ある人は世界のいろいろな場所で生きる人びとのことを思いながら。
プラグを抜くことは新たな世界の窓をひらくことです。
それは人間の自由と多様性を思いおこすことであり、
文明のもっと大きな可能性を発見するプロセスであると私たちは考えます。
一人ひとりがそれぞれの考えを胸に、
ただ2時間、電気を消すことで、
ゆるやかにつながって「くらやみのウェーブ」を
地球上にひろげていきませんか。

2005年、6月21日、夏至の日。よる8時から10時。
でんきを消して、スローな夜を。
100万人のキャンドルナイト。



おーっと、あやうく忘れるところだったぜ。
夏至の夜が近づいてきていたのだった。
前回は残業続きの睡眠不足により、酒瓶抱えてほとんど眠っちゃったからね。
電気だけじゃなくて、ローソクも消せよ!という顛末になってしまった。
今回は気合い入れていくぜ!
もっとも今回も、現在進行形の死ぬまで続くかと思える深夜残業がまさに当日終了の予定、キケンな予感.........

「やっぱサイタマってダサイタマだよなー」ってくらい前回は県内の賛同イベントも少なかったが、夏も近い今回はけっこうイベントもあるようだ。居酒屋でキャンドルナイトもいいなぁ。迷っちゃって、まいっちんぐ。

週末はキャンプ場でキャンドルナイトっていうのもアリだな。
ランタン消してスローな夜を、みたいな。
まあ、そもそも電気もなく真っ暗なんですけどね。。。

100万人のキャンドルナイト

投稿者 かえる : 23:40 | つぶやき | コメント (6) | トラックバック (3)

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