2008年12月21日

「いづみや本店」、初体験

小型船舶免許の更新で、すご〜く久しぶりに大宮へ。

四半世紀前(!!!)は大宮の高校に通っていた位なので馴染み深い街なのだが、浦和に越してからはさっぱり訪れる機会も減ってしまった。
今や同じさいたま市なのだが、大宮の人がわざわざ浦和の街に出かけることはあまりないのと同じで、浦和の人間が大宮に行くこともまた少ないものなのだ(と思う)。
そんなわけで、たまに歩くとその変貌ぶりに驚いてしまったりもする。
東急ハンズまで入っちゃって、いつの間にか丸井・ダイエーのビルもずいぶん変わったんですね。

用事が済んだ後、まさか無くなってないよな〜.....とふと心配になって、昔けっこう好きだった洋食屋「紅亭」に行ってみたのだが、こちらは以前となんら変わることのない店構えのまま健在のようだったので、ちょっと安心しました。
もっとも、日曜は定休日らしく、残念ながら入れず。牡蠣フライ、食べたかったな。。。

さて、お昼ご飯はどうしようかな....と思案した結果、今日こそ「いづみや」に行ってみようと突然思いついた。
小〜中学生の頃、映画好きな叔父に連れられ南銀の映画館に向かう道すがら、昼からどぶろくとか飲んでるヤバそうなおっさんがたむろするこの店を横目で見ながら、「大人になったら、ちょっと行ってみたいかも.........でもソレってどうなの?」と、アレコレ考えていたことを思い出したのだ。

てなわけで、「いづみや本店」初体験。
たぶん、小学生だったあの頃と店内の雰囲気は変わってないんだろうな、という感じだった。
もはや文化財の域に達してるんじゃなかろうか?

ともかく、この店でモツ煮込みとか食べていても何の違和感もなく周囲の雰囲気に溶け込んでるし、やれやれオレもくたびれた大人になっちまったんだなぁ、と悲しくも感慨深いものがありましたとさ。

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2008年12月7日

エアサス絶不調.....

我が愛車は、スバル・レガシィの2代目後期モデル「250T AIR-SUS.」。
どうでもいいことだが、2代目後期及びエアサスというところが、極個人的なこだわりポイントだったりする。理由は長くなるから今日は書きませんけど。

で、このエアサスなのだが、乗り心地良好な上、不整地等で車高を上げることが出来るハイトコントロール機能や車両姿勢を自動的に水平に保つ機構オートレベリング機能を搭載していてとても気に入っているのだが、ある程度の年数が経過すると「必ず」壊れるというのが定説になっているらしい。
要するに、空気漏れやコンプレッサー故障等のトラブルが非常に多いという話をよく聞くのだ。
長年続いた伝統のレガシィのエアサス仕様モデルが、いつの間にかラインナップから姿を消してしまった背景には、そんな事情もあるのかもしれない。

で、走行距離116,000kmを超え、ついに我が愛車のエアサスペンションも、その縁の下の力持ち的生涯を終えつつあるようだ。ていうか、壊れた..........
時々、プシューとか盛大な音を上げながら後輪だけシャコタン状態になっちゃうのだ。
前輪だとハンドルが切れなくなる可能性もありそうだが、後輪の場合は一応走行不能になることはないらしい。でも、そのアバンギャルドな乗り心地は思わず笑っちゃうほどである。
もちろん、買い替えるつもりもその余裕もないので、修理を依頼するのだが、これが......

今まで2度ほど整備工場に入院させたものの、その度に「こちらでは現象が再現しないし、サスペンション自体に穴は見あたらないので、現状では正常です......」と言われてしまうのだ。
不謹慎な例えだが、葬式中に「わしゃまだ生きとるぞ!」と死んだはずのジイさんが棺桶からむっくりと立ち上がった....なんて話をどこかで読んだ記憶があるが、まさにあんな感じ。。。
車載のコンピュータにトラブル発生の記録は残っているので、「あえて現時点で見積もりを出せばコンプレッサーと何と何を全部交換.....」みたいなことになってしまう。しかし、原因箇所を特定しないで無駄な交換はしたくないし、そもそもエアサス自体をすべて交換すると「中古車買った方が安い」というほど費用がかかることで有名なのだ。

もちろん、自宅に戻ってくると再びサスペンションは絶不調となる。
三度目の正直と言うのもヘンだが、次はあきらかに調子のおかしいタイミングで修理に出すつもりなのだが、これがなかなか思い通りにならない。
ここ1週間はずっと調子が悪いままだったので、今日こそ整備工場送りにして決着をつけるつもりだったのだが、昨夜遅くに復活した後、今朝になっても正常なまま。
ということで、モーフィー乗せて公園まで行ってみたのだが、やっぱり異状は現れず。

正常な状態を残念がるのも我ながら何とも言えない気分なのだが、これではまた同じ事の繰り返しだ......
これじゃ、いつまでたっても遠出が出来ません。。。
困ったなぁ。

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2008/12/19 追記

3度目の整備工場入りでやっと原因判明。
やはり、エアサス自体に微少な穴あきがあり、車高が一定の高さに達した状態である程度の負荷がかかる、という限定的な条件が整うと空気が漏れていたらしい。
したがって、エアサス自体の要交換。新品であれば、部品代だけで1本7万円.............泣。
が、担当の方が程度の良いリユース品を確保してくれたそうなので、そちらでお願いすることにした。たまたま1本だけ見つかったのだとか。
ともかく、結局工賃込みで本来の部品代の半額以下で済んだ。とりあえず、ラッキー。
そのうちまた別のサスも空気漏れは起こりえるだろうから、それに備え今のうちに中古のエアサスをせっせと確保しておこうと思った次第でございます。

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2008年12月5日

必見!?フォト年賀状テクニック

この時期、ちょっと気になるためになる、ニュース発見!!

ちょうど去年の今頃、モーフィーの肖像画及び目覚まし時計制作をお願いしたワンレイさんは、モーをきっかけに知り合うことができた謎のマルチアーティスト(???)である。
詳しくは知らないのだが、美術関連のお仕事やネットショップ以外にも、写真教室の講師、さらにはパソコン関係の本の執筆もされているらしい。
そして最近は、かのNikonホームページ内で、「D60で撮るフォト年賀状テクニック」という特集の構成と記事執筆のお仕事をされたようだ。

「D60で撮るフォト年賀状テクニック」

ふむふむ、参考にさせていただきます。
もっとも、我が家の場合は大晦日辺りに焦ってバタバタ作成するのが通例なのですが........

それにしても、「一眼レフでキレイに撮りたい」とか「写真年賀状を作る」なら、やっぱり「子供or犬」ということになるんですねぇ。たぶん、世の中のニーズ的には。
今年の春に、ぼくもデジタル一眼レフを購入したのだが、その前後にはものすごい数のカタログや雑誌を読みあさり、ありとあらゆる機種を店頭で手に取った。
結果、個人的に一番シックリきたのは、そしてその選択は色々な意味で正解だったと今にしても思うのはソニーのαマウントなのだが、製品カタログに関して言えば、キャノン・ニコンはさすがにツボを押さえた作りだとページをめくる度に感心したものだ。
特に、犬の写真だけで構成したキャノン「EOS Kiss X2」と、つい最近発表されたニコン「D3X」の「一般ユーザーさんは関係ない製品ですから.....」と言わんばかりの思い切った内容は、さすが!!!老舗は売り方わかってるなぁ〜、という感じ。
その点、我が愛機「α700」のカタログは、ちょっと酷かったよなぁ........ブツブツ。。。

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2008年11月3日

ネットの功罪

車で走っている時に、ミョーに気になる看板とかお店を目撃することがある。

本日、いつものドッグランから帰る途中、そんなお店発見!!!
思わず車中から激写。

ダイニングカフェ「姉妹茶館」..............
き、気になるぅ〜〜〜!!!

美人姉妹茶館、だったら迷わず来週末にでも探検に行くところなのだが。。。

で、こういうのって、最近はちょっとネットで検索すると、まるで自分が行ったかのように、情報を得ることが出来てしまうんですよね。
もちろん、基本的には便利なことであって、ぼく自身もさんざんそういったネット上にある情報の恩恵を受けてはいるのだが、実際には何も体験していないのに、すでに何もかも知っているという錯覚に陥る、という負の側面もある気がするのです。
便利なんだけど物事をツマラなくしてしまっている、という部分があるんだな。インターネットって。
使い方を誤ると、どんどんバカになりそう。

とりあえず、「姉妹茶館」は検索しないでおくことにしよう。。。

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2008年9月12日

α900と対面

銀座のαコミュニティで、カタログ貰うついでに、さっそくα900を触ってきた。

α700も手に持った感触や操作性が抜群なカメラなのだが、α900ではグリップ周りのデザインがさらに改良されたためか、数字から想像していた以上に軽く感じて、まずはそこにビックリした。少なくても、大きい重い、という印象はまったくなかった。
ファインダーの広さ、明るさ、見やすさ、に関してはもちろん評判通り。もっとも、広さ以外はα700もかなりレベルは高いと思うんですけどね。
よく問題にされるAFはどうなんでしょ?
カウンターの方が、フォーカスエリアが狭い理由やアシストポイントを設けた理由を順番待ちの人々にあれこれ解説していましたが、ぼく個人は基本的に中央かマニュアルフォーカスしか使わないし、それで困る被写体には無縁なので、正直言ってどうでもいい。まったくピントが合ってない状態から対象物(と思われるもの)に合わせにいくまでのアルゴリズムをアシストポイントからの情報を利用する方式に改良したとか何とかで、α700より速くなっていることだけは確かなようだ。それと、(同距離の)合焦ポイントが複数ある場合はすべて点灯する形式に変更されたようで、人によっては戸惑うかもしれない。
それから、インテリジェントプレビューが予想外に面白く、便利そうだった。JPEGで撮る人にとっては、相当に重宝する機能なのではないだろうか。
デザインや質感も、全体・細部共に向上していると感じた。

「ひとつの回答がここにある」というコピーは、開発スタッフの偽らざる声を代弁するものであると同時に、おそらくソニー一眼の次のフェーズの伏線となっているのだろう。
宝くじを購入してから帰宅したことは言うまでもない。。。

ところで、現在の使用マウントにかかわらず、先日発表されたマイクロフォーサーズ規格に注目している人はたぶん多いだろう。ぼくもその一人。
実を言うと、ソニーに最終的に期待しているのは、αマウントで得たノウハウと得意の小型軽量化技術を生かして新規の小型レンズ交換式マウントを開発する、ということである。
現在勃発中のフルサイズ戦争が一段落したら、EVF搭載競争が始まり、その後はマイクロフォーサーズに対する市場動向をみながら各社がミニサイズの新マウント開発合戦に突入するのではないか...................なんて妄想しているのですが、どうなんでしょ。

で、それはともかく、本日パナソニックから、そのマイクロフォーサーズ第一弾が発表されたのですが.............
ちょっと、このスペックとデザインはマズいんじゃないの.........?!と感じたのはオレだけなのだろうか。
だって、ボディ自体はフォーサーズのオリンパス・E-420より重いんですよ。。。オレだったら迷わず宮アあおいちゃんの方を選ぶ!!!........ってそういう問題じゃないか。
EVFの出来に関しては興味深いんですけどね。
せっかく既存の一眼レフとはまったく異なるベクトルの新型レンズ交換式カメラの登場なのに、これで来週あたりにキャノンのフルサイズ機が発表されたりしたら、話題としては埋没してしまうのではなかろうか。

そもそも、各社がフルサイズに注力し始めて、やっと優位点をアピールしやすい状況になってきたこの時期に、フォーサーズ陣営はなんでわざわざ自己否定とも取られかねないマイクロフォーサーズ規格をぶちあげたんだろ?
ちょっと謎、です。

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2008年9月10日

α900、キタァ〜!!!

やってくれました、ソニー。この日を待ってたぜ。
英文を解読するのが面倒なので(ていうか、出来ない)、明日(ていうか、本日)の国内ホームページ更新が待ち遠しいです。

この値段で、このスペック。そして、この軽さ(本音を言うと、もう少し革命的なサイズを期待してはいたのですが)。
満を持して広告露出が始まったキャノンの5D後継機に、後出しジャンケンされて三日天下になる可能性は無くもない気がしますが、少なくてもソニーの一眼レフに対する本気度が伝わるモデルとは言えるでしょう。どうせまた「ライブビューがない」とか「ミノルタ時代の延長線上で新しさがない」とか叩かれるのでしょうが、ソニーがどういうロードマップを描いていて、どういう覚悟でリリースした製品なのか、よくわかる内容になっている気がします。

岡田准一氏起用のCMもカッコイイし、αシステムはこれからますます盛り上がっていくでしょうね
2強のシェアを奪うのではなく、今まで一眼レフを手にしていなかった新しいユーザー層を開拓してパイ自体を増やす、且つミノルタ時代からのユーザーを逃がさないためにハイエンド機もしっかり揃えていく、というソニーの戦略は正しいような気がします。

宝くじが当たったら、是非とも欲しい。。。

http://www.dpreview.com/previews/SonyDSLRA900/

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2008年9月4日

釣りはともだち

数あるアウトドア・ブランドの中で、個人的にもっともカッコイイと思うのは、昔も今もずっとパタゴニアである。
製品や企業としての在り方はもちろんのこと、何といっても創業者のイヴォン・シュイナード氏が、圧倒的に革命的に究極に完璧にぶっちぎりでカッコイイ!!!

雑誌「BRUTUS」最新号はなんと釣り特集なのだが、冒頭に掲載されているイヴォンの文章が、相変わらずカッコイイ。さらに、彼がフライラインをシュートした瞬間の写真が添えられていて、これがまた超カッコイイ。もうオジイサンと言ってもいい年齢なんだけど、実にカッコイイです。
最近、雑誌はほとんど買わないのだが、思わず衝動的にレジに向かってしまった。。。

ところで、アウトドア・ファッションは本格的なブームらしいけど、釣りもまた流行りつつあるのでしょうか?!


「フライにはクライミングと同じく、禅に通じる精神性があると思う。こんな言葉がある。「初めて魚を釣った時、実は自分が釣られている」。自分は何事もコントロールしていると思っていても、実際はコントロールされているんだ。フライは常に、自分にいろんなことを教えてくれる。虫のこと、生態系のこと、天候のこと、すべてを学ぶ必要がある。フライ、サーフィン、クライミングには共通項がある。それは、どれもが体と心を使うということだ。どれもが「proactive」、先に決断するものなんだ。」

「クライマーがサーフィンやフライを始めるということが、ここアメリカでは増えてきた。例えばフライをやっていれば川のことを学ぶ。するとその川がどうやって河口を作り、そこでどんな波が立つかを学ぶ。そして、その波に乗る。すべてはつながっていて、学んでいくうちにいろんなことを知りたくなるものなんだよ。そうやっていろんな角度から物事を見ることはとてもよいことだと思う。だからフライは単なるスポーツなんかじゃない。スポーツというのは、新聞のスポーツ欄に書かれるようなもののことを言うんだよ。」

「禅」フィッシング。 イヴォン・シュイナードからの手紙。
「BRUTUS」、2008/9/15 647号 より

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2008年8月30日

居酒屋ランチ

モータン&みーたんが、お友達とうらわ美術館に「ぐりとぐらとなかまたち 山脇百合子絵本原画展」を見に行ったまま帰ってこないので、駅方面に出かけるついでに、以前発見した小さな蕎麦屋さんで昼食を取ろうと思い立った。
がしか〜し、けっこう人気のようで、満席のために入れず。残念。
今にもこの夏恒例のスコールになりそうな空模様だったので、仕方なくすぐ近くにある居酒屋のランチで済ませることにした。
たま〜に行く餃子屋(?)さんの2階にあるのだが、入るのは初めてだ。

たいして期待もしていなかったのだが、野菜天丼+味噌汁+サラダ、酢の物、煮物にオレンジまで付いて500円は、なかなかリーズナブルで満足度が高い。
居酒屋ランチ、あなどれません。

案の定店に入った途端に始まった土砂降りも、食べ終わる頃にはほとんど上がっていた。
日本の亜熱帯化、加速度を増してますな。

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2008年8月27日

ペットフードの安全性の確保に関する法律施行令に対するパブリックコメント、あるいは「ゴンゾウ」について

庭のゴーヤーが爆発しまくりの今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?

ワタクシはと言えば、先ほど放送された「ゴンゾウ」第8話の興奮が未だ冷めやらず。
前半に散らかしまくった伏線を、日本ドラマ史上前代未聞(かどうか知らないけど)の1時間ほぼ丸ごと回想シーン、という前話で強引に8割方回収し終え、今回のこの怒濤の展開。ゴンゾウが「ここが捜査本部だ!」と宣言し、くしゃくしゃになった「ヴァイオリニスト殺人事件特別捜査本部」の紙をルミ子がゴミ箱から取り出して備品室の壁に貼った時には、まるで耐えに耐えた高倉の健さんがついにぶち切れた瞬間のごときカタルシスで、他局主演中の織田裕二氏も思わず「キタァー!!!」と叫んでしまったに違いあるまい(なワケない)。最初から見ていたコトを後生の人に自慢できる(なワケもないか)、傑作連続ドラマになりつつある気がしないでもないのだ。
ともかく、未だ謎が謎を呼ぶこの混沌とした状況を、残り2回でいったいどう収拾つけるつもりなのか?
そして、個人的な最大の関心事は、「この世界に愛はあるの?」という本ドラマ最大の伏線、そしておそらくは自ら課した命題に対して、当代随一の脚本家・古沢良太さんが最後にどう決着をつけるのか?!ということ。
次回、最終回が待ち遠しすぎて、もうおかしくなりそうでゴザイマス。

ついでに言えば、古沢良太脚本だという「釣りキチ三平」の実写版映画も待ち遠しすぎる。
魚はCG、という点に一抹の不安を感じないでもないが、脚本の完成度は疑う余地がない。キャストもなかなかイイ感じだし、アラフォー男子は会社サボってでも(別にサボんなくてもいいけど...)観に行くべき映画であろう。

で、ここまでは(まったく関係のない)前置きだったのですが..............
愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律施行令(案)に対する意見の募集(パブリックコメント) 、始まったみたいです。

昨年、主にアメリカでペットフードのリコールや事故が相次ぎ、国内でも動揺が広がったことから法律での規制が検討された結果、平成20年6月「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律」が成立し、来年から施行される予定になっています。( ペットフードの安全性の確保について )
また、その(ペットフードの規制に関する)具体的内容に関しては、先日ペットフード小委員会並びに農業資材審議会飼料分科会及び同安全性部会の合同会合が開かれたようです。( 中央環境審議会動物愛護部会ペットフード小委員会並びに農業資材審議会飼料分科会及び同安全性部会 合同会合(第1回)の開催について )
そして、今回のパブリックコメントは、付随して政令で定められることになっている部分に関して、広く国民の意見を求めるもののようです。
「なんで愛がん動物が犬と猫だけなんだよ!?」とか「国内で流通させられないフードでも国外に売るのはOK、ってどういう意味?!」とか疑問に思う方不満な方、この機会に発言しておいたほうがいいと思います。

それにしても、いわゆる「縦割り行政」ってヤツは根の深い問題ですね。
犬を連れて山歩きしていても、ペットフードの問題にしても、日常生活上のあれやこれやも、結局そこに行き着くんだよな。


愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律施行令(案)に対する意見の募集(パブリックコメント)について

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2008年8月3日

ゴーヤー三昧

毎日暑いですね。
「ハァハァハァハァ、暑苦しいんだよオマエは!!!」と一日平均17回位は怒られているモーフィーが気の毒でならない今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

昨年は植えなかったゴーヤー。
今年は順調にジャングル化している。
そろそろゴーヤー三昧の日々になりそうだ。

ちなみに、ついでに植えたトマトももうすぐ食べ頃。

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2008年7月9日

ゴンゾウ

「キサラギ」「ALWAYS 三丁目の夕日」の古沢良太さん脚本ということで、かなり期待しながら見始めたテレビドラマ「ゴンゾウ」

初回は、う〜んイマイチかな〜?とも思ったのだが、やはりいつも通りの人物造型の見事さ故か、次第に物語の中に引き込まれていく。
これから、ますます面白くなっていきそうだ。
わくわく。

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2008年7月1日

無料の娯楽

ウワサ通り、ニコンのフルサイズ・デジタル一眼レフ「D700」が発表された。
まるで、D300とD3のイイトコどり。コレは売れるだろうな〜。
ついでに言うと、「ニコンからついにフルサイズ!」の報に舞い上がってボーナス払い(かどうか知らないけど.....)でD3を買っちゃった世のカメラ好きオトーサン達は、今頃涙目になっているような気も........................
昨年からのニコンは、凄まじいくらいの攻めの姿勢ですね。

それにしても、このスペックと価格設定でもって先を越されたとなると、そろそろ発表されるであろうソニーのフルサイズ機は、かなり苦しい立場に追い込まれてしまった気がする。キャノン・ニコン双方に廉価版のフルサイズ機が揃った今となっては、同程度の価格帯でソニーがフルサイズ機を発表してもあまりインパクトがない。かといって、仮にもフラッグシップと称して前フリしてきたモデルを、極端な低価格で売り出すわけにもいかないだろう。
ウリが「2400万画素」と「ボディ内手ぶれ補正」だけじゃ、ちょっと弱いよな〜。それとも、何か途方もないサプライズが用意されているのだろうか?あるいは、一時ウワサされていたように、フラッグシップと廉価版の同時発表とか?
う〜ん、発表が楽しみです。驚かせて欲しいなあ。

ともかくそんなわけで(どんなわけ?!)、D700のカタログを貰ってこようと思い(貰ってどうする?!)、仕事帰りに上野のヨドバシカメラに寄ってみたのだが、本日記者発表があったばかりなのでまだ届いていない、とのことであった。残念。
カタログやフリーペーパー熟読は、無料で楽しめるワタクシの大切な娯楽。そのまま帰宅するのは悔しいので、その足でOD-BOXに向かい、「フィールドライフ」「Outdoor Japan」の最新号をゲット。「フィールドライフ」は、最近はすぐになくなってしまうので、ひと安心。

ところで、「Outdoor Japan」には、犬のBoseが語り手となった「人間と一緒にハイキングへ - Hiking With Humans」という記事が掲載されているのだが、犬連れのこのバックパッカー....じゃなかった犬に連れられたこのバックパッカーは、どう見ても...........?!!!!?
最近、各紙で大活躍だなあ。

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2008年6月24日

デジカメ豊作の年になりそう

フライングしてうっかりホームページに型番を載せちゃうというミスもやらかしたりして、「出るぞ出るぞ!!!」と言われていたリコーのコンデジ「GX100」の後継機、GX200がついに発表された。1年前のGX100発表時と同じく、今か今かと身もだえしながら連日情報をチェックしていたワタクシです。

(ぼくも同感だが)ユーザーの多くが指摘していた「ノイズ問題」が改善され、「レンズキャップの不便さ」「望遠側の不足」はオプション品で補いつつ、GR-D IIで好評だった電子水準器搭載とRAWでのスクエアモード記録対応、1,210万画素へアップ、さらに液晶モニターを2.7型46万ドットに強化、という順当といえば順当、地味といえば地味、まぁ最近のリコーらしい堅実なバージョンアップを遂げたようだ。ユーザーの声を一つ一つ拾い上げて丁寧にブラッシュアップした、という感じ。車で言えばスバル・レガシィのような、着実に熟成させていくスタンスの製品開発で、個人的にとても好感がもてる。きっと、ますますいいカメラに進化していることだろう。これで生活防水機能付いたら、ほとんど完璧ですよこのカメラ!!!
すごく気になっているのが、レンズの繰り出しに連動して開閉するレンズキャップ「LC-1」って、我が愛機GX100でも使用可能なのだろうか?ということ。本体は無理だが、こっちはぜひとも欲しい。使えるといいなあ。(※注 記事のアップ後に調べたら、使えるようです。これは嬉しい、サンキュー・リコー様!!!)
ちなみに、レンズやEVFはGX100からほとんど変更がないようですね。
「R8」もすごく魅力的だし、「キャンディッド・フォト文化をサポートする製品を作っていきたい」という志にも泣かされる。プリンシプルが感じられるリコーのコンデジは、ホントに素晴らしいですなあ。

(実質的に高ISO撮影が使えないコンデジでは)動きの速い子供を室内で撮るのが難しい、というのが数ヶ月前にデジタル一眼レフを購入した最大の理由だったのだが、目の前で大きなカメラを構えると肝心の子供の自然な表情がなかなか撮れない、というジレンマを抱える結果ともなっている。
それに、デジイチを使うようになってつくづく痛感したのが、アングルの自由度はコンデジの方がはるかに大きい、ということである。例えば、カメラをちょっと傾けるだけで大胆に構図を変えることが出来るが、これは「チルト可能な液晶で、ライブビューすればいい」という問題ではないように思う。カメラ自体の大きさと重さ(そして、心理的な手軽さ)が、実際には重要だと感じるのだ。
そもそも、「胸ポケットに入れて持ち運べる」というのは、一眼レフにはマネできない非常に大きなアドバンテージで、ぼくもこだわりを持っていたポイントだ。
ともかく、一眼レフでなければ撮れない画もあるし、コンパクト機でないと撮れないシーンもある、というのが最近よく思うこと。それぞれ一長一短、得意不得意があって、どちらも面白いんだよなぁ。

ところで、来月早々には、ニコン、ソニーからフルサイズ・デジタル一眼レフの発表があるともウワサされている。当然、迎え撃つキャノンも準備万端で5Dの後継機を用意していることだろう。以前に記事にもしたが、いよいよ各社フルサイズ機の仁義なき戦いが勃発して、思ったよりも早い時期に「中級機以上はすべてフルサイズ化」という流れが進行しそうである。
また、個人的には、そろそろAPS-C機では、実用に耐えうる高性能なEVFを搭載する機種が登場するのではないか?と予測している。つまり、ペンタプリズムを用いた伝統的な光学ファインダー・一眼レフレックス方式への決別を意味する革命的な実験である。もし、EVFを用いたレンズ交換式カメラが、ライブビューに慣れた一般ユーザー層に違和感なく受け入れられたりすれば、キャノン・ニコンの寡占状態だった市場シェアが大きく変動する可能性すらあると思うのだが.........どうなんでしょ。

先日は、「パナソニックがフォーサーズ撤退か?!」との騒動があったばかりだし、かのライカの経営者が「7月に重大な発表をする」と発言したとする記事もネット上では話題になっていた。
デジカメ界の動向から、今年はますます目が離せませんな。

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2008年6月22日

6月は花咲く季節

マーくんのお店にお客さんがいなかったのは、最終回への伏線だったとは。。。。
脚本家という職業恐るべし......!!!と感動している今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

雨降りの6月は、草花が綺麗に輝く季節ですね。
あちらこちらで紫陽花やら何やらが盛り沢山。
散歩中にパシャ、公園でパシャ。
ガソリン安くなるまでは、近所でパシャパシャやってようかな。
ていうか、安くなるのか?!

6月は花咲く季節・フォトアルバム

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2008年4月25日

銀座徘徊

ライカ銀座サロンで開催中の上田義彦写真展 "at Home"を鑑賞。
光と影の芸術というのでしょうか、陰翳に富んだモノクロのポートレートとか。デジタルではたぶん出せないであろう、葉の深い緑色とか。
スペースの都合上、展示されているのはほんの十数点だったが、やはり素晴らしかったです。

ついでに、ソニービルの「"α"コミュニティ-銀座」を覗いたり、「A&Fカントリー 」をひやかしたり、中古カメラ屋を巡回したりしながら軽く銀座徘徊。普段はまったく縁のない街なので、なんだか新鮮だ。
ゴールデンウィークを控えた金曜日の夜、おまけに給料日とあって、どこもかしこもスゴイ人ごみだった。

さらについでに、すご〜く久しぶりに有楽町駅の周辺を歩いてみたら、なんだかオレの知っていた有楽町とはずいぶん様子が変わっているような気が.........
ふぅ、迷子になるかと思った。。。

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2008年4月19日

なんちゃってレンズ分解、に挑戦

我ながら情けないのだが、ゴミレンズというか何というか......................中古の超格安ボロレンズを、値段に釣られてついつい何本か買ってしまっている。
SIGMAの28mm f1.8もそのひとつ。

これまたお買い得だった、ミノルタ50mm F1.4の柔らかい描写には非常に満足しているのだが、室内で撮るにはちと画角が狭い。
(APS-Cで)もっとも室内スナップに最適と思われる(そして、個人的にももっとも欲しい)憧れの35mm F1.4は、たまたま地元のカメラ屋で相場の1/4〜5位で売られているのを発見した(初期型)のだが、あまりの安さに何かの間違い(初期型は極端に評価が低いとか)かと思い、一度家に帰ってネットで色々調べていたほんのわずかの間に、(当然といえば当然だが.....)売れてしまったのだ。ああいうのは、うだうだ考えずに、見つけた時に買わなきゃダメですね。
これを使うがためにαマウントにする価値がある、と言う人もいるほどの銘玉の誉れ高いその35mm F1.4Gは、新品とかマップカメラあたりの中古品だと、高級カメラが一台買えるくらいの値段になってしまう。そこで、ちょっと画角は広がってしまうが、これまた評判の良い28mmF2を最近は探していた。
そんな中、新宿某店で見つけたのがシグマの28mmF1.8 HIGH-SPEED WIDE。
もともと安いレンズらしいのだが、F1.8で5000円程度だったからねぇ。とりあえず、これでもいいか。となってしまったワケです。

で、安いのにはもちろん理由がある。
薄いカビが出ているのだ。絞りのレバーを開けて、照明にかざすと後玉の裏に広がりつつあるカビがハッキリと確認できる。APS-Cだったら影響は少ないかも、との説明ではありましたが.......

実際の写りにも影響を及ぼしているのか否か、撮った写真からはイマイチ判断できない状態だったけれど、やっぱり気になりますよね。
そこで、分解して洗浄することにしてみました。
我ながら、勇気ある行動................
まぁ、5000円ですからね、壊れたら壊れたで.................よくないけど。。。。

後玉は意外にも簡単に取り外すことができ、最後部レンズのカビは見事に除去成功。
前玉の端っこにも若干のカビが見えるのだが、こちらは取り外し方がよくわからなかったので、結局今回はあきらめることにした。
おそらく写りには影響のない箇所なので、無理に取り外して、壊したりピントの調整が狂ったりするよりはいいだろう。

清掃後、試し撮りしてみると、ピント調整なども問題はないようだ。
解像感が劇的に向上したのには、ちょっとビックリした(当たり前か....)。
めでたし、めでたし。

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2008年3月29日

Titaniumくん、起動

しばらく前に、某犬のお友達からメールをいただいた。
曰く、「もう使わなくなったPowerBookがあるんですけど、よかったら貰ってもらえませんか?筐体を動かしたりすると、時々電源が切れちゃったりするけど、通常の使用には差し障りないと思いますよ」とのこと。
もちろん、即座に「ください、ください、譲ってくださいな!!!」とお願いした。
「やっぱり。かえるさんなら、きっとそう言うと思ったんですよ」..................ってどういう意味???
それはともかく。
その後、ご自宅でのバーベキューにご招待いただいた際に、件のPowerBookを図々しくも頂戴してきたという次第である。どうもありがとうございました。謝謝。

PowerBook G4 Titanium。
発熱量が多いためノートパソコンに搭載するのは難しいのでは?と言われていたCPU、G4を積んだ初めてのPowerBookである。デザインを一新したこともあり、発表当時はMacユーザーの間でかなりの話題を呼んだマシン、という印象がある。

帰宅後、さっそく調子を見てみると、たしかに電源の具合がよろしくない。
よくよく確認すると、ACコードの接続部が破損しているようであった。
ごまかしごまかし、何とかOSをインストールするところまでは進んだのだが、突然画面がブラックアウトした後、ついにどうやっても電源が入らなくなってしまった......泣。
それからというもの、ヤフオクやら何やらをウォッチすること数週間、先日やっと対応する電源コードを入手することが出来たのだ。めでたしめでたし。

無線LANにも登録して、ソフトウェアアップデートも完了。
一カ所液晶割れのような線が見えるが、動作に問題は何もないようだ。
さて、何に使おうかな?
ハードディスクはたっぷり80GBあるので、iTunes専用データサーバとかにしちゃおうかな〜

投稿者 かえる : 23:58 | つぶやき | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年3月20日

スッキリ爽快、ハードディスク転装

実質的にはメインマシンとなっているノートブックパソコンの動作が、近頃やたらと重くなった。
ヘンだなぁ、と思って調べてみると、ハードディスクの残りの容量がほとんどないことに気付いた。ヤベーっ。時々異音もするし、そろそろぶっ壊れるかも....!!!との心配もあったので、思い切って大容量のハードディスクに載せ替えることにした。ハードディスクもメモリも、昔に比べると驚くほど低価格(&高スペック化)しているからね。

さて、モノ自体は、付いてるヤツをはずして新たなヤツをくっつければいいだけだから簡単なのだが、問題は中身である。
書類とかブラウザの「お気に入り」とかその類は、普通にコピーすればOKなので大した手間はかからない。OSに関しては、この際だからクリーンインストールした方がむしろ気分がいいくらいだ。しかし、いつの間にかあれこれたまったソフトやらその設定やら認証やら、何やらかにやらを1から構築し直さければいけないということは、相当な難行苦行の連続となることであろうことは想像に難くなく、考えただけでもウンザリしてくる。あ〜!!!アレ消しちゃったよ......泣、という場面も出てきそうだしなあ。
かといって、Windowsは(たぶん今のMac OSXも)、Cドライブをそのままコピーしても起動することは出来ない。その点、在りし日の(ウチじゃ今でも使ってるけど....)Mac OS9は楽でよかったなあ......ブツブツ。

最初は、OSとソフト類だけ新規でインストールして、設定などはそれぞれの場所からうまく拾ってこようと思っていたのだが、ちょっと調べてみると、面倒なわりにはけっこうリスキーで失敗例も多いようだ。これだったら、最初から設定し直した方が楽なのでは.......?という雰囲気である。XPのバックアップ機能も、わざわざリカバリディスクからインストールして、ちょっと試してみたのだが、なぜかエラーメッセージが表示される。理由を調べるのも面倒なので、結局、市販バックアップソフトのシステムを丸ごとコピーできる機能を利用して、ハードディスクのお引っ越しを行うことにした。

もう、ホントにあっけないくらいラクチンでした。
数回クリックし後はほっとくだけで、以前とまったく同じ環境を完璧に構築できた。(ちょっと心配していたのだが)エラーなども今のところまったく出ていない。
ハードディスク40GB→160GB(回転数もキャッシュもアップ)、ついでにメモリも最大限に積んで、実にスッキリ爽快。以前と比較して、かなり快適な環境へとスペックアップ出来た。残りの容量気にしながら、こまめにファイルを削除しなくていいのは、なんてスバラシイことなんでしょ。めでたしめでたし。

古いハードディスクは、ケースに入れて(HDケースってずいぶん安くなったんですね、900円位で売ってたのでビックリした)、携帯可能な外付けハードディスクへと変身させた。めでたしめでたし

未だにPentium Mっていうのはちょっとキビシイが、体感速度的にはかなり向上したので、これであと1、2年はもつな...............たぶん。
めでたし、めでたし。

投稿者 かえる : 17:36 | つぶやき | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月15日

春の佳き日に

モーフィーのおかげで、今までたくさんの方々と知り合うことができました。
犬を迎えると、そういった嬉しいことがもれなく付いてくるとは、まったく思いも寄らなかったことです。
今日は、そんなご縁で親しくさせていただいている素敵なご家族の、お嬢様の結婚式にご招待をいただきました。

ワタクシとモータンは、学生時代に某結婚式場で演出のアルバイトをしていたことがあり、100組を軽く超える数多くのお式を拝見してきたのでよくわかるのですが、新郎新婦と両家ご両親の人柄故の、実に心温まる素晴らしい宴でした。

新婦からの手紙。
「これからもずっとママの子供でいさせて下さい。これからもずっと、私の自慢の綺麗なお母さんでいて下さい」
ウルウルウル........

本日が52歳のお誕生日。天国のお父様も、きっと万感胸に迫る思いでいらっしゃることでしょう。

おめでとう!!!
お幸せに〜〜!!!!!!

投稿者 かえる : 23:57 | つぶやき | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年2月23日

フィルム遍歴

父親から借りている中判カメラとフィルムの一眼レフで、あれこれフィルム遍歴を重ねて実験している今日この頃。

先日現像から上がってきたのが、チェコ製のモノクロフィルム「FOMAPAN 200」で撮ったもの。粗いような、緻密なような、懐かしいような、新しいような、不思議な質感。
ちなみに今は、トイカメラ愛好家に人気だという「AGFA」のVista400を試している。

当たり前と言えば当たり前なのかもしれないが、フィルムの各ブランドにはそれぞれ個性があり、その発色や雰囲気はホントに驚くほど異なる。
その当たり前のことが、今となると何だか新鮮で、けっこうおもしろい。

しかし、データ管理やネット利用の際の利便性を考えると、やはりフィルムで撮った写真もデジタルデータ化しておかないと不便である。
そこで、35mmネガは同時プリントした後フィルムスキャンしてデータ化、ブローニーネガは現像のみしてもらいフィルムスキャン、よほど気に入ったものがあればプリントしてもらう、ポジに関してはスキャンしてデータ化、という方法でしばらくやってみることにした。
さらに、昔のネガを取り出してせっせとスキャニングしたりもしているのだが、懐かしい写真がたくさん出てきて、思わず見入ってしまった。

我が家にやって来てから何日も経っていない頃の、赤ちゃんモーフィー。カワイイ。
あれから4年と数ヶ月、我々もモーも、やっぱり年とってるなあ。

フィルム遍歴・フォトアルバム

投稿者 かえる : 23:55 | つぶやき | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年2月9日

さいたま新都心の日没

先日購入したゼンザノンE/75mmで試し撮りした際の写真を、フラットベッドスキャナでフィルムスキャンしてみた。
ゴミがついたり、フィルムによって色味が大幅に変わったりと、面倒なことこの上ない。
音楽でもなんでもそうだが、アナログ素材のデジタル化を試みると、つくづく最初からデジタルデータであるということの便利さがわかる。
逆に言えば、デジタルでは拾いきれないモノの存在を知ることになる。

第2産業道路沿いから眺めるさいたま新都心は、まるで大都会のようだ。
夕暮れ時の眺望を楽しむには良い場所だと、車で通る度に思っていたが、富士山がけっこう大きく見えるということは、この日はじめて気付いた。

こちらは、先週末の雪の秋ヶ瀬。
明日もこのくらい積もっているのだろうか?

投稿者 かえる : 23:17 | つぶやき | コメント (0) | トラックバック (1)

2008年1月31日

時代はフルサイズ?!

現在、デジタル一眼レフの撮像素子は(おおざっぱに分類すると)、いわゆるAPS-Cサイズが大部分だが、その他にもデジタル一眼レフのために作られた共通規格「フォーサーズ・システム」の4/3型、さらにまだ非常に高価で数も少ないが35mmフルサイズなどがある(ようだ)。
イメージセンサーのサイズはレンズ選択と大いに関係してくるため、購入するデジタル一眼レフがどのフォーマットを採用しているかは、後々に渡って多大な影響を及ぼすこととなる(そうだ)。
現在のままAPS-Cサイズが標準であり続ければ話は簡単なのだが、やがてはフルサイズが一般的となっていくのではないか?、はたまたデジタルに特化して設計され小型化も容易なフォーサーズ陣営が勢力を伸ばすのか?、この辺の見極めがまだつかないので、個人的にはイマイチ真剣に購入を検討できなかったりもしている(ホントは懐具合の事情だが)。いっそのこと、今の段階では、すでに評価の確立したフィルム一眼レフの名機を中古で購入しておいた方が利口なんじゃないか?とか思ったりもして(ビックリするくらい安くなっている)。
ベータ方式のビデオを使い続けて苦労した経験のある人間は、フォーマット選択には慎重なのだ(これはホント)。

そんな中、ソニーが「デジタル一眼レフカメラ向けに35mm判サイズのCMOSセンサーを開発した」というニュースがあった。有効画素数はなんと約2,481万画素だという。

かねてからウワサされていたソニーαマウントのフルサイズ機が、いよいよ発表されそうですね。
フルサイズ・2400万画素、ボディ内手ぶれ補正、ほどよく軽量(SONYは多分ココにはこだわるだろう)、ツァイスやSTFといった個性的なレンズ群。さらに、もしももしもですよ、50万円を大幅に下回る価格設定、なんてコトになったら、さすがのニコン・キャノンも慌てるのではないか?
何かと辛酸を嘗めてきた(らしい)ミノルタファンが、やっと溜飲を下げる日も近いのか??!!

ともかく、これから仮にニコン・キャノン・ソニーの三つ巴でフルサイズ・デジタル一眼レフのバリエーション競争なんて事態へと発展すれば、時代はフルサイズ、ということにやがてはなっていくような気も.......................
う〜ん、どうなるんでしょ???

投稿者 かえる : 00:56 | つぶやき | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年1月27日

アナログカメラの世界

先日手に入れた父親の中判カメラ、ゼンザブロニカETRS。
使い方がよくわからなかったこともあり、本やネットで色々と調べているうちに、アナログカメラの魅惑的な世界(深い闇、とも言う.....)を知り、最近ではすっかり中古カメラ店巡りが楽しくなってきてしまった。もちろん、ライカだのハッセルだのリンホフだのといった高級ブランドの類は、目の保養として眺めているだけではありますが。新宿、上野、銀座、中野................フライフィッシング店、アウトドアショップ、そして中古カメラ屋、ついでに言えば立ち飲み酒場、大人のお散歩は楽しくも忙しいですなあ。
それにしても、下手にライカなどにハマる経済力をお持ちの方は大変だろうなぁ、ありゃ実に底なし沼のようなオソロシイ世界です。ホントうらやまし.........じゃなかったお気の毒です。

ともかく、そんなこんなでこちらも日課となった中古カメラ屋のホームページ巡回をしている時に、格安のゼンザノンE/75mmを発見した。若干レンズ内にホコリが見られるためのようだ。もっとも、おそらく実用には問題ないと思われたので、さっそく購入してきた。200mmのレンズだけではどうにも不便だと思っていたところなので、渡りに船である。

この位のサイズのレンズを装着すると、中判カメラらしいクラシックな外観となってなかなかイイものだ、と気分良く自己満足にひたっている。
左右逆像のウェストレベルファインダーで覗く世界は、なんとなく楽しい。
実はフィルムのサイズ云々というより、この独特な感覚が中判カメラの魅力なのだろう..........たぶん。

と、ところが..............先日200mmのレンズで.撮ったものを現像してみたところ、マトモに写っている写真は15枚中わずか数枚という散々たる結果であった。
20年以上付けっぱなしになっていた(らしい)常用フィルターが原因だったようなのだが、露出もまるで褒められたモノではなかった。
デジカメを露出計代わりにしてテキトーに設定したのだが、やはりフルマニュアル機(ETRシリーズには別売りのアイレベル・AEファインダーもあるのだが、アレだとあまり気分が出ないし測光精度もイマイチ)って素人には相当難しい、と実感した。
というより、誰が撮っても明らかな失敗は少ない最近のデジカメはつくづくスゴイ!!!、と今さらながら感心してしまった。
何日か前の新聞に、横山大観の記事が載っていて、「新しもの好きで好奇心旺盛な大観は、当時はまだ珍しい舶来品を多数所有しており、その中にはドイツ製のカメラもあった。しかし、メカには弱く「現像に出したら、『また撮れてませんよ』と言われた」とよくこぼしていた。」みたいなことが書いてあった。そもそもフィルム時代の写真って、(アングルだのレンズの描写性能だのという以前に)「ちゃんと写ってるかな〜??」とドキドキしながら現像に出したものなのだろう。

ブロニカはそれほど昔のカメラではないが、露出もピントも放っておけば勝手に決めてくれる現代のデジカメに慣れた軟弱な身には、その扱いにもまだまだ鍛錬が必要なようである。
標準レンズも手に入れたことだし、気長に精進していこうと思う今日この頃である。

投稿者 かえる : 16:01 | つぶやき | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月24日

注目

高尾山トンネル問題が大きな争点となっている八王子市長選、いよいよこの日曜日ですね。
市民の方々がどのような判断を下すのか?、とても興味深いです。

投稿者 かえる : 23:30 | つぶやき | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月4日

男は黙って中判カメラ..............?!

最近、ライカに関する本を何冊か読んだこともあり、レンジファインダー・カメラに興味をもっている。影響されやすいタチなもので。
そういえば、昔父親が持っていたような.............気がして、この正月に実家に行った際、カメラ類が置いてある棚を漁ってみた。
残念ながらレンジファインダー機は見つからなかったのだが、古い中判カメラがあったので、ちょっと拝借してきた。

ゼンザブロニカ ETRS。6×4.5判のレンズシャッター式一眼レフ。
「ブロニカ」は、ハッセルブラッドに似たそのルックスなどから、特に6×6判のスクエアフォーマットを持つシリーズを中心に、かつて(いわばハッセルが買えない層に)人気を集めたのだとか。
しかし、レンズメーカーであるタムロンに吸収された後、数年前にはすべての製品の販売が終了し、事実上そのブランドの歴史に幕が下ろされてしまったようだ。

中判カメラというのは、ブローニーと呼ばれるサイズ(一般的な35mmより大きい)のフィルムを採用するカメラの総称で、画質が優れていることから、風景写真などで現在でも一部の愛好家やプロが好んで使っているようだ。たしかに、山岳写真を趣味としている方などが愛用しているという話をどこかで聞いたことがあるし、実際に山で見かけたこともある。
要するに、デジタル一眼レフで言えば撮像素子のサイズがAPS-Cよりもいわゆるフルサイズの方が画質が良い、あるいは、カセットテープよりエルカセット(誰も覚えてないか............)の方が音質が良い、と似たようなイメージであろう。
しかし、必ずしも質の高い方が生き残るわけではない、というのが世の常である。音質よりも利便性、エルカセットがやがて姿を消したように(しつこい?!)、大きく重く使いづらい中判カメラからは、すでに国内メーカーはほとんど撤退してしまっているようだ。

ともかく、持ってきてはみたものの、フィルムの入れ方はおろかシャッターボタンの位置すら、最初はよくわからなかった。
未来から送られてきた謎の機械を突然手にした原始人、といった心境である。

フィルム巻き上げのためのクランクが紛失していたり、どういうわけかレンズが200mm(35mm換算で120mm相当)の望遠しかなかったりするのだが、あれこれ調べながら、これからちょっと遊んでみたいと思っています。

投稿者 かえる : 20:11 | つぶやき | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月31日

みなさま、よいお年を!!!

「写真の中で家族がほほ笑んでいる。
一刻、一刻、過去となり、忘れ去られてしまう運命にあるなんでもない日常の中に、二度と見ることの出来ない、大事な小さなほほ笑みがある。写真はそれを鮮明に記憶してくれる。
家族がいつもいつもほほ笑んでいるわけではない。
悲しい時、苦しい時、誰かが怒っている時、夫婦ゲンカしている時などなど、日常茶飯事だ。
でもそんな時、わざわざ写真を撮る気にはならないだろう。
それより誰かがちょっとうれしそうな顔をしているのを見つけると、そそくさとカメラを手にとる。
だから自然とアルバムの中には、小さなほほ笑みが、たくさんつまってゆくのだろう。
悲しみは忘却のかなたへ、ほほ笑みは写真の中へ。」
上田義彦写真集「at Home」より


大好きな写真集、「at Home」。上記引用は、著者の写真家・上田義彦さんによる後書きです。
悲しい、苦しい、怒っている、後悔している..............そんな出来事ではなく、ほほ笑みの瞬間にこそ、記憶のシャッターもそっと切りたいものです。カシャ!

縁あって当サイトにご来訪下さった皆様に、心より感謝いたします。
今年も、モーフィーやブログを通して、嬉しい出会いや楽しい出来事が、ホントに本当にたくさんありました。人の心のあたたかさが、胸にしみた一年でした。
カシャ!、カシャ!!、カシャ!!!
どうもありがとうございました。

今後とも、「かえるリポート」ならびに「黒ラブ犬・モーフィーの悠々たる日常」を、よろしくお願いいたします。
悲しみは忘却のかなたへ、ほほ笑みはブログの中へ.................なんちゃって。
カシャ!

では、
みなさま、どうぞよいお年をお迎え下さいませ!!!

投稿者 かえる : 17:01 | つぶやき | - | トラックバック (0)

2007年11月14日

祝ACL優勝!!!、浦和「力」から中継

まさに、試合終了直後の浦和「酒蔵 力」

スゴイことになってま〜〜〜す!!!

投稿者 かえる : 21:22 | つぶやき | コメント (7) | トラックバック (2)

2007年10月10日

浦和が変わる?!

浦和PARCO、本日オープン。
朝の通勤時、駅前で「変わる浦和」と大見出しの付いた埼玉新聞の号外が配られていたので、ちょっと笑えました。。。
ちなみに、昨日は短時間だがプレオープン日となっていて、近辺の住民には招待券が配られており、またパルコカード会員も入場が可能であった。モータンも出かける予定だったのだが、雨が降っていたため止めたとのことだった。近所の方のお話では、あり得ないくらいの混雑ぶりだったらしい。

ワタクシも、本日の仕事帰りに、ちょっくら偵察してきた。
といっても、主たる興味の対象はいつもと同じで、本屋とレコード屋と映画館、あと食品売り場.........。それらをチェックしたかったのだ。

話はそれるが、「レコード屋」と言うと、ちょっとオジサン「レコード」じゃなくて今は「CDショップ」でしょ!!!、と訂正したがる人がいるのを、個人的には長年疑問に思っている。「じゃあオマエ、レコード会社のこともCD会社って呼べよな」、と思うのはオレだけ???
オレとしては、「CD」「AD(アナログディスク)」「各種テープメディア」「DVD」、すべて広義のレコードと考えたいのだが、ダメなのだろうか?
たしかCD登場直後はそういう認識で間違っていなかったはずなんだけどなあ。
音楽メディアの規格が変わるたびに販売店や製造メーカーの呼称を変えなきゃならないのって、かなりめんどくさいと思うのだが。

閑話休題

「紀伊國屋書店」には、思わずズッコケた。
浦和の大型書店、西口・東口対決は「須原屋」の圧勝ですな。「須原屋」って落ち着いた雰囲気で好きな書店なのだが、品揃えにミョーな偏りがあったりするので、個人的にかなり期待していたんだけどなあ。

「TOWER RECORDS」(ホラ、ADほとんどないのにレコードじゃん......)は、予想よりもかなり広かった。とは言っても、最近はDVDのスペースが幅を利かせていて音楽CDの在庫は少ない。ジャズのコーナーをチラッと見ただけだが、例えばブロッサム・ディアリーは4枚しかなかった。いや、4枚もあったと言うべきなのか???
輸入盤はほとんど見あたらなかったのだが、地方のタワーって基本的に日本盤しか扱わない方針なのだろうか???
よくよく考えると、最近CDはamazonでしか買ってないからよくわからんわ。

「ユナイテッド・シネマ」は、やっぱり嬉しい。
結婚して西口のマンションに住み始めた当時、今は無くなってしまった映画館でオールナイトの割引上映をよく利用していた。
これからまた、1000円程度(20時以降の上映)で帰宅前に気軽に映画を観ることができるんだなあ、るんるん。
もっとも、今日の目的は映画を観ることではなくて、「COW BOOKS」のオーナーが書籍セレクトを担当したという併設されたブックカフェ「Slouc Cafe」の偵察である。外から丸見えのスケスケな店舗デザインで、のんびりページをめくりながらくつろぐのは、オジサンにはちょっとキビシイ感じではあったが、まぁ浦和にああいうタイプのカフェはなかったので、喜ばしいことではないでしょうか。

地下の食品売り場は、あまりの混雑ですぐに退散したため、わけわからず。

全体的な印象としては、各種有名店を細切れにして無理矢理詰め込んだごった煮風という感じ。
地方都市のパルコって、渋谷の店舗とはまったく異なるある種独特な雰囲気がどこもあるが、それともちょっと違う。
まぁ、落ち着いた高級路線に転向しつつある西口の伊勢丹と対照的なキャラで、よろしいんじゃないでしょうか。
東口住人としては、便利になったことだけは確かです。
それにしても、肝心の中央図書館が11月29日までオープンしないとは、けしからんと思うぞ!!!さいたま市。

そうそう、本屋とレコード屋と映画館以外は通り過ぎただけですが、1階にステキな帽子屋さんがありましたよ。
なんだか見覚えのある会社の名札の立ったお花も届いていましたぞ、むむむ。

未だ土地買収が済んでおらず通行不可となっている周辺道路沿いには、これから小さなお店が増えていきそうな予感。
火災があったりもして次々に閉店が続いていた前地通り商店街にも新しい飲食店がぼちぼちオープンしているみたいだし、開店休業状態の店舗がならぶ東口駅前の商店街などと併せて、様々な歩行者や自転車利用者に配慮したバリアフリーな街作りも計画されているようだ。
数年前に「モルガン」がオープンしてから、西口のナカギンザは見違えたように活気が出てきた。
前地や東口駅前の路地裏に、若い人の経営するユニークお店が増えると、我が街浦和もおもしろくなりそうで嬉しいんだけどなあ。

投稿者 かえる : 23:39 | つぶやき | コメント (8) | トラックバック (0)

2007年9月6日

やさしいいぬ

いつものドッグランで知り合ったコニーちゃんが、昨日の朝、亡くなったとうかがった。
10歳6ヶ月。

いつも悠々としていて、優しい犬でした。
どういう風に育てられ、愛されてきたかがわかるような、そんな優しさだった。

心よりご冥福をお祈りいたします。

投稿者 かえる : 23:32 | つぶやき | - | トラックバック (0)

2007年7月14日

助けて、ジーニアス!!!

台風の足音が聞こえてきそうな雨の夜、Apple Store銀座へ。
目的は、「iPod Bar」なる歴代iPodにちなんだカクテルが供される最先端バーで一杯やること...............というのはウソで、やっとの思いでほぼすべての所有CDから計13,977曲をインポートし終わった途端に、道路の上に落として(時々やるのだ......)、液晶表示が不能となってしまった愛用のiPodを見てもらうこと。

Apple Storeには、「Genius Bar」と名付けられたイカすサポートセンターがあり、そこには「Macジーニアス」と呼ばれる「アップルが選んだ最も知識が豊富なMacの専門家」がいて、apple製品に関することならなんでもその場で解決策を的確に示してくれるらしい。
下請けの対面修理会社などに出すと、「はい、部品交換で修理代3万円です!」みたいに言われがちなケースでも、Macジーニアスに相談すれば予想外に簡単・安価に解決してしてしまうことがあるのだとかないのだとか。
Apple Store銀座には、そんな「Genius Bar」のサービスをiPodに特化した「iPod Bar」があるのである。
つまり、オレの血と汗と涙の結晶(???)13,977曲入りのiPodを何とか助けてやってくれ〜、と「iPodジーニアス」に相談してきたわけである。

細かいことは省略して結論から言うと、ジーニアスはやはりジーニアスであった。
見事解決。しかも、タダ。部品交換等はなかったので、手数料等全てナシ、まったくの無料です。
素晴らしい!!!

そんなわけで、こっちの問題は解決したのだが、また別の問題が持ち上がっている今日この頃。
来週にも行こうと思っていた山へアクセスするための林道が、土砂崩れのために当面の間通行禁止となってしまったのだ.........泣。
昨年の夏からあたためていた計画なのに、どーしてくれるんだよ!!!
別のルートで入山することも不可能ではないのだが色々と障害は多い、かといって今さらまったく別の山域に変えるのもちょっと悔しいしなあ。直前に道路が復旧する可能性もなくはないのだが、この大雨で登山道が崩壊している可能性もまたなくはないような..........
う〜ん、まいったなあ。。。。
この連休は、地図を片手に計画練り直しの日々となりそう。

山旅ジーニアス、どこかにいないかしら。

投稿者 かえる : 23:21 | つぶやき | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年6月22日

キャンドル・ディナー

帰宅して玄関を開けると、暗闇に仄かなあかりが灯っていた。
今夜は、キャンドル・ディナーらしい。

みーたんは、2階でぐっすり寝ているようだ。

闇に同化したモーフィーは、足下でハァハァ言いながら身体を寄せてくる。
ホント暑苦しいヤツだなあ、オマエは。

みーたんには、「地球のため」にどーたらこーたら、とか真顔で言うキモチワルイ人には、出来ることならなって欲しくないと思う。
でも、蝋燭のあかりは小さな焚き火みたいで見ていて飽きないなあ、蛍光灯よりオシャレで素敵だなあ、と感じることの出来る女性に育って欲しいとは思っている。

モーフィーには、暑苦しくてもいいから、いつまでも健康でノーテンキなヤツでいて欲しいと願っている。

幽かな雨音。
とても静かな夜です。

投稿者 かえる : 23:13 | つぶやき | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年6月9日

ただ今10,238曲、iPodインポート地獄

数ヶ月前に車載のCDチェンジャーが壊れた。
そこで、おそらく修理代とさほど変わらない値に下がりつつある第四世代のiPodを、いつものヤフオクで手に入れることにした。要するに、手持ちのCD音源をすべてiPodの中に入れてしまおうという計画なので、容量はなるべく大きい方が良い。最終的に60Gのモデルをリーズナブルに落札することが出来た。
車の中や野外で聴く分には音質に関して贅沢を言うつもりはないので、個人的にはiPodの圧縮されたサウンドでも充分だ。むしろ、出かける前に多くのCDを選んだり持ち運んだりする必要がないのは、まさに夢のようなお話。ドライブでもキャンプでも、CDの束をかき回す必要がないのでホント助かる。ポッドキャストも、通勤時の暇つぶしに実に重宝している。さっさと買ってりゃヨカッタな。

到着後は、所有するCDを棚の端から順に、ひたすらiTunesにインポートする毎日である。まさにリッピング地獄。
もともとここ数年に購入したCDはiTunesにも落としていたのだが、全体からすればごく一部である。
連日セッセとはげんだ結果、現在10,082曲、iPod内のデータはすでに40G以上になった。
もっとも、CD棚はまだ2/3も終わってないだろう。
当初、60Gもあれば余裕で全CDはもちろん、気に入っているアナログもある程度収録できるだろうと考えていたのだが、どうやらCDだけでも怪しくなってきてしまった。インポート完了後は、転送する楽曲の選抜もしなきゃならないかも。

ある作家が「優れたポップミュージックとは、ラジオからふいに流れてきた瞬間に、思わずボリュームを上げてしまう曲だ」みたいなことを書いていたが、けだし名言だと思う。
ともかく、ポップミュージックにかかわらず、ラジオから自分のお気に入りの音楽が流れてくるのをふいに耳にすると、ちょっとした幸福感を味わえる気がする。もっとも、ラジオから流れてくる楽曲の幅はそれほど広いものではないのが現実。けっしてメジャーではないけれど自分にとってはかけがえのない名曲、みたいなものにはなかなか遭遇する機会が少ないのである。
その点、iPodのシャッフル機能はイイ。自分の音楽ライブラリから(つまり、自分の好みの音楽の中から)ランダムに再生されるので、「ああ、この曲スキ!!!」という小さな幸福を、効率的に味わうことが出来るのだ。
何年も聴いていなかった曲を突然耳にして、思いがけない感動に震えたりもするのです。
ワタクシは、かなり久しぶりに聴いた岡村靖幸サンとマドレデウスにメチャメチャ感動しました。

ちなみに、我が家のパソコン環境では、写真やビデオ、音楽データの類はLAN接続のハードディスク、いわゆるNASというヤツに保存するようにしている。また、そのNASにUSB2.0接続したハードディスクで、自動的にバックアップを取るようにセットしてある。
ところが、購入時には余裕の大容量だと思っていたこのBUFFALO社製250GBの外部ハードディスクも、いつのまにか雑多なデータで埋まりつつある。各パソコンのバックアップデータ、大量の写真データ、そしてiPod用の音楽データ。さらには、デジタルビデオデータが追い打ちをかけて、すでに80%以上を消費しているのだ。
そろそろバルクの500GBハードディスクに転換、あるいはいっそ5台くらいのRAIDシステムを組むことを考えた方がいいかもしれないなぁ。ああ、めんどくさい。。。

そんなこんなを書いてるうちに、現在10,238曲インストール済み。
いつになったら終わるんだろう、iPodインポート地獄...................ハァ。

投稿者 かえる : 21:51 | つぶやき | コメント (2) | トラックバック (1)

2007年3月29日

お待ちしておりました〜〜!!!................リコー・GX100

ずっと発売が噂されていながら、なかなかその全貌が明らかにならなかったリコーのデジカメ、GX100がついに発表された。
いわばズーム版GR DIGITALといった感じである。

ホームページやブログを運営していると、その技術的レベルはともかくとして、デジカメの使用頻度は非常に高い。
現在愛用のオリンパスμ-20は、所有するデジカメとしては2代目で、防水機能を持つコンパクトなデジカメとして当時唯一の機種であったという理由だけで購入したものである(渓流釣りに持っていきたかったから)。しかも、ヤフオクで手に入れた中古品である。
そのためかどうかはよくわからないが、どうにも調子が悪く、今までずっとだましだまし使ってきたような状態であった。
マクロ機能は完全にイカレてるし、フォーカスロックも動作がアヤシイ、そもそもオートフォーカス自体が壊れてるっぽいのだ。一度焦点が合った後ピントが徐々にずれていってしまう現象があり、それに合わせてカメラを引きながらシャッターを切る、あるいは何も考えずシャッターを一気押しする、というカメラに詳しい人が聞いたらあきれかえるような、ワタクシ独自に編み出した方法を駆使して今まで撮影を行っていたのだ............ピントが合ったら儲けもの、という世界である。
もともとカメラにはほとんど興味も知識もなかったので、まぁこんなものなのかな〜、と思っていたワケなのである。

が、さすがに昨年くらいから、そろそろ新しいデジカメが欲しいなぁ、と思い始めてきた。
「どちらかというと、気に入って買った道具は使い倒す方なので、多少高価でも、数年は実用に耐える基本スペックと実用性が欲しい」「持ち歩きに便利なコンパクトサイズ、ただし操作性の点から小さすぎるものはダメ」「撮るのはスナップ的な写真なので、一眼レフは不適」「トレッキング時に使い勝手のよい広角域が充実したレンズが望ましい」「デザイン、とくに手に持った際の質感や形状を最重視」などが購入検討にあたってのポイントである。

デザインや質感、なにより手に持った時の何とも言えずしっくりくる感じや操作性では、ダントツにリコーのGR DIGITALに惹かれたのだが、いかんせんマニアックな単焦点レンズを売りとするカメラである。一眼レフのサブとして使うわけではなく、欲しいのはオールパーパスに使える一台であったので、泣く泣く却下。
最近になって、キャノンのG7が発売された際は、いよいよ決断の時か(大げさ....)と思ったのだが、実物を見てみると、予想以上に重くサイズも大きすぎて、トレッキングの時などに持ち歩く気にならない(いつもシャツのポケットに入れている)ため、これも結局断念した。
その後は、GX-8の後継機として発売が噂されていたこのGX100の登場をひたすら待っていた次第なのである。
お待ちしておりましたよ〜〜!!!.

スペック的には申し分ない。と言うより、ぼくが持っていても「猫に小判、豚に真珠、かえるに高性能カメラ」といった雰囲気だ。ともかく、永く使えそうだし、いざとなったら売却しても高く捌けるだろう。
サイズや重量的にはややGR DIGITDLを上回るものの、実用上は問題ないコンパクトさのようだ。
ポップアップ・フラッシュの出っ張りやその上のロゴはイマイチだが、全体としてはデザイン的にも非常に好ましい。
個人的に唯一引っかかるのが、レンズカバーがキャップ式であるということだ。あまり欠点の感じられないパナソニックのLX-2を却下した理由のひとつが、その点だったからである。
まあ、でもそれはそれ。それなりの理由があってのことなんでしょ。
ともかく、もうこれはいくしかないでしょ〜!!!!!

と、実勢価格を見るまでは思っていたのだが...............た、高い!!!
GR DIGITALで味をしめたのか、リコー。。。
あと2万円、安くしてくれ〜〜〜

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2007年2月24日

こんにちは、スノーシュー  --- 妊婦は懸賞に当たりやすい?!

「妊婦は懸賞に当たりやすい」とよく言われるが、これはまぎれもない科学的事実である。
このほどモーフィー家において実施された実験において、驚くべきその現象が確認されたのである。

と、テレビ番組であれば上手に編集するところだが、「かえるリポート」としては、そのような事実を示唆する個人的体験を得た、と述べておくにとどめよう。
どうせならついでに、テレビメディアの演出スタイルや大臣の発言に対するここ最近の魔女狩り的風潮についても、若干の私見を述べておきたいところではあるが、それもとりあえずやめておこう。

だって、雑誌の懸賞でスノーシューが当たっちゃったんだもん、るんるんるん。
もともと懸賞当てるのが得意なモータンに、「妊婦の今はなるべく高額商品を!」と倍率気にせずせっせとハガキ書いてもらった甲斐があったというものである。
ATLAS「バックカントリー」、おおっーかなりの高級モデルではないか!!!
サンキュー、小学館BE-PAL編集部様!!!!!!

実は少し前に新しいトレッキングシューズを購入したのだが、そちらは今時ゴアテックスインナーも使わない総革のオールドファッションな一品。「ブーツ外側の縫い目を最大限に減らすことで防水効果を高めています」みたいな能書きが、なんとも泣かせるのだ。
スノーシューの中にはかなりメカっぽいデザイン(???)のものもあるが、アトラスの製品はどちらかというとトラッドな雰囲気で、革製シューズとのコーディネートも違和感がなさそうである。

ちょうど、モーフィー連れて「みーたん誕生記念トレッキング」に出かけようと思っていたところなので、願ってもないご祝儀をいただいた気分である。
さぁ〜て、どこ行こうかなあ。
ていうか、雪あるのか.........................??!!

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2006年12月30日

中年男ふたりで高尾山・リターンズ

昨年末、高校時代の友人に誘われ、高尾山に行ってきた。
今年も直前にお誘いのメールをいただき、再び中年男ふたりで高尾山へ。
雪をかぶった富士山の眺めは、なかなか素敵だった。

山頂でビール飲んで、麓の蕎麦屋でビール飲んで、「俺たち年取ったよなぁ」バナシに花を咲かせる、という去年とまったく同じ展開であった。
違ったのは、下りのコースを6号路にしてみたことくらい。ここは、沢沿いを進むなかなか雰囲気のあるルートだった。
それから、昨年の記事で触れたペット禁止看板は、先の報道通り撤去されていました。

なんだか年末恒例イベントになりそうな予感....................

投稿者 かえる : 19:09 | つぶやき | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年12月22日

「チョイ不良おやじ」の次は「粋Z」??!! - 寺尾聰を聴きながらのキャンドルナイト

電車内の中吊り広告は、しがないサラリーマンが通勤途中に味わう一服の清涼剤のようなものである。

かどうかは知らないが、個人的には貴重な(危険とも言う)情報源であり、その辺の若手芸人より笑わせてくれる手軽な娯楽である。
ぼくにとって、世の中の雰囲気や社会の動向を知る重要なソースは、女性誌や週刊誌のソレに踊る派手な見出しなのであ〜る。つまり、中吊り広告から「まあ、世の中は今大体こうなってるんだろう」と判断しているわけである、ワタクシは。
我ながら、思わず「危険すぎる〜」とベンジーばりに熱唱したくなりますなあ。

ともかく、今朝見た雑誌「Z 2007年 02月号」の中吊り広告には思わず感動してしまった。
「Z」は、「青二才禁止!、55歳以上限定!!」を高らかに謳った「素敵な爺(じぃ)を目指すためのファッション雑誌」とのこと..........
そう、「チョイ不良(ワル)おやじ」の次は「粋Z」らしいのだ。。。
世の中、スゴイことになってるみたい.............
いや、それで何に感動した(笑ったとも言う)かというとですね、巻頭特集が「全国有名神社大特集」名付けて「粋Zの初詣」(!!!)だったこと。
これがさあ、「粋ZのiPod入門」とかだったら、「おじいちゃん、ガンバッテね!」っていう感じがしてきちゃうじゃないですか。素敵な爺になるのも、涙ぐましい努力と勉強が必要で大変なんだなあ、みたいな........
でも、神社大特集ですからねえ。背伸びしてない感じがして好感持てるというか、関心の対象が初詣であっても格好良くあろうとする先輩にリスペクトというか、ともかくなんちゅうか、感動しました。いや、マジで。
「チョイ不良おやじ」には死んでもなりたくないけど(なれないとも言う)、「粋Z」にはちょっと憧れるかも。
とか思っちゃったりして。

粋Zと言えば、寺尾聰さんなんか今やそんな感じなのかしら。
そういえば今朝の新聞に、かのウルトラ大ヒットアルバム「Reflections」のセルフリメーク盤「Re-Cool Reflections」の広告が載っていた。要するに「Reflections」をアルバム丸ごと、全曲ニュー・アレンジで再録音したというオドロキの企画である。なんとまあ、商売上手だこと。
「リフレクションズかぁ、懐かしいなあ」と思って、思わずレコード棚から引っ張り出してしまった。
「出航」と書いて「SASURAI」と読ませる.......いい時代でした。ついでに言えば、「炎」と書いて「ジェラシー」と読み、「本気」と書いて「マジ」と読む、ああ何とも素晴らしい時代でした。

そんなわけで、寺尾聰を聴きながらのキャンドルナイト.............
このまま、隣にあった五十嵐浩晃にも手が伸びてしまいそうでちょっと怖い今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか...........

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2006年12月18日

Back to the Mac!!!

はじめて触ったパソコンは、大学に置いてあったNECのPC88か何かだったと思う。
たしかフロッピーが2つ付いていて、一方でシステムもう片方でプログラムを動かす、みたいな今からすると信じられない仕組みになっていた気がする。でももしかしたら、それって当時最新式のPC98の方だったかな?、いずれにしろ高価な割には「融通の利かないアホ」といった印象であったことに変わりはない。なにしろ、忌まわしき学校のお勉強の記憶と結びついてるもので。
はじめて自分で買ったパソコンはMacのPerforma6210である。1995年の今頃、台数限定の特売品をボーナスでゲットしたのだ。CPUは75MHz、最大搭載メモリ64MB、ハードディスク800MB(!!!)、というこれまた信じられないような低スペックなのだが、こちらは「可愛げのあるアホ」としてぼくの記憶にはインプットされている。小難しいモデムの設定を終え、はじめてパソコン通信接続に成功した時は、ホントに嬉しかったことをよく覚えている。

それからは、基本的にMac派である。
Performa6210の次は、念願のG3 DT233を中古で手に入れ、やがて増設が行き過ぎてどうにもならなくなったため、タワー型のMT266に買い換えた。このマシンが、一応今日までのメインパソコンである。
このMT266は、ほとんど原形をとどめないレベルにまで増設・改造を行った。メモリー3枚差し、G4へスペックアップするためのCPUアクセラレーターはもちろん、PCIボードはATAカード&オーディオカード&100MLAN/USB/FireWireコンボカードで全て埋まっていた(オーディオカードは後に、苦渋の選択によりグラフィックカードに差し替えた)。さらに、純正のものでは不安になってきたためDOS/V用のATX電源を無理矢理組み込み、理由は忘れたがジャンク屋で探し出した末にROMまで載せ替えた。その上、DOS/V用のCD-RとDVD-ROMの2台の光学ディスクを搭載し、この機種では本来不可能なDVD視聴も可能となるまで改造しまくったのである。かといって、別にコンピュータに詳しかったわけではまったくない。当時はネット上を探せば、そのような情報は簡単に手に入れることが出来たのだ。
がしかーし、ゴテゴテとエアロパーツを付けすぎた車が重くなって「それってノーマルの方が速くねぇ?」という状態になるのと同様に、史上最強のG3 MTとなったはずの愛機は、気付くと史上最悪の「30分に1回再起動マシーン」と成り果てていたのであった..........涙。

そんなMac人生に転機が訪れたのは、もともとは会社用に購入し、必要がなくなってからは日常的にリビングで使用していた「史上最高にカッコイイPowerBook」(と個人的に今も信じている)G3 Lombardが、2年ほど前に壊れてしまったことによる。
同時期に妻が使用していたWindowsのノートパソコンも壊れ、2台は無理だから共用で1台、しかもなるべく安いもの、ということで10万円を切っていたWindowsのノートパソコンを通販で購入したのだ。
ところがコイツが速いのなんのって、安物とはいえさすがに最新機だけあって、便利なことこの上なかったのである。
実はホームページ確認用およびテレビ録画用に自作した高スペックのWindowsデスクトップ機もあるのだが、在宅時はほとんどの時間をリビングで過ごすため、個室にあるそのマシンはほとんど触っていなかったのだ。それに、そのマシンの横には長年苦楽を共にしたMT266ちゃんが並んでいる。正妻を目の前にして浮気するようで(???)、なんだか良心がとがめるではないか。
そんなわけでいつの間にか、リビングにあるノートパソコンでほとんどの作業(と言っても、ネット巡回とホームページ更新くらいなのだが)を行うようになってしまっていた。(言っておくが、目の前じゃなきゃ浮気するのか?、っていうツッコミは禁止です。)相変わらず、公式のメインマシンはMacのMT266ということになっているのだが、実質的にはメール専用マシンと化してしまっていたのである。
つまり、ついに愛しきアップルを裏切り、ビル・ゲイツの軍門に降ってしまった(???)わけである。

しかし、あれほど愛したMacをいつまでも裏切り続けることなど、どうしてできようか?
ていうか、メインマシンが今時OS9(MTにはOS Xをインストールしても、不安定で使い物にならなかったのだ)、自分のサイトがOS Xで確認できないという状況にも、いい加減危機感が募ってきた。
Back to the Mac!!!
今日からワタクシ、再びMac派です。
でも、Intel Mac Pro買ったのか?!、と思ったアナタは考えが甘い!
買えるわけないじゃん、そんなもの.............
ヤフオクで、Power Mac G4(digital audio)を2万円にて落札したのです。ボーナスシーズンにもかかわらずセコイ話で恐縮ですが......
ともかく、本日アキバにてDOS/V用のバルクメモリーとDVD/CD WRITER(4200円だった!)を格安で購入し、相性テストも合格、ただ今OS Xをインストール中であります。
G4(digital audio)は、搭載機器は低スペックなものの、基本設計はそれなりで増設も容易なため、内部をアップグレードすれば、相場価格の割には、現在でもかなり使えそうなマシンなのである。
とりあえず、USB2.0カードとATAカードは増設完了した。あとは、おりをみてCPUアクセラレーターかなぁ..................

...........ってやってることがMT266の時と同じじゃん...............!!!
大丈夫か?!

愛用のマシン・フォトアルバム

投稿者 かえる : 23:17 | つぶやき | コメント (4) | トラックバック (0)

2006年12月9日

ももかんカメラ

お買い物やら何やらで忙しく過ごした後、またまた「ももかん」さんを堪能。
Jamの2階席は、かなりライブな鳴り。

買い物といえば、デジカメが欲しい欲しい、と言い続けてはや数年。
未だにピントの甘いオンボロを使い続けている。
GR DIGITALの筐体で、中身はG7ってヤツ発売されないかなぁ。
されないか....................

投稿者 かえる : 23:44 | つぶやき | コメント (4) | トラックバック (0)

2006年12月8日

imagine

昔は、
ジョン・レノンよりポール・マッカートニーの曲の方が好きだった。
レッド・ツェッペリンよりディープ・パープルの音楽性の方が好きだった。
ウディ・アレンよりスティーヴン・スピルバーグの映画の方が好きだった。
ところが、最近はそうではなくなってきた。

ポールよりジョンの曲の方が好きになってきた、ということではない。
ポールの曲は変わらずに好きだが、ジョンの曲の素晴らしさが理解できるようになってきた、ということである。
子供の頃は「ヘンな歌詞だなぁ」と思っていた流行歌を何かの折りに耳にしたりすると、かつては不可解だったフレーズをリアルに理解できている自分に気付くこともある。

村上龍さんと小池真理子さんによる「美しい時間」の味わい深さも、10年前のぼくには理解できなかっただろう。

年をとる、ってこういうことなのかしら。
自分を取り囲む世界は何一つ変化していないのに、時を経ることによって、自分にとっての世界は徐々に変貌を遂げていく。
コレって、けっこう面白いことだ。

10年後、ぼくの目に世界はどのように映っているのだろうか。
ちょっとだけ、楽しみ。

投稿者 かえる : 23:59 | つぶやき | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年12月2日

ジェネレーションギャップを乗り越え......?!

師走に入ったいつものドッグランにて。

バリバリの昭和生まれと、オドロキの平成生まれ。
なんだか盛り上がっているご様子。

ウワサの美少女デュオ「遙蘭満」とモータンの会話は、はたして噛み合っているのか?

投稿者 かえる : 21:27 | つぶやき | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年12月2日

浦和、盛り上がりまくってます

WE MADE IT TOGETHER!!
と、浦和に住んでいるだけの当方が叫ぶわけにもいかないのですが.........

ともかく浦和、盛り上がりまくってます。

いつかきっと

投稿者 かえる : 19:22 | つぶやき | コメント (7) | トラックバック (0)

2006年12月1日

浦和、盛り上がってます

駅前のクリスマス・イルミネーションも、真っ赤っか。

マンションの建築現場でも、「ALL COME TOGETHER!」。

浦和、盛り上がってます!

投稿者 かえる : 20:11 | つぶやき | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年9月23日

カタログ大好き!!!  - 今年は、ウールがアツい!

オレに言わせると、人間は2種類に分けることができる。

カタログを眺めるのが好きな人間と、そんなことには興味のない人間に、である。
当方はもちろん前者。カメラから家電に至るまで、何かを購入する際には、まずめぼしいメーカのカタログを集めることから始める。アウトドア用品、釣り用品、歴代レガシィ、などに至っては、シーズンごとに収集してコレクションしてあるのだ(古いものはまとめて処分してしまったのだが、ヒジョーに後悔している)。ストックしてあるカタログで本屋が開けるのでは?!、と思うほどである。
ともかく、当時日本には店舗のなかったL.L.BeanR.E.I.のカタログを眺めては個人輸入に精を出した10数年前から、紙のカタログは代表商品のみで全製品を網羅するリストはホームページ内のデータベースに取って代わられつつある現在に至るまで、メーカー発行のカタログを眺めては妄想にふけるのを無上の喜びとしていることに変わりはない。
ただし、内容も薄いし紙も無駄になるので、個別商品のチラシのようなものはあまり好みではない。
春・夏、秋・冬、の年2回、あるいは年1回発行で、全アイテムを網羅しつつも詳細な解説が付された総合カタログが望ましい。

そういったカタログを眺めていると、実に色々なことがわかる(ような気がする)。
なんというか、そのブランドなり企業なりの、スタンスや美意識のようなものが伝わってくるのだ。
商品のラインナップや解説文、用いられた写真やデザインなどから。
素材や機能の解説に重点をおいたもの、イメージや雰囲気を重視したもの、編集方針からは各々のブランドの持つ空気感やカラーが明確に伝わってくる。
実際に野外で使用することを前提としているのか、街着としてのアウトドアファッションを想定しているのか、重量や収納サイズの記載有無などでメーカーの姿勢やターゲットとしているユーザー像が見てとれる。

パタゴニアのカタログを時系列順に読むと、このブランドがどれほど細かく製品の改良を重ねてきているかがよくわかる。
コールマンTHE NORTH FACEの商品ラインナップには、現在の主要な購買層が浮き彫りになっている。
モンベルは、ブランドとしては一流とされる部類には入らないと思うが、「無いものはない」と言えるほどの幅広い商品構成(車椅子用のレインウェアまで企画しているアウトドアブランドがはたしてどれだけあるのだろうか?!)や良心的な価格設定は、他の追随を許さないレベルだ。ついでに言うなら、デザインのダサさも...........
スノーピークのカタログを見ていて感心するのは、なんだかんだ言って十数年前から変わらず掲載され続けている定番品が数多く存在し、実際にも市場を寡占しつつあることである。
A&Fのカタログからは、見ているだけでなんとなくワクワクさせられる古き良き時代の香りが、相も変わらず漂ってくる。

ところで、そういった多種多様なカタログ類を眺めていると、アウトドア用品にも細かな流行り廃りや時代の潮流というものがあることが実感できる。
ちなみに、近頃キテいるのは「ウール素材」のようである。
個人的にも最近もっとも惹かれているブランドである「IBEX」(従来製品の既成概念を変えるウール製品で有名)の登場がそのきっかけなのだと思うが、パタゴニア、モンベルともに今シーズンから、定番の化学繊維に加え、天然繊維であるメリノウール(特殊な加工により、従来のものより機能的に優れ環境負荷も低いとされる)のアンダーウェア/ベースレイヤーをラインナップに加えている。
そう、今年はウールがアツい!、のだ。
これは、なかなか歓迎したい傾向である。ぜひとも、天然繊維製品のさらなる拡充を期待したい。
昨今のアウトドアウェアでは、機能的な新素材がやたらに幅を利かせているが、天然繊維が潜在的に持つ実力もけっしてバカにできないと思うのだ。ぼくは、天然素材の衣料がかな〜り好きなのです。
フリースは確かに軽くて便利なのだが、いかんせん嵩張るし、「火に弱い」「ちょっと濡れても保温力が無くなる」というのはオートキャンパーには致命的である。焚き火するたびに火の粉に気をつけていなきゃいけない、っていうのはかなりストレスになるのだ。
ちなみに、トレッキングの際に持参する中間着にウールのセーターを選択することも、ぼくは多い。保温力はもちろん、吸湿・発散性も悪くないし、イヤな匂いもしない。上質のシェトランドなどならかなりコンパクトになるし、重量も気にするほどではない。天然素材の衣料をアウトドアで使用するのって、言われているほど悪くないと思うけどなあ。
その上、天然素材故のいくつかの欠点を克服した新製品が出始めたのだから、実に嬉しい限りなのである。
IBEX、もうちょっと安くなってくれたらなぁ〜.........

なお、メーカー発行のカタログとは異なるが、「フィールドライフ」(数社共同提供のカタログのようなものだが、記事広告の記事部分もかなり充実している)や「Outdoor Japan」等の季節ごとに発行されるフリーペーパー(O.J.は公式にはフリーペーパーではないようだが、実際には店頭で無料で入手可能)もなかなか楽しめるので、アウトドア情報や用品のトレンドを手っ取り早く知りたい方にはオススメです。

投稿者 かえる : 19:30 | つぶやき | コメント (5) | トラックバック (0)

2006年9月15日

アクセス解析の結果

ホームページを立ち上げた際に、アクセス解析のCGIは入れたものの、アクセスカウンターは設置していなかった。
気に入ったデザインのカウンターが見つかり次第トップページに貼る予定だったのだが、時間が経つうちにトータルのアクセス数を計算するのが面倒になってしまい、結局カウンターの設置はしないまま今日に至っている。
そんなわけで、開設以来の総アクセス数は不明なのだが、時々アクセス解析の結果は覗いている。
商売のためのホームページではないので、解析の結果をサイト制作・運営の参考にすることはないが、けっこう色々なことがわかるので、運営者としてはなかなか興味深いものなのです。

例えば、先月のデータを見てみると........

1日の訪問者数は100〜200、ユニークユーザー数は100〜150程度。
1日のうちに複数回訪問して下さる方もいるようで、大変ありがたい。
もっとも、レンタルサーバー会社の解析結果を見ると、8月の1日平均訪問数は657となっている。
自分で設置したCGIはJavaScriptを利用したものなのだが、こんなに結果が違うのもちょっと解せない。
両方とも、あまり正確とは言えないのかも知れない。

1日のアクセスの中で、リピーターと初めての訪問者の割合は、ちょうど50%程度である。

曜日別アクセスは、月火水曜日が高いようだ。
週末に更新することが多いからだろう。
時間別では、21〜23時台が圧倒的だが、12時台も多い。
仕事の昼休み時間にアクセスして下さっている方もいるようで、こちらもありがたいことである。

OSはWindows XPが大勢で、実に76.44%を占めている。
Mac OSはわずか5.92%、9.12%のWindows 2000を下回っている。Macユーザーとしては寂しい限りだが、そもそもぼくもホームページは今やWinで作ってる裏切り者だしなあ.............
ちなみに、98はさすがに現在では3.5%のシェアしかない。
Linuxも、1%以下だが稀にアクセスをいただいているようだ。

ブラウザはInternetExplorer6.0の独壇場で86.77%。
ぼくが愛用しているFirefoxは、すべてのバージョンを合わせてもわずか2.41%。
ネット黎明期あれほど栄華を極めたNetscapeNavigatorのユーザーはほとんどいなくなってしまったようで、なんと1%以下である。

画像解像度は、今や1024×768や1280×1024が普通のようだが、800×600もまだまだ健在。
したがって、ぼくも基本的にこのサイズでも表示可能な横幅を念頭において画面を構成しているつもりです。

サイトトップページや「かえるリポート」トップを別にして、アクセス数の多いページは、最近では「かえるリポート」の「犬連れキャンプ/トレッキング」のページ。
また、「愛用グッズ」もアクセスが多い。ぼくも他の方のサイトにお邪魔すると愛用グッズのページは熱心に拝見させていただくので、誰でも関心を寄せるコーナーは同じようなものなのだろう。
意外だったのが、「モーフィーの年代記」のアクセス数の多さ。想像だが、犬を飼い始めた方が「〜ヶ月の時はどういう感じなのだろう?」(体重とか躾とか旅行などでの様子とか)という感じであちこちのホームページを参考にしているのかもしれない。

アクセスポイントが特定できる一部のIPに限定されるが、アクセス元の都道府県というのもわかる。
これもちょっと意外だったのだが、ダントツの1位は東京都。
以下、埼玉、神奈川、大阪、千葉、愛知、静岡......といった感じ。

リンク元のURL(どのページに張られたリンクから来ていただいたか)ランクは、穂高企画さんが圧倒的。どうもありがとうございます。
ちょっと気になるのは、今話題のmixiユーザーの日記内に張られたリンクに関して。
個人的に、インターネットにおけるリンクは自由であるべきだと思っている。
しかし、mixiなどの場合、日記を一部の許可した人にしか公開していないケースも多い。要するに、ぼくが「どんな風に書かれた上で自分のサイトはリンクされているのだろう?」と思ってアクセスしてみても、「あなたはアクセスできません」ということになってしまうのだ。
誰でもアクセスできることを前提として、ハイパーリンクというインターネット特有の概念は機能し、また許容されているものだと思うのだが、リンクされたサイトの管理人がアクセスできない状態にした上で無断でリンクするのってどうなんでしょ?

検索エンジンごとの検索キーワードランクは、個人的にはもっとも興味深い。
シェア的には、やはりYahoo!Googleが双璧である。
Yahoo!では、上から順に「犬 キャンプ」「キャンプ 犬」「犬とキャンプ」「犬連れキャンプ」と続いた後、「遺伝性疾患」「黒ラブ 子犬」「犬とトレッキング」「Vi-Bridge」「犬連れOK 埼玉」など。
さらに、ちょっとコワイ気もするのだが「黒ラブ モーフィー」「かえるリポート」「管理人かえる ブログ」などを直接キーワードにして検索されている方も最近は多いようだ。
Googleの結果がYahoo!とかなり異なるのは、ちょっと面白い。
圧倒的に多いのが、「黒ラブ」。Googleで「黒ラブ」を検索すると、当サイトが上から5番目に表示される(2006/9/16現在)のだ。
ちなみに、4番目はドッグランのお友達の「黒ラブ ムサシ日記」さん。
以降、「フライピュートーイ」「いぬのえいが」「モーフィー」「犬 ラブ」などと続く。
この検索キーワードは、毎日無数にデータが蓄積されていくのだが、なんというか「世の中の人が何に興味をもっているのか」がわかってとても面白い。
例えば、浦和の飲食店を検索してたどり着く方は非常に多い。当サイトはグルメブログではないので、ちょっとヘンな切り口の記事になっていることが多いのはちょっと気になっている。お店に迷惑かけると申し訳ないので、もう少し真面目に書けばよかったかも。
それから、毎日のように訪問いただくのが「青山 ゆんたく」で検索される方。こちらは青山にある沖縄そばのお店のようなのだが、人気のほどがうかがえる。もっとも、ぼくはこのお店のことを記事にしているわけではなく、たまたま2つの言葉の組み合わせでヒットしてしまうようなので、毎回申し訳なく思っている。(って、これでまた無駄足を踏ませてしまうことになるのだが.....ごめんなさい)
また、「かえる」「かえるの飼い方」など「かえる」関係のキーワードで検索を行うかえるマニアの方は、全国に実に数多いようだ。かなりの確立で、この「かえるリポート」にたどりついてしまわれるのだから、本当に「ご愁傷様です」としか言いようがない。ごめんなさい。
役に立たなくてスマン、というケースは他にも数え切れないほどある。
「エビちゃん 卒業写真」「ビオフェルミンS マツモトキヨシ 価格」「宝くじに当選したら」etc.etc.
世の中には様々な需要があるのだなあ、と感心することも多い。
「犬用おんぶひも」「青虫 芋虫 種類 相談」
きっと留守中の愛犬が心配なんだなあオレも昔そうだったよ、とホロッとしてしまうこともある。
「留守番 スカイプ 愛犬」
お、惜しい、間違いを教えてあげたい!というケースもよく見受けられる。
「モータン サウンド 映画」(モータン・サウンドを題材(あるいは主題歌)にした映画を調べたかったのだろうに、我が家のモータンが表示されてしまったわけだ........泣)
もしかしてこういうこと?、なるほどねえ、とうなずくこともたまにある。
「二度と行きたくないペンション 那須」(那須に旅行を計画しているが、褒めた記事よりけなした記事の方が正直に書かれている、「良い」の基準は人によって異なるから「サイアク」なペンションを避ける方が合理的、と考えたのかな??)
何を調べたいのか、あるいは、何のために調べたいのか、がかな〜り謎なケースもままある。
「 おしっこ 我慢させる 彼女 ビール」
また、ここには具体的には書けないが「世の中にはかくも多様な性的嗜好が存在するのだなあ」と妙に感心させられることも多いのだ、これがまた.........

なお、アクセス解析のデータから個人を特定することは基本的に難しい。
「あの人が今日はアクセスしてくれた」なんてことはわからないし、そもそも通常はアクセス数と検索キーワードくらいしか確認していない。
しかし、ドメイン名の統計は表示可能なので、アクセス元のネット環境によっては「おお、こんな有名企業の方もアクセスしていただいているのか!」なんてことはあったりします。


ところで、なんで急にこんな話題を記事にしたかというと、金曜日の早朝からいつもの数倍のアクセスが続いているから。
以前に記事にした「Dog Shelter」さんが、9月14日の夜フジテレビの「チンパンニュース」において、「CNC緊急特集 〜殺処分から犬たちを救え!ドッグシェルター〜」といった内容で取り上げられたためのようだ。
テレビの影響ってスゴイですね。

それにしても、一般名詞でもある「ドッグシェルター」をYahoo!で検索すると、上位(金曜日の時点では1番目だった)に「かえるリポート」がヒットするのはちょっとマズイのでは......
苦情が来そうで、コワイっす。

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2006年9月10日

野営のブルース

「フライの雑誌」今季号特集は「野営のブルース」、要するに野営釣行の記事が満載で、なかなか興味深いものがあった。
バックパッキング、入渓地点をベースキャンプとした犬連れテント泊釣行、バイクツーリング、林道脇の野営、食料現地調達のワイルド系源流釣行、キャンプ場利用のオートキャンプ、ニュージーランドのモーターキャンプ(MC)システム、アメリカのイエローストーン国立公園のバックカントリー(オーバーユース制限が厳しく、特別なパーミッションが必要。馬か徒歩によるバックパッキング以外は許可されない)などにおけるキャンプグラウンド事情等々、様々なスタイルの釣りキャンプが紹介されている。

中でも、「はぁ、たしかになあ....」と思わず嘆息をもらしてしまうのが、フライフィッシャーの間ではちょっとした有名人である久野康弘さんの「ああ、憧れのバックパッキング」という記事。
簡単に言うと、今日の日本で格好良く「バックパッキング」することにはちょっと無理があるんだよなあ、といった内容。
そう、日本の釣り場環境、自然環境、社会環境、文化的背景、その他もろもろの事情から、憧れているソレを実現するのは非常に困難なのである。

例えば、一般に西洋毛針釣り愛好者が憧れるバックパッキングでの釣り旅というのは、なだらかな丘陵や牧草地を縫って流れる川のほとりをテントを背負って何日か釣り歩く、あるいは、何キロ四方にわたって人の姿が皆無なバックカントリーをガイドと共にサイトフィッシング、といったニュージーランドなどの釣りのイメージ。
もし日本において無人の渓で竿を出したければ、藪こぎ、ヘツリ、泳ぎでの遡行やザイルワークを駆使して源流域に向かうことになり、こういった沢登り的なアプローチは「ちょっと違うんだよなあ〜」といったことになる。おまけに、苦労してたどり着いた先には巨大な堰堤が出現したりして、幻滅するやら「こんなところにどうやって作ったんだ?!」と妙に感心するやらしたりして........
このへんの事情は、ぼくがよく使う「トレッキング」という言葉にも当てはまる。
そもそも本来のトレッキングが出来るような場所は国内にはほとんどないのだが、「せめて気分だけでも....」と景観に優れた山腹を平行移動するルートで歩いてみたりすると、スキー場の屋外スピーカーから大音量の歌謡曲が聞こえてきたりして雰囲気ぶちこわし...みたいな...........

もっとも、自然環境だけを見れば、きっと素晴らしい場所は国内にもたくさん存在するのだと思う。
現に、「Outdoor Japan」の成功に見られるように、日本の自然やそこで行うアウトドア・アクティビティの魅力は、徐々に外国人旅行者にも浸透し始めているようだ。
だけど実際問題として、数日の有給休暇を取るのが精一杯、その中で家族サービスもあれもこれもせにゃならん、という日本の普通のサラリーマン(自営業なんてもっと大変だろう)にとっては、日帰りや1泊2日のせわしない旅がせいぜい、文中でも触れられているように代償として何かを「捨て去る」ことなしには「自由気ままなバックパッキング」なんて成立しないのですよ。
大体こういうものは、若いうちに経験しておくものなのかしら。
そんなわけで、日本の中年男性が現実に行う野営は、悲しい哉やっぱり「ブルース」になってしまうのだなあ。

実はぼく自身は、バックパッキングでの釣り旅というものにはそれほどの憧れはないのだが、釣りの為のキャンプというのは何度か行ったことがある。林道脇はイヤなので、たいていはキャンプ場を利用してきた。
月山、朝日連邦を望む寒河江川上流の無料キャンプ場とブルーバックレインボー(釣れなかったけど....)で有名な野反湖キャンプ場での釣りキャンプは、とても印象に残っている。
寒河江川では、目の前のキャッチ&リリース区間ではなく、周辺の支流でいい釣りができた。
野反湖は、鮮やかなレンゲツツジの群生と、人造湖とは思えないまるでヨーロッパの山上湖のような景観が忘れられない。
どちらも、いつか再訪してみたいな。

ところで、この特集を読んでいたら、キャンプスタイルについての雑感、ここ数年の野外フェスブームが日本のアウトドア・シーンに与えた影響について、等々書いてみたくなってきたのだが、長くなりそうなのでそれはまた今度。

投稿者 かえる : 15:38 | つぶやき | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年8月4日

ゴーヤー・ジャングル

親の敵、とばかりに太陽が照りつける夏本番のここ数日。
我が家のゴーヤーちゃん畑も、すでにジャングル状態。ひさしに渡したロープを伝って、蔓はすでに2階まで達する勢いである。期せずして西日避けにもなっている。
ともかく、洗濯物を干すために外に出ただけで、ニガウリ臭に包まれる今日この頃なのだ。
収穫は、ほぼ毎日。しばらくの間は、連日ゴーヤーメニューが続きそう。

わずかばかりのスペースを利用して、ここ数年あれこれ植えてみた(もちろん食べられるものオンリー)のだが........
トマトは味が薄かった。
ナスは見事に失敗。
枝豆は、鳥との攻防に疲れ果てた。
鉢に植えたパセリは、いつも水やりを忘れて枯れてしまう。
手軽で便利なミニトマトは、すっかりモーフィー専用になってしまった。
バジルはすごく重宝したが、蜂が加勢してくれる季節になるまで、青虫芋虫の付着がひどかった。
酒に浮かべるのにいいかと思ったミントは、早い話が雑草なので、使い切れないほど増えて処置に困った。
乾燥ものとは比べものにならない芳香が味わえるローズマリーは、モーがマーキングをしているのを目撃して以来、料理に使う気が失せた。

そんな中、ゴーヤーはとってもラクチンで、グータラな人間には合っているようだ。
雨が降れば喜ぶ、日照りが続いてもへっちゃら、苦くて虫も近づかない。
放っておくだけで、勝手に次々実がなってくれるのがありがたい。
でも、気付かないうちにジャングルの奥で熟れて爆発しちゃってたりすることが玉に瑕である。それから、油断すると隣家に陣地を広げていくこともちょっと困ります。

雌花の赤ちゃんゴーヤーって、かなりカワイイ。
最初は「いつになったら実がつくんだろ?」って心配になるけど、ひとつコレが見つかると、あっと言う間に次々と巨大なゴーヤーに育っていくところが、毎年のことながら不思議である。

我が家では、ミニミニゴーヤーちゃん発見が盛夏の兆し。
枯れたゴーヤーの長い蔓をすべて取り去り、竹竿で組んだ三角支柱をバラす時が、「今年も夏が終わったなあ」と実感する瞬間なのである。

投稿者 かえる : 23:58 | つぶやき | コメント (5) | トラックバック (0)

2006年7月16日

夏のお留守番 Part 2  - モータンの自由研究、の巻

毎日、ウンザリするほど蒸し暑い。
先日書いたが、「モーの留守番、今年はどうしようかな?」などと逡巡しているうちに、ヤツも干上がってしまいそうな酷暑の日々である。
毎年のことだが、熱中症で倒れる人が続出したとの報道もあった。ニュースにならないだけで、同様の悲劇は犬にも起きているだろう。
みなさん、お気をつけ下さいね。

さて、暑さがとくにひどかった木・金曜日は、たまたまモータンは仕事を休んでいた。
よほどヒマだったのか、頼んでもいないのに温度・湿度計を片手に夏の自由研究を行っていたようだ。
我が家の各飼育場所の環境要因を実験変数として、従属変数であるモーフィーの状態を観察記録し、この結果を有意差検定した上で考察を加えたのである.....................というのはもちろんデタラメで、色んな場所にテキトーに温度・湿度計を置いて計ってみただけ。
条件統制も何もしていないし、我が家以外ではなんの参考にもなりませんので、悪しからず。

我が家のリビングは南向きで、中から見て左側は庭、中央は駐車スペースとなっている。
庭には何本か柿の木が植えてあり、その下に屋外用サークルと犬小屋を連結したモーのスペースが設置してある。
そんなわけで、家自体の日当たりはかなりいいのだが、葉が繁る夏の間リビングへの日差しは多少木々に遮られる(特に午前中)という環境である。ただし、2階部分は一日中直射日光に照らされている。

リビングのすぐ外で計った気温は35度。
しかし、簾をおろし、ガラスサッシを全開にすると、室温は約30度であった。
偉大なり先人の知恵、簾恐るべし、である。
(去年買っておいたものをこの日設置したのだが、効果は歴然であった!)
まあ、簾をはずした室内を計測していないので、厳密な比較ではないのだけれど。
留守番時には当然サッシは閉めるので、今度はサッシを閉めて計測。
1時間程度経過すると、室温は32度まで上昇した。
32度というとずいぶん暑いように感じるが、犬にとっての(たぶん人間も)暑さの不快度は湿度とのバランスに左右されるようで、意外と平気だったとのこと。もちろん扇風機は回していたので、体表温度はその気になればかなり下げることができるし、舌を出してハァハァすることもない。モーはお昼寝、モータンはテレビ鑑賞で普通に過ごせたそうである。
(ちなみに、留守番時と同じく天井の照明は消している。これだけでかなり感じ方が違います。また、クーラーをつけていない状態だと、真夏の夜でもその位の室温ではあるので、我が家が慣れているだけなのかもしれない。)
上記の各環境は、湿度は50%前後だったそうだ。
玄関前のスペースはほとんど日が当たらずに、室温はリビングよりも低い31度だったのだが、湿度が高いためにモーは近寄らなかったそうである。ちなみに2階は、温度計をちょっと置いただけであっと言う間に35度以上を指したそうなので、そこから漏れてくる熱気も嫌ったのであろう。
もっとも、湿度は1日の中でかなり大きく変動するようだ。この日は夕方から湿度がどんどん上昇し、かえって日中より辛かった、とのことである。
意外だったのは、庭のクレート付近の湿度が予想外に低かったこと。40%程度であった。たしかに、あの場所は体感的にはヒンヤリとしている。しかし、温度は32度と思っていたよりも高かった。計測は夕方近くだったので、もしかしたら日中は33、4度位までいくのかもしれない。
庭のサークルでは、今まで2回の夏を問題なく越している。とくに、一昨年は記録的な猛暑であった。
温度そのものよりも、密閉されずに空気が流れるということが、体感的にはやはり重要なのであろう。

温度計はひとつしかないので、各場所を同時に計測したわけではない。
そういう意味ではそれぞれの温度を比較することはあまり意味がないだろう。
また、留守番対策の参考にするためには、1日閉めきった状態でのデータ推移をぜひとも知りたいところである。
加えて、簾の材質(ちなみに今はプラスティックの安物)による差異の有無も興味深いテーマである。
モータンには、さらなる検証を期待したい。
な〜んて、こんなことやってるウチに夏が終わっちゃったりして............

さて、現時点での考察ですが...
我が家の間取りはちょっと変わっていて、リビングに隣接したキッチンの奥に風呂場へつながるドアが設置してある。さらに風呂場はその反対側のドアを開けることにより北側の日本間まで吹き抜けになる。つまり、モーが留守番中にフリーになっている場所は、玄関前の踊り場スペースとリビングだけなのだが、空気の流れとしては1階部分のほとんどを循環させることが出来るのである。
このため、夏の留守番でも換気を確保して扇風機を上手に使えば、けっこう大丈夫そうではある。
どうしてもクーラー(我が家はたぶんドライ機能を使う)を使わなければならないような日は、おそらく年に数日だろう。
問題は、その「数日」を出かける前に100%予測することは不可能、だということである。
やはり、現在の我が家の環境における夏の留守番場所のベストは、外のサークル。理想を言うならば、さらに屋外用サーキュレーターで部分的に送風する、というあたりであろうか。
う〜ん。

犬種もそうだが、犬の健康状態や年齢、体力や性格、育った環境や習慣は一頭一頭異なる。
飼い主の考え方やライフスタイル、犬を飼う目的や飼育に関する知識・技術の程度、住宅環境や経済状況ももちろん同様。
時代時代によって様々な価値観も変容するだろうし、自然環境も毎年変化し続けている。
ある家庭でよい結果を生む飼育方法が、別の家庭では避けるべきものであったり、物理的に不可能であったりすることがあるのは言うまでもない。
そのまま我が家で実行するのは必ずしも適当ではないと思うが、犬と暮らす方々が運営する様々なホームページを拝見すると、どれも興味深く大変参考になります。
きっと、みなさんそれぞれの方法で日々自由研究に励んでいるのであろうな〜、と。

それにしても、いつも感心するのは、少しでも快適な環境を探し当てる犬の能力についてである。
あちこち温度・湿度を計ってモーフィーの留守番場所を考えるより、モーが移動した場所の温度・湿度を計って空調設備の配置や操作の参考にした方が、よっぽど有意義な気がしたりして................

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夏のお留守番 Part 1

投稿者 かえる : 12:02 | つぶやき | コメント (6) | トラックバック (0)

2006年7月15日

小説の映画化、テレビドラマ化

小説が映画化されたりテレビドラマ化されることは多いが、時折「それだけはやめてくれ〜!」ということがある。
俳優がイメージに合わなかったり、結末がまったく異なっていたり、理由は様々であるが。
もっとも、ぼくは基本的に、映画は映画、ドラマはドラマ、小説とはまったく違う表現メディアなので、原作のことは気にせずに、それぞれに適したスタイルで自由に創作するのが一番だと考えている。
でもね〜、たまにあるんですよね。それだけはやめてくれ〜、ってヤツが。
あくまでも個人的に、ですが。

今朝テレビを見ていたら、犬好きの間では有名な江國香織さんの「デューク」テレビドラマ化されるというではないか。
それだけはやめてくれ〜!!!、頼むからやめてくれ〜!!!!!!、という感じ。
アレは、小説というメディアだけが表現可能な世界なのよ。
デュークが、イエローラブなのは許すけけどね。
それと、優香ちゃんもカワイイから許すけどね。

なんでオマエの許諾が必要なんだよ!?、って話ではありますが。

投稿者 かえる : 19:07 | つぶやき | コメント (4) | トラックバック (0)

2006年7月14日

おやすみ、リーフ

昨夜、ビブリのお友達・リーフ君の訃報に接しました。
7月12日の朝、ご夫妻の腕の中で静かに旅立たれたそうです。
ここ一ヶ月ほど体調が優れず何度か検査を受けたものの、かかりつけの動物病院では原因がはっきりとわからなかったため、大学病院を予約して診察を受ける直前の出来事だったとのお話でした。

初めてリーフ君に会ったのは、会員制キャンプ場・ビブリッジを体験利用した時のこと。
柔らかく優しい瞳と表情、堂々として落ち着いた物腰、黄金色に輝く被毛、「どうやって育てたら、、あんな風に成長するんだろう?!」と、初心者ダメ飼い主としては羨望せずにはいられなかったことをよく覚えています。
理想のパートナーとしてのゴールデンレトリバーってこんな感じなんだろうな〜、と。
蛇足ですが、それは「犬種としての理想像」とかなんだとかそういう類のことではありません。
人と犬が暮らす上での理想的な関係、のひとつのかたち。
そういうこと。

最後の夜、ご夫妻は悲しい予感とともに、リーフ君の横で一睡もせずに過ごされたそうです。
そして、2006年7月12日5時20分、ついに彼は何かを伝えるように顔を上げて、その時が来たことを、お別れの時が来たことを、ちゃんと大好きな人たちに知らせたのです。
「ひとりで逝くのは淋しかったみたいね」とは、ちかさんの言葉。
それから、お二人の腕の中で静かに目を閉じたのですって。

7年6ヶ月、ちょっと短すぎた気もするけど、充実した幸せな一生だったね。
しつこくて暑苦しいモーフィーにも、いつも優しくしてくれたね。
ありがとう、リーフ。
おやすみ、どうぞ安らかに。

おやすみ、リーフ

投稿者 かえる : 22:55 | つぶやき | - | トラックバック (0)

2006年6月21日

一人と一匹のキャンドルナイト

夏至の夜。

ここ何回かなんとなく参加してるキャンドルナイトだが、妻は今夜は夜勤で留守なので、昨晩も何となくキャンドルを灯してみたりした。
時々やるのだ、自宅でキャンドルナイト。
キャンプの時は、食事が済んだらほぼ毎晩である。

今夜は一人と一匹でまったり。
電気のプラグは全部引っこ抜いた方が気分が盛り上がるのだろうが、結局モーの扇風機は回りっぱなしで、しばしネットサーフィン。
雑な性格なので、細かいことは気にしないのだ。

燃料としてのローソクは、(ECOだかどうだかは知らないが)コストパフォーマンスに劣る、贅沢品であろう。
でも、キャンドルの灯りは、なんだかロマンチックでワクワクするではないか。
リビングで出来る、小さな焚き火みたい。

はじめて「100万人のキャンドルナイト」という日本発のイベントを知った時、おおこれはなんてオシャレで知的な思いつきなんだろう!、と感動した。
最近ではメディアに取り上げられる機会も多く、すっかり一般に浸透したみたいだから、そろそろいちいち毎回ブログに載せるのはやめようかな、と思っている。

今宵の友は、「なかむら」で有名な中村酒造所の「上野原」。
甘味が増すお湯割にも向くらしいが、面倒なのでたいがいオン・ザ・ロックスで飲んでいる。
いつも買っていた店で見かけなくなってしまったので、チビチビ飲んでいたのだが、ついに空いてしまった。
上品で柔らかい味の芋焼酎です。

投稿者 かえる : 22:51 | つぶやき | コメント (2) | トラックバック (1)

2006年6月11日

でんきを消して、スローな夜を  〜100万人のキャンドルナイト

私たちは100万人のキャンドルナイトを呼びかけます。
2006年の夏至の日、6月21日夜、8時から10時の2時間、みんなでいっせいにでんきを消しましょう。

ロウソクのひかりで子どもに絵本を読んであげるのもいいでしょう。
しずかに恋人と食事をするのもいいでしょう。
ある人は省エネを、ある人は平和を、
ある人は世界のいろいろな場所で生きる人びとのことを思いながら。

プラグを抜くことは新たな世界の窓をひらくことです。
それは人間の自由と多様性を思いおこすことであり、
文明のもっと大きな可能性を発見する
プロセスであると私たちは考えます。

一人ひとりがそれぞれの考えを胸に、
ただ2時間、でんきを消すことで、
ゆるやかにつながって「くらやみのウェーブ」を
地球上にひろげていきませんか。

「1000000人のキャンドルナイト」

投稿者 かえる : 23:35 | つぶやき | コメント (4) | トラックバック (2)

2006年5月20日

祝! MacBook Black 発売

初めて買ったコンピュータは、アップル・マッキントッシュのPerforma。
それ以来、基本的にMac派である。
トヨタよりホンダ(よりスバル.......なのにトヨタになっちゃったよスバル....)、ナショナルよりソニー、というタイプの人間なもので。
ちなみに、このサイトにアクセスいただいた方の中に占めるMac Osの割合は5%前後、たぶん実際のシェアもそんなものだろう。

自室には、改造を重ねてほとんど原型をとどめていないPowerMac G3と、テレビ録画とホームページの表示確認用に自作したwin機の2台のデスクトップマシンがある。
Macの方は未だにOS9(というか、OS Xは実質的に動かない)であるが、一応これがメインマシンである。
もっともこのメインマシン、現在はメール専用機といった状態。
ウィルスの心配をする必要がないのはいいのだが、あまりにも遅すぎて話にならないのだ。
それに、在宅時はほとんどリビングにいるので、2階の自室はたんなる物置になっている。
日常のウェブ巡回などは、リビングにあるノートパソコンで済ませているのである。

しかし、1年ほど前に、騙し騙し使ってきたPowerBook G3が壊れ、同時に妻のwinノートブックも壊れた。
迷った挙げ句、リビングで共用できるノートブックとしてwinの安い製品を急遽購入した。
価格だけの話をすれば、数万円足せばiBookを選択することもできなくはなかった。
しかし、オイラは偏屈でイヤな人間なので、どーでもいいくだらないことに持つこだわり(「こだわりのそば職人」みたいな最近よく使われるポジティブなニュアンスではなく、本来の意味)が山ほどある。
その中に「iBookじゃなくて絶対PowerBook」「黒くなければPowerBookとは認めない」というものがあったのだ。
ジョブスが戻ってきて以来、Appleは奇跡的に息を吹き返し、Macらしい際だったキャラを取り戻したのはいいのだが、PowerBookを当時流行の銀パソみたいにしちゃったことだけは認めがたかったんだよね。
そのうち黒バージョンも出るだろうと思っていたのだが、一向にその気配はなく、銀パソだったらwinのものをオレは買うぜ!先に不義理を働いたのはお前の方だぜ(??)、という感じで旧知の友を裏切る罪悪感(??)を抱きつつwinのノートを購入するに至ったのである。

ところがコイツが、さすがに新しいだけあって、パワーブックG3の1/4位の値段のくせに、5倍くらい速くて10倍くらい便利.........
今やホームページもこちらで更新しているという堕落(??)ぶりなのである。
あれほどMac OSに忠誠を誓ってきたはずなのに........
そんなわけで、現在我が家にMac OS-X環境はナシなのであ〜る。

がしかーし、ついにアイツが帰ってきたのである。
黒くてカッコイイあいつが.........
ほ、欲しいーーーーーーーー!!!!!

ドリームジャンボ宝くじ、買いにいこうっと。。。

大金ゲット!の頃までには、Proもだしてね、アップルさん。
MacBook

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2006年3月26日

アルコール度数の高い土曜日

昨日は妻が夕方まで仕事だったので、絶好のお出かけ日和だったにもかかわらず、あれこれ雑事を片づけた後DVD鑑賞。
ずっと観たかった「亡国のイージス」は、「きっと原作の小説は傑作に違いない!」と思わせる力作。
それぞれの登場人物が抱えている背景についてよくわからないところもあったのだが、それでも充分におもしろい。
非常に重いテーマが作品の中心にあり、それでいて何も考えずに展開を楽しむことも出来る、というのは第一級のエンタテイメントの条件だと思う。
小説も読もう、っと。

夜は大宮「ACOUSTIC HOUSE JAM」で、久しぶりに「ももかん」さんのライブ鑑賞。
その後、居合わせた皆さんと「魚民」で軽く(でもないか?!)一杯
「神保町の会」(???)等が結成され、楽しく飲み続けているうちに、終電時間もすぎてしまった。
「しばらく山歩きもしてないし浦和まで歩いて帰るか」と思ったものの、途中でアホらしくなって止め、タクシーを拾った。

映画鑑賞中からずっと飲み続けていたので、さすがに酒は見たくない気分。
今日は、久しぶりに休肝日にしようかしら。

投稿者 かえる : 09:27 | つぶやき | コメント (5) | トラックバック (0)

2006年3月4日

ドッグ・シェルター

恩師のゼミが25周年を迎えたということで、本日は記念のパーティー。
会場へ向かう途中、なんだか気になるお店を発見した。

街並みに調和したシックな店構えに、「Dog Shelter」というプレートがかかっている。
そして「中にいる犬たちは里親になって下さる温かいご家庭を探しています。お気軽に中に入って、ご覧になってください」との張り紙が??
一見するとおしゃれなペットショップのようだが、どうもそうではないらしい。
あまり時間もなかったのだが、気になったのでちょっと見学させてもらった。

少しだけスタッフの方にお話をうかがったところ、保健所で殺処分直前となった犬たちをレスキューして里親さんを探すための施設らしい。
某企業が資金を提供して運営されているようだ。
地方自治体の条例によって異なるようだが、保健所に収容された犬たちの猶予は最高で7日間。
電車に置き忘れられた安物のビニール傘でも6ヶ月間は保存されるのに、犬の命は最短3日で処分されてしまうとマルコ・ブルーノさんが憤慨していたが、このスペースはそんな殺処分寸前の犬たちを救う目的で設立されたようだ。

店内の犬たちはみな若く人なつっこい、たぶん里親さんの苦労を最小限に押さえるよう苦渋の選択もされているのだろう。
ぼくはモーを迎える時に、性質がある程度固定された純血種の方が飼いやすいだろうと思ってラブを選んだし、自分のライフスタイルにあった犬をみんなが選ぶことにより不幸な結末を迎える犬たちは減ると信じている。そんなこともあり、レスキューされた犬を迎えるという発想も、そういう活動があるという知識すらも、当時はなかった。
でも、まだ子犬なのに数日後に死を迎えなければならない犬たちがいるのも現実だし、やむを得ない事情で愛犬を手放す飼い主さんもいるだろう。
「犬が捨てられる」という蛇口を閉めていくことがもっとも重要だが、溢れる水をすくい取る努力も、残念ながら必要なのが現状である。
すぐ近くの公園は都内有数のセレブ犬(???)大集合場所だし、犬関係の店も付近には無数にある。
「里親になれるということは、確かな経済力がある証拠だし、多少トラウマをかかえていても解決できる上手な飼い主。レスキューされた犬を迎えるのはカッコイイこと」という風潮ができるのは悪くないことだと思う。不謹慎な意見かもしれませんが。

つい最近オープンしたばかりで、ホームページは現在制作中とのこと。
記事の最後に、代表者の方からいただいたメールを一部転載させていただきました。
譲渡のプロセス等、そちらをご参照下さい。

と、そんなわけで、パーティーにはやや遅刻しました。。。
同期がいつの間にか大学助教授になっていたり、別の同期は不摂生から一時は死にかけ現在は無職だったり、ビックリするやら、流れた時の長さを思って感慨にひたるやら.........
でも、ちょっとだけ青春気分を思い出して、楽しかったな。

Dog Shelter
世田谷区駒沢4-18-22-1F
TEL&FAX:03-5779-6682


代表者の方からいただいたメールを、一部抜粋して以下に転載します。

そもそもの始まりは、通りがかったペットショップで何匹もの犬が狭いゲージにぎっしりと入れられ、どの犬もなんだか痩せているのを見てしまったことでした。「これは動物虐待だ」と思い、ネットで「動物虐待」というキーワードで検索しているうちに、「保護犬」とか「里親探し」にたどりつき、毎年多くの犬や猫が殺処分されているという事実を知ったのです。

いくつかの団体に問い合わせたところ、ある関係者の方が「明日ちょうど世田谷区八幡山にある『東京都動物愛護相談センター』に行くので、一緒に行きませんか」と言ってくださり、ご一緒させていただきました。
センターには多くの犬が収容されていました。まるで「助けて」「早く出して」「おうちに帰りたい」と訴えているようなその目を見て、「この活動をライフワークにしよう」とその場で決心しました。
収容理由は、捨て犬、迷い犬、野良犬、ブリーダー崩壊、そして飼い主自ら連れてくる、などさまざまです。
迷い犬の場合、必死に探されている飼い主さんであれば「保健所に保護されているかも」と問い合わせをするはずですが、実際には飼い主さんが名乗り出ることはほとんどなく、これは「捨てた」も同然、と思えてなりません。

まだ活動を始めて間もないのですが、人間の身勝手さによって捨てられる沢山の犬たちがいる・・という現実をひとりでも多くの方に知ってもらうため、この店をオープンすることにしました。
いつかは郊外の自然に囲まれた空気の良い場所に犬舎を建て、誰も引き取り手のないような犬たちも生涯をそこで暮らせるような環境を整えることが、最終的な目標です。

実は私自身が会社を経営しておりますので、自分の給与&会社から多少援助を入れながらDog Sheltereを運営しております。
あとは、どの団体もそうであるように、ご寄付やグッズ販売、チャリティ企画などを考えてなんとか賄っていくつもりです。
また、ボランティアではありますが、折角の店舗ですので、小さな店の中のごくごく小さなスペースに少しばかりの商品を置いています。一匹一匹の健康状態に応じて処方する、純国産のオリジナルドッグフード、犬にまつわる絵本やおはなし本、そしてフィリピンの子供達を助ける活動となるリサイクルグッズの数々などです。

里親さんご希望のお申し出を下さった方には、まずいくつかの質問表にご記入いただきます。
その後、簡単な審査をさせていただいて、最もその犬に合っていると思われるご家庭をこちらで決めさせていただきます。
お独り暮らしのご高齢者が若い犬をご希望された場合などは、この先十数年生きる犬の先行きを考えてお断りすることがあります。また神経質な犬の場合、小さなお子様がいらっしゃるご家庭はお断りいたします。
もちろん、ペット可の住宅であることは大前提となります。
決定後、里親さんには、東京都の書類と死ぬまで大事に飼うという旨の誓約書に、ご署名・捺印をいただきます。
また、ワクチン代と去勢・不妊手術代は実費でいただきます。
犬はもちろん無料です。


現代社会における心無い数々の犯罪は、失われた責任感、失われた慈しみの心が根源となっているのではないでしょうか。
病んでいる人たちの心の癒しとなり、子供達の情操教育の大きな手助けとなってくれる大切な犬や猫たち。
しかし、飼い主次第でどうにでもなってしまうその動物達の運命。
その運命をわたしたちは変えることができるのです。

投稿者 かえる : 23:23 | つぶやき | コメント (11) | トラックバック (2)

2006年2月26日

まるちゃん、安らかに....

モーがいつもかわいがってもらっているゆーきちゃん家の愛犬まるこちゃんが今朝亡くなったとのことで、最後のお別れをしてきた。

花束やご家族との写真と共に毛布にくるまれた彼女は、まるで寝ているかのような安らかな表情を浮かべ、被毛もツヤツヤだった。
ここ数日は、たくさんの知人が訪れてくれたとのこと。
昨夜は久しぶりに旺盛な食欲を見せ、みんなビックリしたそうだ。
珍しく家族全員が揃っている週末を自ら選んで旅立ったのか。
享年16歳と6ヶ月。大往生、幸せな犬生だったと思います。

もっとも、介護を続けてこられたこの半年間、一家のご苦労は大変なものだった。
あれほど好きだった散歩の距離が日増しに短くなっていき、やがて寝たきりとなり、亡くなる直前は日に数度奥さんが職場から自宅に戻り、時間をかけて寝返りをうたせてあげていた。
それでもできてしまう床ずれの手当は、まるちゃんと相思相愛だったご主人には、辛くて見ていることさえも出来なかったそうだ。男って、か弱い生き物だからねえ。
そんな状態が続いても、ゆーきちゃんは「それでもいいから、なるべく長く生きていて欲しい」と慣れない老犬介護について勉強したり、お母さんと交代で世話を続けてきた。
まるちゃんの負担を軽くするために、流動食を考えたり、環境を整えたり、試行錯誤の毎日だった。
最後はビックリするくらいに小さく、骨と皮ばかりになってしまったまるちゃん。
それでも彼女は、誰にも負けないくらいの幸せな一生を送ってきたと思います。

まるこちゃん、どうぞ安らかに。

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2006年2月24日

股関節評価結果の血統証明書への記載

すでにあちこちで話題になっているが、JKCの血統証明書にJAHDでの股関節評価結果が記載されることになったようである。
http://www.jkc.or.jp/hd/index.html

これが今後、日本における犬の股関節形成不全の増減、また犬の売買にどのような影響を及ぼすか、よくわからない気もするし、何となく想像がつく気もする。
JAHDの評価方法はスコアポイント制であるにもかかわらず、血統書上は一部グレード制の性格を持つ表記が行われている点も、何となく気にならないでもない。
ともかく、JAHDでの検査登録数は飛躍的に増加することが期待できるので、当然喜ばしいことではある。
なにせ、今の時点ではサンプル数が少なすぎて、評価結果を考える上で重要となる各犬種ごとの平均値や中央値も公表できないレベルなのだから。
まあいずれにしろ、これまで啓蒙に努められてきた方々の努力が実った、貴重な前進なのであろう。
よい結果へ繋がることを願います。

一時的に検査依頼が殺到することも予想されるので、モーがぎりぎり一足先に済ませておいたことはラッキーだったかも。

投稿者 かえる : 23:32 | つぶやき | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年1月19日

国際電話が無料、の時代

妻の妹夫婦は、現在アメリカ在住。
姉妹の仲がよいのは大変喜ばしいことだが、国際電話料金の請求書はあまり喜ばしいものではない。

そこでSkypeを導入することにした。
ながらくYahoo!メッセンジャーを利用していたのだが、チャットは非常に便利なものの、音声通話とビデオ機能にはちと実用上ツラいものがあったのだ。
その点、リリースされたばかりのSkype/Ver.2.0は映像伝送能力も高く、今まで高いお金を払って国際電話をかけていたことがホントにバカバカしく感じられる。
いち早くスカイプに目をつけたかのホリエモンは、ただ今絶体絶命のピンチに陥っているようだが、こちらはますます勢力を拡大していくのだろうなあ。

さっそく、深夜(向こうは早朝)に姪のなるちゃんと通話テスト。
音質も最高で、文句なし。
何時間でも無料でテレビ電話し放題。
ヤフメセとSkypeのおかげで、米国ハンティントンとの距離は一挙に縮まった気がする。

テクノロジー・バンザイ!!!である。

投稿者 かえる : 02:00 | つぶやき | コメント (0) | トラックバック (2)

2005年12月30日

中年男ふたりで高尾山

高校時代の友人に誘われ、高尾山に行ってきた。
彼は昨年、前夜降った雪が若干残る中を一人で出かけ、なかなか楽しかったとのこと。
最近は会う機会もめっきり少なくなってしまっているので、歩きながら互いの近況を報告しあうという趣向だ。

山頂でビールでも飲もうということで、電車を使いケーブルカー駅で待ち合わせ。
もちろんモーフィーはお留守番。
往きはケーブルカーを利用したため、あっと言う間に山頂へ到着。
ケーブルカー終点から約30分の道中はほぼ舗装され、
なんと山頂には売店への輸送のためと思われる車まで駐車してあった。
トイレもたくさんあって、なんというか実にラクチンである。

例年にない厳しい寒さが続く年末に、40近いオッサンふたりで高尾山.......
「なにか悲しいことでも...?」と人は思うかもしれないが、
ビール片手に、山頂および麓の蕎麦屋で「俺たち年取ったよなぁ」バナシに楽しく花を咲かせました。
電車で行くのも楽でいいし、友達と話しながら登るのもまたいいものだなあ。

余談だが、登山口でこんな看板を発見!
意味不明だし、犬連れハイキング愛好者としては聞き捨てならない言葉が並んでいる。
「病気って具体的に言うと例えば何ですか?感染経路は?」とか、山頂にあるビジターセンターで教えてもらおうと思っていたのだが、残念ながら閉まっていた。
帰宅後調べたら、以前は「・・・鳥獣保護に関する法律により、・・・ペットの持ち込みは禁止されています。」という虚偽の記載まで行っていたらしい。れっきとした行政機関が堂々と嘘の看板を立てるくらいだから、マンションの検査やら食品検査やら、信用する方が間違っているということなんだろう。あ、関係ないか。

その事実無根の箇所は「日本アウトドア犬協会」の指摘により削除されたようだ。
ちなみに同協会の記録を見ると、「1:過去に、犬に関してのトラブルがあった/ トラブルのあった時期/具体的内容」との質問に対して設置者の「東京都環境局」は「放し飼いの苦情を受けていますが、正確な記録はありません。」、「 2:環境負荷/具体的内容」の質問に対しては驚くべきことに「負荷の有無に関するデータは、所有していません。」、また「 高尾山は年間250万人もの登山者が訪れており、春・秋の混雑期の山頂は、登山客で埋め尽くされる状況の中、ペットに起因するトラブル増加が懸念されるため、持込の自粛をお願いするものです。」と返答している。
これに対して協会側は「注意情報の内容を、入山禁止ではなく、マナーの問題はマナーで解決するという観点からのものとし、トラブルの防止を図ってはいかがでしょうか。」と、まあ常識的と思える提案をしている。
具体的には、
「高尾山は大勢の利用者で常に混雑しています。特に混雑がひどくなる週末は、飼主がコントロールできない犬を連れての利用は一般の利用者への迷惑となります。可能なかぎり混雑時の犬連れ登山はひかえましょう」、「もし犬を連れてコースを歩く場合は、かならずリードをつけ、ほかの利用者への迷惑にならないよう注意しましょう」等々の注意喚起情報を掲載する。
といった内容への変更である。
これに対して、東京都環境局から返答はなかったようである(2005/12/30現在)。

本来個々のマナーに起因する問題を犬連れ入山そのものが原因であるかのようにすり替え、「環境への負荷」を実際には確認していないと認めていながら、犬連れでの入山が重大な環境破壊問題を引き起こしているかのような誤った情報を、多くの人々に流布する行為を止めない行政機関。東京ってオソロシイ.......

ビックリしたので、余談の方が長くなっちゃった。。。

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2006/10/24追記
件の看板は、撤去することが決定されたとの報道があった。
多数の批判を受け、都が専門家に問い合わせて検証した結果(生態系への影響に対して)「はっきりした因果関係まで問えない」との結論に達し、また「あらためて現地調査した結果、飼い主の目立ったマナー違反も見られなかった」ためだという。
記者の取材に対して、都の担当者は(根拠なくペット入山規制看板を設置してしまったのは)「感覚的に対応してしまった」ためだと答えたという。今回の撤去決定は、「感覚的に対応」したワケではないことを祈ります。

投稿者 かえる : 20:56 | つぶやき | コメント (4) | トラックバック (0)

2005年12月24日

LET'S DANCE BABY

「Bluesは似合わない 速いステップで
Danceを踊ろう Baby」

山下達郎 「LET'S DANCE BABY」

キャンドルナイトも終わったし、いよいよイブですね。
BGMはもちろん「ON THE STREET CORNER 2」。
80年代に青春を過ごした世代としては、まさにあれこれ思い出の詰まったアルバムです。
タツローいいよね。
ホントにいいです。
どさくさに紛れて、「GREATEST HITS! OF〜」も爆音で視聴中。
夜空ノムコウのそっちまで聞こえてるかな?

朝は、久しぶりに、誰もいないナイスな公園でお散歩。
夕食は、もちろんダッチオーブンで若鶏のなんちゃら。
明日は、いつものドッグラン。
いろいろあるけど、そうやって毎日は過ぎていくのだ!
それがジンセイってやつなのだ!
LET'S DANCE BABY!

羊男も言っている。
「でも踊るしかないんだよ」(中略)
「それもとびっきり上手く踊るんだ。みんなが感心するくらいに。そうすればおいらもあんたのことを、手伝ってあげられるかもしれない。だから踊るんだよ。音楽の続く限り」
オドルンダヨ。オンガクノツヅクカギリ。

村上春樹 「ダンス・ダンス・ダンス」

「ひとつでも信じてる 
事さえあれば
扉はきっと見つかるさ」

山下達郎 「夏への扉」

皆様、よいクリスマスを!
意味不明だとは思いますけど。

投稿者 かえる : 20:59 | つぶやき | コメント (3) | トラックバック (0)

2005年12月14日

門松犬

家族一同いつもお世話になりっぱなしのゆめ先輩主催「ドライフラワー教室・お正月飾り編」に妻が参加してきた。

こちらが完成作品。
来年は戌年。
三箇日の間は、我が家の愛犬はこの恰好で、新年のお客様を華やかにお迎えする予定。

というのは嘘で、どこに飾るか現在思案中。

投稿者 かえる : 23:08 | つぶやき | コメント (9) | トラックバック (0)

2005年12月11日

でんきを消して、スローな夜を

私たちは100万人のキャンドルナイトを呼びかけます。
2005年の冬至の日、12月22日夜、8時から10時の2時間、みんなでいっせいに電気をけしましょう。

ロウソクのひかりで子どもに絵本を読んであげるのもいいでしょう。
しずかに恋人と食事をするのもいいでしょう。
ある人は省エネを、ある人は平和を、
ある人は世界のいろいろな場所で生きる人びとのことを思いながら。

プラグを抜くことは新たな世界の窓をひらくことです。
それは人間の自由と多様性を思いおこすことであり、
文明のもっと大きな可能性を発見する
プロセスであると私たちは考えます。

一人ひとりがそれぞれの考えを胸に、
ただ2時間、でんきを消すことで、
ゆるやかにつながって「くらやみのウェーブ」を
地球上にひろげていきませんか。

100万人のキャンドルナイト 2005冬至
2005年12月22日 20:00〜22:00

投稿者 かえる : 00:25 | つぶやき | コメント (2) | トラックバック (1)

2005年11月24日

フライフィッシング犬

日本でもっとも知的でカッコイイ雑誌と言われている(オイラが言っているだけだけど)「フライの雑誌」最新号をめくっていたら、思わず地団駄を踏んで「グソー、先を越された〜!」と叫びたくなる記事を発見した。

「人とは行かない」と題されたその文章には、渓流に佇む漆黒のフラット・コーテッド・リトリバーの写真を背景に、愛犬と初めて釣りに行った時の喜び、犬への深い思いが綴られていた。
釣りを始めた時期も、釣りのスタイルやフライフィッシングという遊びに対する考え方も(たぶんだけど)、愛犬に対して抱いている感情も(たぶんだけど)、ぼくとまったく同じだなあ、とちょっとびっくり。

そうだよ、そうだ、モーフィーはもともとフライフィッシング犬になるはずだったのだ。
何度か連れていったが、邪魔しかしないので、すっかり忘れていたのである。
そもそも、今年はキャンプばかりしていて、すっかり釣りをさぼってしまって(??)いた。
確か2、3回、時間にして合計3時間もやってないぞ。
こんなことじゃあイカン!(???)、と決意を新たにしました。
来年は「立派なフライフィッシング犬&たまには釣れる毛針釣り師」を目指してがんばるぞ!

前出の記事は、「心に残るあの一匹」という連載の一話として掲載されたものである。
筆者の栗木さんの「心に残るあの一匹」は、愛犬と初めて行った釣行でキャッチした、わずか7寸のチビイワナとのこと。
ちょっと泣かせる話じゃないか。

投稿者 かえる : 22:42 | つぶやき | コメント (2) | トラックバック (0)

2005年11月3日

夢みる神保町

妻は、姪とお祭りに出かけるとのこと。
ちょうど買いたいものがあったので、一人でお茶の水まで。

知らなかったのだが、「神田古本まつり」が開催中であった。
神保町とその周辺は、一日中いてもまったく飽きない街だ。
高校時代は楽器屋、大学時代は古本屋とちょっとだけスキーショップ、卒業してからはキャンプ道具屋目当てに、ことあるごとに通っている。路地裏に、雰囲気のいい喫茶店がポツンとあったり、中古レコード店の片隅に店主の趣味と思われる古本が売られていたりするのが、またイイ。
これだけ古書店が密集した場所というのは世界にも例がないそうである。
MY「もし高額宝くじに当選したらやりたいこと」の10位以内に、「100万円握りしめて神保町を徘徊し、好きなだけ本を買う」というのがある。
もっとも、ぼくは稀覯本とかにはまったく興味がないのでそんなには必要ないだろう。「今日はこれを買うから、こっちはまたにしよう」とか一切考えることなく、気になった本を、一度でいいからすべて買ってみたいのである。

神田書店街に行くと、ほぼ毎度立ち寄るのが、「鳥海書房」悠久堂書店。前者は釣りに関する古本が豊富、後者は山岳関係や料理本などで有名である。意外にも新刊本が値引きされて売られていたりもする。
鳥海書房のちょっと黴くさい古書の山の中で「うーん、ちょっと高いな〜」とか思案していると、すぐ横でハッとするほど美しい女性が「原色日本クモ類図鑑」みたいなものを食い入るように立ち読みしていたりもするから、「人生は実に多くの謎に満ちている....」と感慨にふけることができます。
同じビルに入っている「ボンディ」のカレーも、この街に来ると時々無性に食べたくなるんだなあ、なぜか。

人混みは苦手なので、今日は買い物を済ませたら早々に書店街を後にした。
高額宝くじに当選したら、平日に100万円を握りしめて................

投稿者 かえる : 19:52 | つぶやき | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年9月16日

ブルース・ウェバー、再び

ちょっと恥ずかしい気もするのだが、一番好きなジャズミュージシャンはチェット・ベイカーである。
十年近くも前だろうか、彼を題材としたドキュメンタリーフィルム「Let's Get Lost」を見て、ブルース・ウェバーという高名な写真家を初めて知った。
渋谷パルコで写真展を見た際、オリジナルプリントを買おうとしたが、考えていた値段と桁がふたつ違っていることに驚いた記憶がある。
写真を焼き増しするだけなんだから数千円だろう、と思っていたのだ。恥。
アカデミー賞候補にもなったその作品以降も、彼は何本かの映画を製作したようだが、公開されたことさえ気付かなかった。

新作「トゥルーへの手紙」のことはブルータスの特集号で知った。
9.11以降のアメリカと世界に対する不安や当惑、平和への願いを、愛犬トゥルーへの手紙という形で映像化した作品らしい。
彼が4頭のゴールデン・リトリバーと暮らす熱狂的な愛犬家だということも初めて知った。
映画公開に先立ち、本日から青山紀伊国屋跡地で特設ミュージアムがオープンとのことで、会社帰りにさっそく行ってみた。

ところが、今日は初日とあって満員御礼なのか招待客のパーティーがあるのか、すでに受付は終了したとのことであった。残念。
モチーフとなるのが犬とあって、ペットブームをうまく利用したプロモーションがなされているようで、最新号の「RETRIEVER」にまで派手に広告とのバーター記事が掲載されていた。
ドッグラン付きカフェまで併設されているらしいので、かわいいワンちゃんの写真がいっぱい!、と勘違いした愛犬家達が大集合したりしているのかもしれない。
「Let's Get Lost」はとても魅力的な作品だったが(DVD発売して欲しい!)、どうも今回の映画はあまり評判が芳しくないようだ。
かわいいワンちゃんの映像だけを目当てに映画まで見ちゃったりしたら、きっとみんな怒り出すんじゃないだろうか。
退屈で難解で、おまけに暗い映画だと思われます。

とか言って、もちろんぼくは見るつもりなんだけどさ。

投稿者 かえる : 23:54 | つぶやき | コメント (5) | トラックバック (5)

2005年7月16日

センパイの作品

妻が、友達の結婚に際して、結婚式のウェルカムボードをプレゼントすることにした。
あれこれ調べたあげく、穂高のYUMEさんに相談したところ、制作を快諾してくださったとのこと。
SATOKOさんとともに作っていただいたその作品が先日完成した。
細かいリクエストにも丁寧に対応していただき、友達も喜んでくれることでしょう。
あとは、式当日お客様をお迎えする大役を果たしてもらうばかりである。

今日は「ももかん」さんのライブに出かけ、終了後こに母さんももの父さん母さん、リバゴホとーちゃんさんと長年お世話になっている大先輩という方、YUMEさんと矍鑠とされたそのお母様、のメンバーでちょっと一杯。

大先輩からとーちゃんさんとYUMEさんの馴れ初め話をうかがっているうちに、なんとYUMEさんが、ぼくの出身高校の先輩であることが判明!
なんかマズイかも.......
「あら〜、キミは後輩なのね」と、案の定YUMEさんの態度は一変したのであった。

何年先輩にあたるのかは、一応伏せておきます。

投稿者 かえる : 23:21 | つぶやき | コメント (5) | トラックバック (0)

2005年6月23日

ビブ友からメール

ビブリッジで友達になっていただいたリーフ家から、妻が写真同封のメールをいただいた。

我が家と同じ県内に住むリーフ家は、今年キャンプ場内にログキャビン建設を決行。
ほぼ完成して、今週末はペンキ塗りに精を出すとのこと。
いいなぁ、いいなぁ、楽しそう。

ゴールデンのリーフちゃんは、躾の行き届いた超お利口犬。
どれだけご夫妻に大切にされてきたのかが、見ているとよくわかります。
「ウチは吠えない躾だけはがんばってやってきたんですけど、それ以外は何もしてなくて......吠えることだけはないんですけどねぇ.......」とご主人に言い訳していたら、周囲に集まってきた犬に興奮してモーフィーが狂ったように吠えはじめたことがありました。
よりによってそんなタイミングで吠えなくても.............恥..........。
   
それにしてもビブリは、いつの間にか草木萌え緑が眩しいほどです。
来月のビブリングが今から楽しみ、楽しみ。

絶対に晴れろよなぁー!

投稿者 かえる : 23:30 | つぶやき | コメント (10) | トラックバック (0)

2005年6月22日

犬の夏バテ予報

これからの季節、犬の散歩にはホントに気をつかいます。
同じような悩みを持つ飼い主さんも多いのだろう。
「犬用の天気予報」サイトが7月からオープンするとの報道があった。
犬が熱中症にかかる危険度を、4段階に分け1時間毎24時間後までグラフで確認することができるとのこと。8月一杯まで開設されているらしい。
先ほど記事のURLにアクセスしてみたがまだ公開はされていないようだった。
http://www.pedigree-otenki.jp/
我が家もそろそろ朝の散歩時間を少し早めなければならない季節になってしまった。
やれやれ。

そういえば、「動物愛護法」の改正も成立したらしい
動物取扱業者の規制強化が行われたり、動物実験に関して3Rの理念が明記されることになったようだ。
また、動物虐待等の罰則も強化されている。

犬を飼い始めてから、動物関連のニュースに敏感になりました。

投稿者 かえる : 13:04 | つぶやき | コメント (0) | トラックバック (4)

2005年6月19日

テラスだけキャンドルナイト

日本発で今や世界に広がりつつある「100万人のキャンドルナイト」は本当にナイスなイベント。
SONY・ウォークマンやトヨタのプリウスと並ぶ、世界に誇れる革命的発明だ。
忍耐や犠牲や我慢ではなく、知性と想像力で世界を変えていこうというのが素晴らしい。

東京タワーが消灯して、その足下の増上寺では一面のキャンドルに照らされ、ピアノと能のコラボレーションにポエトリィ・リーディング。
もしかして、トーキョーは世界でもっともカッコイイ都市になりつつあるんじゃないの?!
腕さえあれば写真コンテストも応募しちゃうんだけどなぁ。
コレもおもしろそう。

主催者の一人が先日ラジオ番組で、本当に恐ろしいのは、地球温暖化とかじゃなくて、自分一人が何をしても世界は変わらない、という諦観が蔓延することだ、みたいなことを言っていた。深く同意。
夏至の夜のある時間、電気を消してキャンドルを灯す、ただそれだけの事でもし街の一画が一斉に薄暗くあたたかいヒカリに包まれたりしたら、もしかしたら本当に世界は変わるのかも?、と実感出来るんじゃないだろうか。
想像力バンザイ!

「私にできること」もちょっとイイね。

いつものドッグカフェは、夕闇に包まれる時間にはテラスだけキャンドルカフェになる。
100万人のキャンドルナイト初日は、ちょっとだけキャンドルナイト、でした。

投稿者 かえる : 14:14 | つぶやき | コメント (0) | トラックバック (1)

2005年6月12日

カボチャの記憶、ヒトの根っこ

小山薫堂さんがナビゲーターをしているJ-WAVEの番組「THE DAYS」が、けっこうおもしろい。
週替わりゲストとの短いトーク番組なのだが、著名人達の知られざる側面に触れることが出来る。
この番組を聞いて、「石田純一って、頭もいいし、魅力的、いいヤツだなぁ」とか思った。
先週のゲストは、「北の国から」で有名な脚本家の倉本聰さんだった。

彼の作品作りは、まず登場人物の「根っこ」となる部分を徹底的に考えることから始まるとのことだった。
どこで生まれ、どんな風に育ち、どんなあだ名で呼ばれ、どんな本を読んで、どんな恋をしてきたか。
小さなエピソードを事細かに構築していく。
もっとも、それらは直接的には作品には登場しない

例えばこんな例を挙げていた。
黒板五郎は高校時代はかなりヤンチャをしていて、2度も女性を孕ませてしまったことがある。一度ヤッちゃうと必ず妊娠させてしまうので「一発屋のゴロー」 (ちょっとこれは違う名前だったかも )というあだ名が付いていたくらいであった。
不良の五郎が間違いをおこすと、彼の母は五郎を連れて平身低頭ひたすら相手の両親に謝りに行ったものだった。
その時に母が必ず持参したのが、カボチャ。
だから、純が同じ過ちを犯したときに、五郎がカボチャを持参したのは偶然ではない。
彼の記憶のどこかに、ひたすら床に頭をこすりつけていた母の姿と共に、持参したカボチャが刻み込まれていたのだ。

木には必ず根っこがある。
だからぼくは、人にもあるであろう根っこをまず考えるんです。

そんなようなことを言っていた。
スゴイ!
この思想と作業があってはじめて、あのドラマはあれほどの傑作となったのだろう。
一人一人の登場人物に、本当に血が通ったのですね。
富良野に行ったら、マジで純とか中畑和夫とかいそうだもんね。

ちょっと、感動しました。


投稿者 かえる : 18:32 | つぶやき | コメント (4) | トラックバック (0)

2005年6月3日

でんきを消して、スローな夜を    〜100万人のキャンドルナイト

私たちは100万人のキャンドルナイトを呼びかけます。
2005年の夏至の日、6月21日夜、8時から10時の2時間、
みんなでいっせいに電気をけしましょう。

ロウソクのひかりで子どもに絵本を読んであげるのもいいでしょう。
しずかに恋人と食事をするのもいいでしょう。
ある人は省エネを、ある人は平和を、
ある人は世界のいろいろな場所で生きる人びとのことを思いながら。
プラグを抜くことは新たな世界の窓をひらくことです。
それは人間の自由と多様性を思いおこすことであり、
文明のもっと大きな可能性を発見するプロセスであると私たちは考えます。
一人ひとりがそれぞれの考えを胸に、
ただ2時間、電気を消すことで、
ゆるやかにつながって「くらやみのウェーブ」を
地球上にひろげていきませんか。

2005年、6月21日、夏至の日。よる8時から10時。
でんきを消して、スローな夜を。
100万人のキャンドルナイト。



おーっと、あやうく忘れるところだったぜ。
夏至の夜が近づいてきていたのだった。
前回は残業続きの睡眠不足により、酒瓶抱えてほとんど眠っちゃったからね。
電気だけじゃなくて、ローソクも消せよ!という顛末になってしまった。
今回は気合い入れていくぜ!
もっとも今回も、現在進行形の死ぬまで続くかと思える深夜残業がまさに当日終了の予定、キケンな予感.........

「やっぱサイタマってダサイタマだよなー」ってくらい前回は県内の賛同イベントも少なかったが、夏も近い今回はけっこうイベントもあるようだ。居酒屋でキャンドルナイトもいいなぁ。迷っちゃって、まいっちんぐ。

週末はキャンプ場でキャンドルナイトっていうのもアリだな。
ランタン消してスローな夜を、みたいな。
まあ、そもそも電気もなく真っ暗なんですけどね。。。

100万人のキャンドルナイト

投稿者 かえる : 23:40 | つぶやき | コメント (6) | トラックバック (3)

2005年4月23日

うんち、おしっこ、の話

犬と暮らしていて困ることのひとつは、「うんち」「おしっこ」という言葉が、ついなんの抵抗もなく口をついて出てしまうようになることである。
犬を飼うということは、ヤツらの糞尿と一生つきあっていかなければいけない、ということを意味するからだ。
モーが子犬だった頃、妻と朝の通勤電車が同じだった。
ほぼ満員の車内で「今朝のうんち、いいうんちだったな」「うん、固さも色もバッチリ!」とか言い合ってしまうこともあった、気がする。
特殊な趣味をもつ夫婦、という認知のされ方をしていたやも知れぬ............

先日、ぷーさんがホームページで「Let's 野ぐそ!」という趣旨の一文を発表されていて仰天させられたばかりだが、川上健一のエッセイ「ビトウィン」を読んでいたら、「自然の水洗トイレ」という話が出てきた。
氏はこれをカヌーイストの野田知佑氏から伝授されたそうである。
野田氏によれば、暑い夏の日は川の中に下半身を沈めしゃがんでいたすのが、爽快かつエコフレンドリィな行いであるとのこと。なぜならばうんちは魚の大好物、早くしろ!とばかりにお尻をつついて催促までするらしい。一種の食物連鎖として魚の胃袋に収まりきらなかった残骸は、河川の強力な浄化作用によって瞬く間に清冽な流れの中に消える、これぞ自然の偉大な水洗トイレット、とのこと。ほんまかいな?!
Let's 水洗トイレ!
でも、ぼくが釣りをしている近辺ではやらないで欲しい...........

うんちと言えば、冒険家の植村直己の本で読んだ犬ぞり犬の話をいつも思い出してしまう。
ずいぶん前に読んだのでうろ覚えなのだが、こんな話。
その有無が隊の生死を分かつほど、犬ぞりではリーダー犬の統率力が重要だそうある。それ故リーダー犬には特別にごちそうを与える。
それは、そりを操る群れのリーダーである人間のうんち。
犬は人間のソレが何よりの大好物だからである。
だから植村さんは、犬は大好きだが、犬が顔を舐めようとしても断固として拒否する、とのことでした。
ちなみにぼくも、子犬の頃モーが自分のそれを食するのを目撃して以来、顔を舐められるのは基本的に遠慮させていただいている。

モーのうんちは、朝晩の散歩中にさせている。
たいていは自宅近くの決まった場所でさせるのだが、興奮しているときなどは、さらに2、3回することもある。
家の中でさせるように習慣づけた方が、マナー上、また老犬になった際のことを考えると良い、という話をよく聞くが諸々の事情により屋外それも自宅敷地外で行っているのが現状である。
せめて自宅の敷地内でさせるべきなのかも知れないが、これがなかなか難しい。
どうもうんちだけは、ある程度生活圏から離れて行いたいようで、何度か根比べを試みたのだが結局負けてしまった。
旅行などの時は現状の習慣を維持させた方が都合がいいのだが、さすがに颯爽と駅へ向かうキャリアウーマン様の目前で始めたりすると申し訳ない気持ちになる。
年を経るほどに習慣を変えさせることは負担になっていくだろうから、どうするべきかけっこう悩むところである。

さて、次はおしっこだが、普段はモーには基本的に庭で「おしっこ」の号令でさせるようにしている。
散歩の途中などどうしてもマーキングをしたがるのだが、一部の例外的な場所をのぞいては禁止している。本当はマーキングぐらい自由にさせてあげたいのだが、住宅街でコンクリの道ばかりなのでそういうわけにもいかない。
もっとも「号令でする」ようにはしたが「号令がかからない限りはしない」という風には教えていない。たとえば何かの事情で予定の時間より大幅に待たせることになってしまったときなど、限界まで我慢させるのはかわいそうだと思ったからだ。
なので、ドッグランなどでフリーにすると頻繁にマーキングをしたり、単純に生理現象から来るおしっこをすることになる。今のところはこれを許容しているがどうなのだろう?
マナー違反だ、という意見を目にすることも多い。
ネットで調べても賛否両論あるようであるが、あるサイトで「ドッグランなど犬が多く集まる場所でのマーキングは犬同士の重要なコミュニケーションツールなので、これを禁止するのは(そのための場所なのに)犬の社交性の向上を阻害する間違った行為である」旨の意見を見つけた。
都合がいいのでこの見解をとりあえず採用することにしたのだが、実際のところどうなんでしょ?
ベンチに腰掛けて休んでいる人の目の前でジャーッとやっているのを見ると、ちょっとアレかも....という気もしてくる。
歩道などとは違い、ドッグランは犬の習性を理解した犬好きの人が集まる場所であるから、ある程度は許容範囲が広がると思っているのだが、やっぱりマズイのかしら?

おしっこを号令で出来るようにしたのは、お出かけの際など大変役立っているのだが、号令を「おしっこ」にしてしまったのは大失敗であった。
会話の中で「おしっこ」と口に出来ないのである。
以前もドッグランのウッドデッキ上で子供たちが「おしっこ、おしっこ」と騒いでいて、まずいなぁと思っていたら案の定「はい、わかりました」とばかりにジャーッと始めてしまった。
モーフィーの前でうかつに「おしっこ」と言うと、ひっかけられるかも知れませんのでご注意ください。

朝から「うんち」「おしっこ」と10回以上も連発したので、なんだかスッキリ爽快な気分になりました。

投稿者 かえる : 11:26 | つぶやき | コメント (7) | トラックバック (0)

2005年4月23日

ペット専用のブログプロバイダ

「このブログがすごい!BLOG」さんでペット専用のブログプロバイダ「アセラ」が紹介されていた。

ペット愛好家専用のブログサービスである。
ブログというツールの画期的な点は、同じトピックを通じて見ず知らずの人と簡単にコミュニケーションがとれる機能がシステムとしてあらかじめ構築されている点である。
その上、所属するブログコミュニティが同じ趣味を持つ人を中心に構成されていれば、「みんな友達」と言っても過言ではない。

デザインテンプレートは「かわいい系」がほとんどなので、中年のおじさんであるワタクシが利用するのはチトつらいものがあるが、これからブログを始めようとしているDOG LOVERSにはオススメできるかも。

投稿者 かえる : 00:05 | つぶやき | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年4月19日

へぇー! なシンクロニシティ...?!

ブログやホームページの日記で書いた話題が、ほとんど同時に別のホームページで取り上げられていた、ということがたまにある。別に時事ネタでもないし真似したわけでもないのに、である。

今日、あるブリーダーさんがメインのホームページで公開しているブログとは別の場所・別の名前で運営しているブログを、ひょんなことから見つけてしまった。
秘密の部屋をのぞき見するみたいなちょっとした罪悪感、別に悪いことしてるわけじゃないんだけどね......

へぇー!、こういう趣味をしてたんだぁー!
へぇー!、やっぱりこういう考え方するんだぁー!!
へぇー!、こんなこと書いちゃってイイのかねぇー!!!

などとひたすらへぇー!を連発して読み進めるうちに、ぼくがブログで取り上げたことのある古い小説が出てきてまた、へぇー!
驚いたことにまったく同じ日に10分違いでアップされた記事だった。
へぇー!、シンクロニシティ?!

自分と関係がないわけでもないトピックに対するコメントもあったりして、ヒジョーにへぇー!で楽しい発見であった。


投稿者 かえる : 22:59 | つぶやき | コメント (14) | トラックバック (2)

2005年4月16日

悪貨は良貨を駆逐する.....?

病院を出てから昼食を取りに、武蔵浦和のカフェに久しぶりに行った。

先日まではランチタイムはガーデンスペース以外に犬を入れることは出来なかったのだが、すべての時間帯でOKになったようだ。
たいへんありがたいことだが、店内に入るなりチワワとM.ダックスに吠えまくられた。飼い主も店のスタッフもとくに気にしている様子はなかった。
今まで行ったときは、犬連れとそうでない客の割合は半々くらいだったのだが、今日はすべてが犬連れの客だった。
天気もよかったので、庭のテーブルを利用することにした。
ガーデンスペースを利用する場合はセルフサービス方式になった、とのことで注文やランチプレートの受け取りは店内のカウンターまで行く必要があるそうだ。
ランチプレートに2種類選んでトッピングできる小皿料理の傾向も、こころなしか変化しているように思えた。
しばらくすると、新しいお客さんが店内の席を確保した後、庭に出てきて犬にマーキングをさせていた。
結局、犬を連れていない客は一人も現れなかった。
気のせいかもしれないけれど、料理の味も以前より..........

いつの間にか、なんだか店の雰囲気が変わった、ような気がした。
たまたまのこと、かもしれないけれど。

投稿者 かえる : 20:09 | つぶやき | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年4月1日

トラックバックの活用法とそのマナー

今朝アップした記事に対していただいたsunndaysintokyo さんのコメントの中で「トラックバックとは何ですか?」という問いがありました。
トラックバックの活用法やマナーなどは、どうもまだ明確には確立されていないようです。
せっかくなので、この機会に個人的な見解をまとめたいと思います。

基本的にぼくのトラックバック(以下TBとします)に関する考え方はこちらの記述とほぼ同じです。
つまり以下の意図でTBを発信します。
1.あなたのブログの記事に誘発されて記事を書きました、ということを知らせる。
2.あなたの記事と関連のある内容を記事にしました、ということを知らせる。

1のケースでは当然のことながら、先述の今朝の記事のように元記事へのリンクを文中にさせていただいています。
2は本や映画の感想などで同じ作品を取り上げている方にTBするケースなどで、文中に先方へのリンクを張りづらいものです(もしやるとすれば文末に「このトピックに関して以下のようなブログ記事があります」などと付け加える方法が考えられる)。
ここで問題となるのは、2のケースでは歓迎されないTBとなっている可能性もあるということです。
記事中にリンクのないTBはマナー違反だ、と明確に主張している方も多いからです。というよりも、現状国内のブログではこういった考え方の方が主流のようです。
先方のブログに「TBする場合は記事中にリンクしてください」「TBする方はコメントを残してください」などと記載されている場合はそのようにするべきだと思いますが、ぼく自身は2のケースでは記事中のリンクは不可欠ではないと考えています。
以下で、その理由を述べます。

いわゆるホームページとブログには、その基本的性格において決定的な違いがあると思います。
ホームページはその名の通りそれぞれが独立した小さなデータベースであり、リンクという機能によって関連づけが可能ではありますが、あくまでも個の情報から個の情報への通路が用意されているにすぎません。
対してブログは、ブログサイト全体でひとつの巨大なデータベースを形成するものであると思います。それはこういうことです。
あるブログの見解を読む、と同時に読者はそこに寄せられたTBを参照することにより異なる見解を発見することが出来ます。
あるトピックに関する多様な意見の集積、それを可能にするのがTBです。
ブログというシステムに参加するということは、そうした思想をあらかじめ理解した上のことであるはずではないでしょうか?
また自分の記事以外の見解への読者の通り道を作りたくないのであれば、そもそもTBを受け付けないという設定にするという選択肢も残されています。
たしかにTBには、先方のサイトにこちらへのリンクを強制的に張る、という側面がありますが、それが不満であればTBを送り返せば済むことです。
多様な情報集積体、というブログの特異な優位性を生かすためにも、関連している記事からのTBを拒絶するのは好ましくないと思いますし、その双方向性は(不自然な形で文中に追加するより)TBというブログならではの方法で実現するのがスマートだと思うのです。
また、その方法であれば相手のブログ内にリンクされることを拒絶することも可能ですし、自分のブログ内からの相手へのリンクもTB削除という方法で拒否することが出来ます。(もっとも、これは先述のブログの性格を考えると望ましいことではないと思いますが)

いずれにせよ、ブログ特有の機能であるTBこそがブログをブログたらしめている、と言っても過言ではないと思います。
遠慮することなく積極的に利用すべき機能、です。

投稿者 かえる : 23:19 | つぶやき | コメント (2) | トラックバック (1)

2005年4月1日

ドキッ!

sunndaysintokyo さんのブログの記事「正しいブログの書き方」を見ていてドキッ!とした。
確かに日記やblogには中毒性がありますね。

その時彼は、生きるために日記を書いているのではなく、日記を書くために生きているのである・・・日記を書いていない人間だけが、生きることに専念する事ができる。
(別役実著『日々の暮らし方』、p143-145、白水Uブックスより)

拝啓 別役殿
それを言っちゃあ、おしめえよぉ。


投稿者 かえる : 08:45 | つぶやき | コメント (6) | トラックバック (0)

2005年3月13日

けっこう忙しい週末

最近残業が続いているので疲れ気味だが、週末もなんだかんだと忙しく過ごした。
金曜日も深夜に帰宅。翌日開店前に返却しないと延滞料金がかかるレンタルDVD「スクールオブロック」鑑賞、終わったのが朝5時近く。

3/12(土)
8:00〜 / モーの散歩を兼ねて、GEOまで。
10:00〜 / 一週間分のメール整理とホームページ巡回。
13:00〜 / 車検の期限が迫っていたので、昨日予約しておいたホリデー車検へ。
いままではトヨタでメカニックをしている友人に頼んでいたが、最近異動してしまったので急遽ネットで調べて決めた。点検箇所に関して立ち会いした上で整備を頼むか否か指示出来るので、(宣伝文句ほど安く済む訳ではないが)納得出来る。前輪のブレーキパッド交換とブレーキフルード交換を行った。
1年後くらいには後輪のパッド交換も必要そうな具合だった。
1時間半ほどで検査・整備・車検が完了。
15:00〜 / リバゴホ家キキ家の書き込みを読んでいたら久しぶりに燻製がしたくなってきた。
10年以上前に何度か使用してほったらかしにしているスモークカンを取りに、預けている叔父の家へ。
帰りにスモークチップも何種類か購入。
18:00〜 / 先週GETした自転車で夜の散歩。強風にあおられた何かがたてた物音に驚いてモーが突然爆走。引っ張られて5mくらい宙を飛んだ。今度やったら跳び蹴りくらわす予定。
19:00〜 / 近所の肉屋で豚バラ1kg購入。来週末の燻煙に向けて下準備。塩やスパイス類を擦り込んで冷蔵庫へ。昔買った燻製作りに関する参考書がどうしても見つからなかったので、それ系のホームページを探して参考にした。
20:00〜 / リバゴホ家にお誘いいただいていた「ももかん」さんのライブ会場へ。何とか2部には間にあった。ファンタ家もみえていて「どうもどうも」という感じ。リバゴホ家の動員力恐るべし。
22:00〜 / 「福老亭」でラーメンの夕食。金欠なので餃子もビールもなし。
23:00〜 / リバゴホとーちゃんに先週お借りしたDVDを観始めるが、睡魔に襲われ途中でベッドへ。

3/13(日)
9:30起床〜 / 朝の散歩を兼ねて現像を頼んでいる駅前のビッグカメラへ。
チーズをスモークしたり、風呂に入ったり、あれこれしているうちに午後になってしまった。
14:00〜 / DVDは返せそうにないので延滞料金代わりに、開高健のビデオと「ギター弾きの恋」DVDを持って穂高ドッグランへ。
はじめまして、のレオンくん。おなじみチャチャちゃん、アリアちゃん。あまりにもかわいいので毎度誘拐したい誘惑に駆られるマックスくん達がいた。
しばらくするとイチゴ狩りに行って来たらしいエルちゃん、プリンくん、ルナちゃんムサシくん達が到着。さらにあかねちゃんも登場して今日もドッグランはにぎやかだった。
18:00〜 / チョコのお返し持参で妻の実家へ。

パフママにいただいたイタリア土産のワインを飲みつつホームページの更新をして、さっさと寝る予定。

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投稿者 かえる : 22:50 | つぶやき | コメント (6) | トラックバック (0)

2005年3月10日

動物愛護法改正案

自民、公明両党の小委員会が検討してきた動物愛護管理法改正案の骨子が9日まとまったとのこと。今国会での議員立法を目指しているようだ。

劣悪な環境で無責任な販売を続けるペットショップ等の規制を強化するほか、飼い主の責任についてもかなり踏み込んで明記するらしい(犬猫の鳴き声等の迷惑防止など)。
詳細はまだ確認できていないがマイクロチップの義務化なども盛り込まれているようだ。(リンクした記事では危険動物に対するもののようだが、先ほど聞いたラジオ番組では違うニュアンスだった)

悪質なペットショップでは血統書の偽造はもちろんのこと、(小さい方がかわいいと売れやすいため)極端に少量の餌しか与えず子犬の成長を故意に遅らせる、などが日常的に行われている、と店員がインタビューに答えていた。
年間に保健所で殺処分される犬猫は65万頭、街中や山中に捨てられてのたれ死ぬ犬猫達も合わせると100万頭にのぼるらしい。本当にここは先進国なのか?マイクロチップの導入もやむなし、という気がする。

地道な草の根の活動などが実を結び、政治家に仕事をさせたということでしょうか。
そういう意味では希望がもてるニュースなのかもしれません。

投稿者 かえる : 00:26 | つぶやき | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年2月22日

ホリエモン大暴れ、に思う

新種の怪獣ホリエモンが連日大暴れである。

どうにもピントがずれている感が否めないメディアの非難や賞賛の中で、個人的に毎回更新を楽しみにしている江川昭子ジャーナル記事は、いつもながら実に的確にこの騒動の本質を示唆してくれた。
(江川昭子さんは本当に理性的で責任感に満ち、チャーミングな女性だと思う。ホームページ内雑記帳のエッセイには音楽への愛が溢れていて読んでいて嬉しくなる)

「新聞とかテレビを、我々(インターメットという新しいメディアあるいはシステムのことだと思う/かえる注)は殺していくんですけど、自分たちが(新聞やテレビを)持ちながら殺していった方が、効率がいいかなと思って」
「(新聞・テレビなどの既存メディアが)殺されるのは間違いない。どうやって延命しようかってことばっかり考えているんですよ」

江川女史のインタビューの中で語られたというホリエモンの上記の発言は実に明快で(ある意味紛れもない真実で)あるし、今回の騒動におけるメディアや当事者であるフジテレビの過剰な拒絶反応はこのホリエモンの真意に対する本能的な防衛反応であると考えれば理解がたやすい。

しかし、実際には世の中はそれほどシンプルには出来ていないし、ホリエモンもそれを理解した上で行動しているようである。
今日のJ-WAVE「JAM THE WORLD」に件のホリエモンが出演していたが、番組内での発言からもその様子が窺えた。
江川女史の論調とは異なり番組内のホリエモンの主張は、「基本的に(規模自体は巨大だが)ニッチを対象とするインターネットのビジネスにはマスである既存有力メディアからのユーザーの誘導が不可欠であるし、既存のメディアではカバーしきれない情報の発信はインターネットと融合することにより可能となる、結果それを望む(既存メディアの)ユーザーのニーズを満たすことが出来る、したがって両者にとってメリットがあるはずである」といったようなものであったと思う。
つまりホリエモン氏は、次代の情報メディア覇者となるインターネットの本質(巨大なニッチ情報、あるいは独立した個人メディアの巨大な集合体)とその抵抗勢力である(それ自身が)マスである既存有力メディアのそれぞれの性格と強みまた弱点も当然のことながら的確に理解した上での買収劇であったということなのであろう。単にノウハウを吸収した上で殺すためでなく、ということである。

個人的な感想として、「巨大メディアがデジタル放送などのくだらない(それが目指しているインタラクティブあるいはオンデマンド性の実現は既存のアナログメディアとインターネット技術で充分すぎるほどカバー出来る)新システムに行った巨額の設備投資を、もしもインターネットに行ってくれていればソフトバンクの孫さんが巨額の赤字を出しながらブロードバンドの普及に奔走する必要などなかったのに....」という番組中で行っていた彼の発言は実に当を得ているように思えた。
同時にホリエモンの大暴れとそれに対する世間の反応には、正論を堂々と主張する者は往々にして人を傷つけるし人から嫌われる、という典型を見ている気にもなる。

インターネットは自己責任を前提としたメディアである。
その中には玉石混淆あらゆる情報が溢れており、それを規制することは事実上困難である。
しかし情報の選択権はユーザーにあるので、(理論上)既存メディアのように情報が操作されたり偏向することはない。
自由であり、平等であり、真に民主的である。
だからこのメディアは既存のメディアをやがて殺すことになるし、そのほうがどう考えても(大衆にとって)望ましいはずでしょ?
ホリエモンの主張とはたぶんそういうことなんでしょう。
筋が通ってるし、個人的に共感できる部分も多い。

でも、我々大衆は実際には権威的なメディアが大好きだし、自分で情報の選択やその良否・是非の判断をするよりただ与えられ受け入れることの方が楽だと知っている。
自分の頭でわざわざ難しいことなんて考えたくないもんね。

だから、仮にホリエモンがこの戦いに勝利し、思ったよりも早く既存メディアの時代が終焉を迎えることになったとしても、そのバトンを受けたインターネットは結局のところ表面的な形がちょっと変わっただけの新しい巨大メディアになってしまうのではないだろうか?
というか、本来は独立した極小の情報発信者を仲介するハブであるべき(あるいは、にしか過ぎない)インターネットメディア業者に、既存の有力メディア同様の権威としての情報発信とそれに対する責任が求められる結果になるのではないだろうか?
つまり(彼が嫌悪していたはずの)「権威」の移譲が行われただけという結果に。。。

まあ、ホリエモン的にはそれでも別にかまわないんでしょうけどね。
楽しいお買い物は十分に堪能できたのだから...........

投稿者 かえる : 23:33 | つぶやき | コメント (2) | トラックバック (0)

2005年2月6日

だらりん、とした一日

今日もさむーい1日だった。

朝の散歩で仲良しのハスキー犬パフィンに会ったが、見るからに調子が悪そうだった。
いろいろ手を尽くしているらしいのだが下痢が止まらず、体重もずいぶん減ってしまったそうだ。
犬は基本的に元気なものだから、元気がない犬を見るのは辛い。
がんばれ、パフィン!!

近所の家に頼まれて、パソコン設定のヘルプ。
ビール券、新鮮なホタテ、その他をいただいてしまい、逆に申し訳ない。
でも、CD-ROMでCD-Rを焼くことは出来ませんからね、お父さん。。。

レンタルビデオ店でDVDとビデオを何本か借りてきた。
妻は隠れて「冬ソナ」を借りていたっぽい。今頃、韓流ブーム到来ですかぁ?

昨夜のジャン・レノつながりでクリムゾンリバー2をモーと共に鑑賞。
コメントはパス。モーもほとんど寝てました。

昨夜久しぶりにビル・エヴァンスを聴いてみたら、ピアノものが色々と聴きたくなってきた。
そんなわけで、「Thelonious himself」を聴いている。
モンクのソロはいい。まさに孤高という言葉がふさわしい芸術家。
マイルス・デイヴィスに「オレの後ろで変なピアノ弾くな!」と一喝されたという話は、何度聞いても心温まる(?)ジャズ史の有名エピソードだ。
村上春樹は、モンクについて"孤独のひとつの切実なかたち"と書いていた。まさに。

バファリンプラス飲んで、今日も早めに就寝の予定。

投稿者 かえる : 23:02 | つぶやき | コメント (2) | トラックバック (0)

2005年1月23日

無知は罪

環境省が小池環境相のツルの一声で、ブラックバスを外来生物法の特定外来生物に指定する方針へ転換したという記事を読んで、自分にはあまり関係ないと思っていた。
そもそもそんな法律が成立していたことさえあまり知らなかった。
それって何じゃ?ということで、ちょっとだけ調べてみたらどうやら関係ないわけでもなさそうだ。

世界自然保護基金ジャパン日本自然保護協会日本野鳥の会のNGO3団体は共同で『特定外来生物に指定すべき生物の提案リスト』要望書とともに環境相に提出したそうであるが、このリストで特定外来生物に指定すべきとする魚類のAランクにニジマスやブラウントラウトがあげられていた。
ブラウンはともかく、(関東で自然繁殖の例はほとんどないとはいえ)ニジマスくんとはお互い知らぬ仲ではない。

外来生物法では必要に応じて主務大臣等が防除を行うものとする旨を定めているようだ。(要するに殺すということなのだろうが、なんで法律って意味のわかりづらい言葉ばっかり使うんでしょうね)
もし前出の要望がめでたく通れば、野反湖で奇跡的に自然繁殖しているブルーバックレインボーちゃんたちも皆殺しにされちゃうかもしれないってことね。
飼育することも許されないそうだ。
罰則も驚くほど厳しい。

なんとなく釈然とはしないのだが、「これはおかしい!」とも言い切れない(その根拠も理論も持たない)自分の無知が、ちょっと悲しく情けない.....
一方ならぬお世話になったニジマスくんたちが惨殺されていく様を、ぼくは指をくわえて見ていることになるのだろうか?

投稿者 かえる : 20:41 | つぶやき | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年1月22日

大宮再訪

お昼過ぎに穂高ドッグランへ。
今日も大盛況でした。アフガンハウンドっていう犬種だろうか?、きれいなコートをした大型犬たちと入場時にちょうど入れ違いになった。

大きな犬と小さな犬、それぞれの魅力のポイントは微妙に異なるような気がするけれど、その違いは言葉ではうまく表現出来ない。
ある特定の犬種を好む人々はやはり共通した気質的傾向を持つような気がするけれども、それは共通の傾向を持つ人々がその犬種を好んで選ぶからなのか、その犬種と生活していくうちにある共通した傾向を持つに至るのかはよくわからない。
ついでに言うと、犬は飼い主に似るというのはまぎれもない事実だが、人は自分に似た外見のペットを選ぶという研究結果もあるというし、生活を共にすることによってお互いが影響を受けるということももちろん考えられる。どっちなんだろう?
たぶんどっちも正しいのだろう。
ちなみに、うちの犬はぼくとそっくりのため息をつく。

ウィスキーちゃんの兄(もしくは弟)のジャックくん&ご夫妻ともお会い出来ました。

一度帰宅して、電車で大宮へ。
穂高の斉藤さんからお誘いいただいて、ACOUSTIC HOUSE JAMで行われた丸山ももたろうさん石井完治さんのユニット「ももかん」のライブに行って来ました。
ももたろうさんのギターは、なんだか懐かしい感じの音色とフレーズでしたよ。

JAMのことはずっとジャズ専門のライブハウスだと勘違いしていました。いろいろやってるのね。
そういえば、先日北浦和周辺を歩いていて偶然「モダンジャズ研究会(ちょっと違ったかも)」なる往年のジャズ喫茶風の店を発見した。けっこういい機材を揃えているようだった。
今度行ってみたいと思っているのだが、どんな雰囲気の店なのだろう?情報求む!!

妻もぼくも大宮の高校に通っていたのだが、結婚して浦和に越して以来大宮にはほとんど来なくなってしまった。
ぼくは大学時代に駅前のマックで深夜清掃のバイトをしていたので、なんだか大宮駅周辺の夜の空気は懐かしい。
妻が「ラーメン、ラーメン」とうるさいので、とくにあてもなく南銀をふらふら。
久しぶりに「HAMACHO」も悪くないと思ったのだが、先ほどさんざん空きっ腹にバーボンを流しこんだので、あまり酒は見たくない気分。適当に路地を曲がって目に付いた中国料理店に入った。
けっこうおいしかった。
知らない店に適当に入るのは苦手という人がいるけど、ぼくは大好きです。
時折すごいアタリをひくことがある。今日の店は、そこまでではないでしたけどね。

帰宅後、新聞を見てびっくり。
ブラックバスが特定外来生物の指定を受ける方向に変わったらしい。
小池環境相殿は先日の朝日新聞の社説を見てご英断を下されたと思われますね、たぶん。
彼女によると「外来生物法の一番の目玉はブラックバス」なのだそうだ。
どうせだったら、ブラックバス以上に日本の生態系に重大な影響を与えていると言われる、現在我が国の象徴であらせられるさるやんごとなきお方が皇太子時代に日本に持ち帰った(正確に言うとシカゴ市長より贈られこれを下賜された)ブルーギルを目玉にした方が国民の関心を引くと思うんですけどねぇ。

日本自然保護協会も強く支持しているくらいだから、きっと正しい判断なのだろう。
湖沼の在来種が激減しているのはブラックバスのせいなんでしょうね。
でも、以前にぼくはニュースで「バスのせいで魚が捕れなくなった」と、船のエンジンオイルをドボドボ湖に捨てながらインタビューに答える漁業組合員を見たことがある。
関係ないかもしれないけど、日本中の魚類が減少する中でブラックバス、鯉、ヘラブナなどの数は変わらないか増えていると聞いた。その3種に共通する特徴は、汚れた水に強いということと釣り人のキャッチアンドリリースがほぼ徹底されているということである。
ちなみに日本自然保護協会のホームページの記事によると、釣ったバスを殺さずに逃がすことは「身勝手な非常識」なんだそうである。
そうだよなぁ。豊かな自然を守るためには、悪い魚は片っ端から殺さなきゃダメだよなあ。
テロリストと戦うためには、10数万人かそこらの人々を片っ端から殺さなきゃダメなのと一緒だよ。
でも、なんでアザラシのタマちゃんはあんなに厚遇されたんだろう?
どう考えても荒川の在来種だとは思えないし、アイツかわいい顔してそうとう小魚食い荒らしてたはずだぞ。
住民票までもらえるんだから、かわいいコってやっぱ得だね\(^0^)/

様々な議論の末に出された結果だから、きっと必要で正しい決定(まだ決定してないけど)なのでしょう。
そもそもぼくは今はバス釣りをしないから、正直関心は薄い。
毛針釣師とバサーではかなりノリが違うし。。。。
でも、若いバサー達はこのことをよく覚えておいた方がいいと思う。
今後各地でバスが駆除されたその数年後に、もしも在来種の減少が止まらないようだったら、怒ったほうがいいと思うよ。

あんまり難しいことを考える気力もなかったので、お風呂に入って、朝まで爆睡しました。

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投稿者 かえる : 23:50 | つぶやき | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年1月1日

謹賀新年

明けましておめでとうございます。

サイトURLが変更になりました。
http://blacklab-morphee.comです。
いわゆるオリジナルドメインってやつです。今や年間2000円前後で出来るようになっちゃったのね。。。

引っ越しとあわせていくつか変更を加えました。

1.「今日のモーフィー」をブログにしました。
ブログタイトルは「かえるリポート」。今は仮の状態で、デザインは今後変更していきます。
今までと違って、カテゴリごとに細かくアップしていくかもです。

コメント・トラックバックが可能なので、お気軽にひとつよろしく。
犬と関係のない話題も多数登場するかもですが、ひとつよろしく。
ブログ単体のURLは、http://www.blacklab-morphee.com/blog/です。

2.掲示板を画像添付可能・レス可能形式にしました。
こちらもひとつよろしく。

3.LINKSをカテゴリ・サブカテゴリにわけて作り直しました。
ぼくが日常よく見ているサイトなども増やしていきたいと思っています。
なお、MacのIEだと若干表示が乱れるようです。safariは大丈夫そう。
CSSの関係でネスケはほとんど全滅だと思います。
Macで作っていてMacでまともに表示されないのではシャレにならないので、現在調査中。

その他、今後も少しずつ手を加えていきます。
今年もよろしくお願いいたします。

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