2007年12月31日

みなさま、よいお年を!!!

「写真の中で家族がほほ笑んでいる。
一刻、一刻、過去となり、忘れ去られてしまう運命にあるなんでもない日常の中に、二度と見ることの出来ない、大事な小さなほほ笑みがある。写真はそれを鮮明に記憶してくれる。
家族がいつもいつもほほ笑んでいるわけではない。
悲しい時、苦しい時、誰かが怒っている時、夫婦ゲンカしている時などなど、日常茶飯事だ。
でもそんな時、わざわざ写真を撮る気にはならないだろう。
それより誰かがちょっとうれしそうな顔をしているのを見つけると、そそくさとカメラを手にとる。
だから自然とアルバムの中には、小さなほほ笑みが、たくさんつまってゆくのだろう。
悲しみは忘却のかなたへ、ほほ笑みは写真の中へ。」
上田義彦写真集「at Home」より


大好きな写真集、「at Home」。上記引用は、著者の写真家・上田義彦さんによる後書きです。
悲しい、苦しい、怒っている、後悔している..............そんな出来事ではなく、ほほ笑みの瞬間にこそ、記憶のシャッターもそっと切りたいものです。カシャ!

縁あって当サイトにご来訪下さった皆様に、心より感謝いたします。
今年も、モーフィーやブログを通して、嬉しい出会いや楽しい出来事が、ホントに本当にたくさんありました。人の心のあたたかさが、胸にしみた一年でした。
カシャ!、カシャ!!、カシャ!!!
どうもありがとうございました。

今後とも、「かえるリポート」ならびに「黒ラブ犬・モーフィーの悠々たる日常」を、よろしくお願いいたします。
悲しみは忘却のかなたへ、ほほ笑みはブログの中へ.................なんちゃって。
カシャ!

では、
みなさま、どうぞよいお年をお迎え下さいませ!!!

投稿者 かえる : 17:01 | つぶやき | - | トラックバック (0)

2007年12月28日

巨大宴会場、誕生 - MSR パビリオン 試し張り

例年よりちょっと長めの正月休み初日。
先日購入したMSRの「Pavilion」を、やっと試し張りすることが出来た。

キャンプ用のシェルター導入にあたっては、まずは「困った時のスノーピーク」ということで、あちらもこちらも皆さんご愛用の「リビングシェル」、またシルエットを一見するとパビリオンのパクリ.......改めお得意のスペック強化アレンジなのだが、おっと失礼スノピ曰く「パビリオン発表以前から開発を進めていた」との話である「ランドステーション」などを検討したものの、結局パス。
「リビングシェル」は誰に聞いても評判が良いし、性能的に申し分ないことは間違いないのだが、15kg近い重量はちょっとキビシイ。5ナンバーサイズのステーションワゴンに大人2人+赤ちゃん+犬+荷物を載せるとなると、オートキャンプといえども重量やサイズは気になるところなのだ。
同様に、「ランドステーション」も重量級である上に、カタログを見た限りでは設営がややこしそう。別の言い方をすれば、セッティングバリエーションが多彩、ということなのだが、当方の知能指数では使いこなせそうにない..........................と判断し候補から外れた。
最後まで迷ったのがKIFARUのティピーなのだが、価格と購入にかかる手間(国内代理店もないし、米国内のショップでもほとんど扱いがない)、なによりその形状故にテーブルや愛用のガダバウト・チェアを使ったオートキャンプ・スタイルだと様にならないし不便、ということで泣く泣く断念した。
そういったアレコレの末、最終的に購入を決定したのが、MSRのパビリオンである。

もっとも、どちらかと言えばMSRのテント・タープ類はあまり好みではない。
MSRは、かつて吸収したmossの製品デザインを踏襲したモデルを、現在でもいくつか販売しているが、そもそものブランドイメージ的には、むしろまったく正反対であるように思う。もちろん、それが悪いということではなく、モスと異なりMSRのプロダクツは質実剛健・実用性最優先、という印象なのだ。
そんなことから、火器類は非常に魅力を感じるのだが、(あくまでも個人的には)テント・タープに関しては今ひとつシックリこないところがあるのである。たった数日の滞在とはいえ、オートキャンプにおけるテントは大切な我が家。あまりに実用性一点張りというのも、味気ない気がするのです。
そういう意味では、このパビリオンも、さほど色気のあるモノとは言えないかもしれない。難民キャンプ的というか、兵舎的というか...............

ともかく、決め手となったのは、設営の容易さ。ついでに言えば、その気になれば焚き火も出来るフレキシビリティーなどなどである。
キャンプの際、設営は基本的にぼくが一人で行っている。別に望んでしているわけではなく、妻と一緒に行うと、途中でケンカになって、結局余計に時間がかかってしまうからである。
したがって、購入するテント・タープ類は、「一人で簡単に設営出来ること」が絶対条件なのだ。
その点、このパビリオンは、巨大なサイズの割には、一人でも10分もかからずにセッティングすることが出来る。四隅をペグダウンした後、2本のポールを立て、タープ中間の2点をペグで固定するだけなのだ。チョー簡単、感動。

試し張りの感想は..................
評判通りの設営しやすさ。
普通のオートキャンプ場ではともかく、ビブリでは何の問題もない快適なインナースペース。
バカでかいMSRのロゴはどうかと思うが、全体のシルエット自体はけっこう格好いい。
簡単に言うと、サイコーの野外宴会場。

どんな使い方をしようか?、今から楽しみです。

MSRパビリオン 試し張り ・ リポート

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※MSRパビリオンでのキャンプの様子は、下記のページのリポート(2008年度以降)からご覧いただけます。

かえるリポート / ビブリな休日

投稿者 かえる : 23:19 | お買い物 | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年12月23日

花陽浴でキャンドルナイト

お友達から貴重な日本酒をいただいた。

「花陽浴」-はなあび-の純米吟醸ひやおろし。
「ひやおろし」とは、 「春にできた新酒を夏の間貯蔵し、秋から冬にかけて2度目の火入れをせずに瓶詰めして出荷したもの」とのことだ。
華やかな香りと、贅沢な味わい。
やっぱり、持つべきものは、美味しいものを教えてくれる友ですなあ。
ホントにありがとうございました。

至福の時。
おいしいキャンドルナイトです。

投稿者 かえる : 23:35 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月22日

モーフィー時計、完成!!!

愛犬家たるもの、かわいい愛犬の写真を飾るのは当たり前。
もちろん自家製愛犬カレンダーも作ります。
ところがそれでも飽き足らないのが、親バカ愛犬家の常なのだ。
次なるステップはもうアレ、アレしかありませんぞ。
そう、オリジナルの「ウチのコ」グッズである。

もうすぐクリスマスだし、ということで「わんくり」さんにお願いしていた「モーフィー時計」が出来上がってきた。
さらに、さんざんワガママ言って特別に描いていただいたイラストも見事に完成。まだ我が家にやってきたばかりの頃、パピー時代のモーちゃん。当サイトのトップページでもずっと使っている、思い出の写真を元にした素晴らしいパステル画です。
さらにさらに、ペット似顔絵の練習に、と以前に我が家のホームページ内の写真からおこしていただいたものだというモーの肖像画も、サプライズでいただいてしまった。もう、どう見てもモーフィーそのものです。感激。わんれいさん、本当にありがとうございました。

作者のワンレイさんとは、ブログを介して知り合うことができ、近所にお住まいということもあり、モーの散歩中に何度かお会いした間柄である。今回、受け取りを兼ねて、やっと一献酌み交わす機会を得られた。年齢も近いし、聴いてきた音楽もアレコレかぶる。とても楽しいひとときでした。

次は、「アイロンプリント」お願いして、オリジナル・モーちゃんエコバッグ作っちゃおうかな。
「わんくり」の「ウチのコ」グッズ、イイですよ。
オススメしま〜す!!!
ペットの似顔絵&オリジナルグッズ「わんくり」


モーフィー時計、完成!!! ・ フォトアルバム

投稿者 かえる : 23:21 | 今日のモーフィー/みーたん | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年12月22日

試し張りの予定だったのに.......................

数日前にアメリカから大きな荷物が届いた。
すでに生産を終了し、今年度で廃番になってしまうという大型シェルター、MSR「Pavilion」
キャンプ用品としては、久しぶりの大きな買い物だ。

いつものキャンプ場は、夏以外の朝晩はとても冷える。子供が生まれたということもあり、妻からはシェルター類の導入をリクエストされていた。
あれこれ検討を重ねた結果、KIFARUのティピーと迷ったのだが、最終的にMSRのパビリオンを購入することにした。
ところが、国内価格はあまりに高いので、海外サイトをいくつか調べてみた。
十数年前と比べると、アウトドア用品の内外価格差は、現在では非常に小さい。むしろ、送料を併せると、個人輸入した方が高くつくことの方が多いと思う。今となると、1ドル100円を切っていたあの頃が懐かしいですなぁ。
しかし、MSRに関して言うと、米国内の定価自体が日本よりもずいぶん低いし、値引率も高いので、今回はかなりお買い得感があった。
送料込みで、たぶん3万円くらいは安く手に入れることができたと思う。ラッキー。

もっとも、手元に届くまでには、ちょっとした紆余曲折があった。
最初は、3割引近くでバーゲンセールされていた某アウトドアショップで注文をしたのだが、待てど暮らせど商品が届かない。自動配信の注文受付メールがあったきりで、発送完了メールもなし。取引・配送状況が確認できることになっているページもずっと空欄のままである。検索して今回初めて知ったショップだったので、さすがに不安になり、ネットの例文集を見ながらデタラメ英語で受注確認のメールを送ってみたところ、蕎麦屋の出前よろしく「確かに受注しています。あなたの荷物は、明日発送することになっている」とのお返事。ところが、1週間待ってもやはり荷物は届かない。再度、デタラメ英語で「荷物番号を今すぐ教えろ、このヤロー」と問い合わせてみると、「あなたの商品は、現在もバックオーダー中である。いつ入荷するかは私にはわかりません。このままお待ちになりますか?」との返事が、「明日送る」と答えたはずの人物から堂々と送られてきた。やれやれ。
どうやら、在庫を持たず、受注後メーカーに発注するというタイプのネットショップだったようだ。
日本の輸入代理店モチヅキが、廃番の報を受けるやいなやMSR本社の在庫品をかき集めて確保してしまったらしく、どうも米国内では店頭在庫しかすでに残っていないようである。
結局、やっぱりいつものところが安心、ということで件の店へはキャンセルを通知し、昔から利用しているショップに再度発注をした。こちらのお店は、サイト上で在庫状況がリアルタイムに確認できるし、価格も安い。メールの文言も極めてくだけた調子でファンキー、かつ英語が苦手でもわかりやすいのだ。
最初の店よりは20ドルくらい高くなってしまったが、1週間も経たないうちに無事に荷物が届いたという次第である。
わくわくわく。

さっそく試し張りしてみる予定だったのに......................................無情の雨。。。

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※試し張りの様子

巨大宴会場、誕生 - MSR パビリオン 試し張り


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※MSRパビリオンでのキャンプの様子は、下記のページのリポート(2008年度以降)からご覧いただけます。

かえるリポート / ビブリな休日

投稿者 かえる : 10:00 | お買い物 | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月16日

冬の晴れた日の公園

この週末もいい青空が広がっていましたなぁ。

今日は、モーフィーの8種混合ワクチン接種。毎年、大体この時期に行っているのだ。
動物病院に行く前に、いつもの公園で遊んでいくことにした。

いつも思うのだが、冬の晴れた日の公園はイイ。
夏の青空とは違う色の空の広がりがイイ。

そういえば、昨年のワクチン接種後、珍しくモーが下痢をした。
ワクチンのせいなのか否かは不明なのだが、他にこれといった心当たりもない。
先生と相談の結果、とりあえず今年も同じ製品を接種させて、様子を見てみることにした。
もし今回も何か体調を崩すようなことがあれば、ワクチンの影響と考えて間違いないだろう。
何もないといいな。

冬の晴れた日の公園 ・ フォトアルバム

投稿者 かえる : 16:56 | 今日のモーフィー/みーたん | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月15日

待ってたぜ、トニー滝谷

映画「トニー滝谷」のオリジナル・サウンドトラックが、やっと発売された。

ひんやりとした空気感と美しい映像(と宮沢りえの圧倒的な美しさ)がとても印象的な映画だったが、まるで「孤独」という言葉そのものをサウンドにしたような、坂本龍一の音楽が個人的にはもっとも心に残っている。
ところが、どういった事情があるのかは知らないが、国内では長らくサントラ盤が未発売だったのである。iTunes Music Storeなどでも、どういうわけか日本国内では入手不可の状態で、件の音源を手に入れることが出来なかったのだ。

映画公開からおよそ3年を経て、先日ついにCDが発売されたことを知り、さっそく購入してきた。
真夜中にひとりで聴いていると、何とも言えない気分になりますぞ。
あぁ、結局のところ、人はどこまでも孤独だなぁ。少し、寂しいなぁ。でも、こうやってこれからも生きていくんだなぁ。あぁ。
この感覚は、決してキライではない。

ともかく、ずっと探していたレコードを手に入れるのは、何だかすごく嬉しいものだ。小さなハッピー。

そういえば、土岐麻子の「LIVE AT VILLAGE VANGUARD」を入手したのも、つい最近のこと。2年ほど前に、ライブ盤が出る、とどこかで聞いていたものの何度レコード店で探しても見つからない。店員に聞いても、そのような情報はないと言う。おかしいなぁ、と思いつつも詳しく調べることもせず、そのままになっていたのだが、ひょんなことからヴィレッジヴァンガード店舗のみでの限定発売であることを知ったのだ。
しっかし、あのシモキタのヴィレッジヴァンガードなんかで、いったいどうやってライブやったんだろう???
謎です。

「トニー滝谷」

投稿者 かえる : 22:48 | 音楽 | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年12月9日

男は黙ってスタミナ丼

いつものドッグランへ。
ここ数週間はなんだかんだと用事があったので、けっこう久しぶりだ。

つい先日購入したばかりだというエルパパさんの愛機。フォーサーズ・システムのデジタル一眼レフにおける現時点での最高峰、オリンパスのE-3を少し触らせていただいた。
フォーサーズ機としては大きく重い、という先入観があったのだが、実際に持って構えてみると、むしろホールドしやすいという印象であった。ファインダー像は、評判通りに非常に大きくて見やすい。オートフォーカスの速度は、当たり前だがコンデジとは比べものになりませんな。また、防塵・防滴性能がバッチリみたいだし、風景写真などアウトドア撮影にもサイコーだろうなあ。いいなぁ、いいなぁ。
胸ポケットに入るサイズ、というのがぼくのカメラ選びの基準なので、一眼レフにはまったく興味がなかったのだが、最近は室内でモーフィー&みーたんを撮る機会が多いので、明るい単焦点レンズが使え、高ISO感度でも気軽に撮影できるデジ一もあると便利だなぁ、と感じるようになってきた。
とりあえず、雑誌のモニター募集と年末ジャンボに一縷の望みを託している我が家です。当たれ!!!

ところで、ドッグラン併設カフェの食事メニューが最近変わったようなのだが、なんとスタミナ丼なる一品が登場していたので、もちろんオーダーしてみた。
定食屋でも中華屋でも、スタミナ何とかというメニューがあればまずは注文してみるというのが男というものなのだ。少なくても、オレは必ずそうしている。スタミナ系定食(???)には、ニンニク系、焼肉系、生卵(あるいは半熟、温泉卵)系、粘りもの系、等々各種あるが、穂高のスタミナ丼は、麻婆丼に近いピリ辛系であった。
もちろんスタミナもつきそうだが、まずは完食するのにスタミナが必要とされるすごいボリュームである。体がポッとあたたまりました。

モータンは、ドッグ川柳コンテスト最優秀賞の賞品をいただいて、すっかり鼻高々であった。
どうもありがとうございました。


余談だが、つい最近上田義彦さんの写真集「at Home」を手に入れたのだが、本当に何というか素敵な一冊です。
おそらく誰でも何度かは作品を目にしたことがあるであろう日本を代表する広告写真の大御所が、自らの家族(妻・桐島かれんさんと子供達、さらに愛犬や愛猫)を撮った、いわばどの家庭にもあるようなフォトアルバムと同様の内容なのだが、いったいどうやったらこんな風に胸を締め付けられるような素晴らしい写真が撮れるのだろう?、とほとほと感心してしまった。
旅行先でのよくあるスナップや、親なら誰でもシャッターを押すようなありきたりな子供の表情などの、なんていうこともないシーンばかりなのだが、不思議と格調高く、何故か切なく感じてしまうのだ。被写体だけでなく、そこに流れていた時間とそこにあった空気が、一瞬だけ魔法のようにフィルムに切りとられている感じ。ページをめくるたびに、ウットリしてしまいます。

男は黙ってスタミナ丼・フォトアルバム

投稿者 かえる : 23:20 | 今日のモーフィー/みーたん | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年12月2日

ふたりはともだち

赤ちゃんと犬、みーたんとモーフィー。
最近は、仲良く遊んでいます。
少なくても...............みーたんの方は、そのつもりのようだ。
みーたんにとってのモーフィーが、最初はただの大きいオモチャだったのがやがてかけがえのない存在に変わっていくように(こちらは間違いないだろう)、モーフィーにとってのみーたんも、最初はただの鬱陶しい小動物に過ぎなくてもやがては世界で一番大好きな女の子になっていくといいなあ、と思う今日この頃。

最近、「あーあー、うーうー」と一日中しゃべりまくって、うるさいことこの上ないみーたん。
反応してあげないとコミュニケーション能力や知能の発達にも影響するだろうから、いちいち相手するこちらも大変である。自分の両親もこうやって辛抱強く付き合ってくれたのだ(たぶん....)と思うと、なるほどねぇと思ったりもする。
ちなみに、「パパ、ママ」はすでに一応発音することはできるが、まだ特にそれぞれを指しているわけではないようだ。もっとも、モータンが言うには、「いぃー」はモーフ(ィー)のことらしい。たしかに、朝起きてモーを目にすると「いぃー」と叫んでいることが多い。
少し前までは、唇をブルブル震わせてブルルルルルル〜とすることに熱中していたようだが、ここ最近は舌を鳴らしてタンタンタンと音を出すことが彼女のマイブームのようである。そうやって、発音の練習を日々重ねて、やがては言葉を発見し、いつの間にか話し始めるようになるのだろう。なるほどねえ。

人に話すと必ずバカにされるのだが、実はモーフィーも子犬の頃、もう少しで言葉がしゃべれそうだったのだ。いや、ホントに。マジで。
モーを迎えてからというもの、ヤツには事あるごとに普通に話しかけるようにしていた。犬には2、3歳程度の知能があるというから、毎日話しかけていれば、しゃべることは出来なくても、こちらの話を理解することくらいは出来るようになるだろうと考えたからである。
朝起きると、当然「おはよう」と声をかけた。すると、やがてモーは「○▲△◎〜」と変な声を出して返事をするようになったのである。これはホントの話ですよ。
そんなことを毎日繰り返し、なんだかイントネーションも近づいてきたしコイツほんとにそろそろしゃべれるようになるんじゃねえか?!、などとアホな想像までするようになった頃、ある日突然モーフィーはその日本語もどきの発声をすることをやめてしまったのである。
たぶん、ヤツは悟ってしまったのだ。
「あぁ、ボクにはニンゲンのコトバは話すことが出来ないんだ.....」、と。
などという想像をすると、思わず溢れる涙が止まらなくなってしまう今日この頃.....................というのはウソですが、犬も挨拶くらいは出来ればいいのになぁ、とは時々思います。そう思いませんか?
もっとも、あの顔で毎朝「おはようワン」とか言われても怖いのだが。

「あなたの犬は幸せですか」という本の中で、有名なドッグトレーナーだという著者のシーザー・ミランは、犬は嗅覚などを使って人間の心(や健康状態まで)を把握しているし、人間もボディランゲージや「エネルギー」の発散によって犬とある種の会話をすることが出来る、という旨の主張をしている。
また、カレル・チャペックはかの名著「ダーシェンカ あるいは子犬の生活」の中で、愛犬にこう語りかけている。
「ときには通りで、犬どうし遊んで、楽しくゆかいになることもあるだろう。おまえの血と生まれがそうさせるんだ。でもねダーシャ、うちにいるんだ、という気持ちになれるのは、人間といるときだけだ。人間とおまえを結んでいるものは、血よりもずっと不思議でやさしい何かなんだよ。その何かっていうのは、信頼と愛なんだ。」

まぁ、言葉はいらない、ってことですかね。

ふたりはともだち・フォトアルバム

投稿者 かえる : 23:11 | 今日のモーフィー/みーたん | コメント (4) | トラックバック (0)

2007年12月1日

お散歩日和なので、調公園〜喫茶・ギャラリー 「楽風」 

小春日和と言うのでしょうか、インディアン‐サマーと呼べば宜しいのでしょうか、ともかく気持ちのいい陽気だったので、朝のお散歩は調(つきのみや)公園まで、いつもより長めに歩いてみることにした。
以前付近のマンションに住んでいた頃は、毎月第四土曜日にここで行われる古民具・骨董市を時々覗いていたりもして、なんだか懐かしい場所である。春の桜が美しい公園だが、すでに終わりかかった紅葉も悪くなかった。
ちなみに、隣接している調神社内は「ペット持ち込み禁止」らしい。プンプン。。。

その後は、これまた久しぶりに喫茶・ギャラリー 「楽風(らふ)」 で一服。
青山茶舗の敷地内、明治24年築の納屋を改装してオープンしたという日本茶中心のカフェである。2階にはギャラリーがあり、たいがい何かしらの展示が行われているので、喫茶だけでなくそちらもこのお店の魅力である。昔は、敷地内に幼児用の小さな私設図書室もあったような気がしたのだが、アレはなくなっちゃったのだろうか?
いずれにせよ、まったりくつろげるとても好きな茶店です。

デッキの柱にモーを繋がせてもらい、お茶を楽しんだ後、2階のギャラリーへ。
すると、なんとモータンは中学の同級生とバッタリ再会。
この日は銀粘土アクセサリーの展示がされていたのだが、作品のうち何点かは彼女のものだという。

自宅に戻ると、すでにゴミ収集は終わってしまっていた..................あ〜あ。
ずいぶんと長い散歩になった土曜日であった。

調公園〜喫茶・ギャラリー 「楽風」 ・リポート

投稿者 かえる : 23:00 | おいしいもの | コメント (0) | トラックバック (0)

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