2008年4月1日

α700、登場

所有カメラのラインナップに、初めてデジタル一眼レフが加わった。
SONY α700。
ミノルタのAマウントを引き継いだソニーが、旧コニカミノルタスタッフと共同で(実質的には)はじめて開発したソニーαマウントの中級機である。

愛用のコンデジ・リコーGX100は、細部にわたり非常に気に入っているのだが、どうにもならないのが望遠側の不足とノイズの多さである。ノイズに関しては、「ノイズ除去は階調とのトレードオフになるので最低限にとどめた。気になるのであれば、RAWで記録して後からユーザーが調整することも可能だから」ということなのだろうが、GX100のRAWは記録に数秒もかかるので、現実的にはあまり使おうという気にならない。しかし、高ISOどころかISO200程度から気になるレベルなので、室内で動き回る子供を撮ることは至難の業なのである。また、黒一色かつ短毛である黒ラブを撮ると、グラデーションや毛並みの細部が破綻しがちな傾向があるのにもちょっと悩まされていた。室内でも気軽に愛犬や子供を撮りたい、というのがデジタル一眼レフを欲しいと思ったそもそもの理由である。

コンデジと違い、一眼レフはその性格上、ブランドというかレンズマウントの選択にそれなりの慎重さが必要となる。まあ、キットレンズしか使わないつもりだったり、「金なら捨てるほどある」というなら話は別だが..........
ずいぶん前から店頭で、ありとあらゆるメーカーのデジイチを触りまくっていたのだが、最初の印象通り、やはりαマウント、そしてこのモデルが自分には一番しっくりくるという結論に達した。
ボケ味にこだわったレンズ設計故に、ポートレート等に最適という評価を得ているブランドであり、使ってみたいと思う個性的なレンズ群が豊富なのだ。それに、デザインに関しては、ソニーのレンズが一番スッキリしていて、個人的に好みである。
また、ボディ内手ぶれ補正なので、ミノルタ時代の中古レンズも気軽に使用することが出来る。
それに、ちょっと前の朝日新聞に出ていた「ソニーの一眼レフへの情熱は東海道を越えるほどだった」(買収したソニー側が旧コニカミノルタスタッフのいる大坂に品川から拠点を移す、という極めて異例の申し入れを行ったことにより、ほぼ全員のコニカミノルタ社員が残留を決意した)、旧ミノルタスタッフ曰く「ソニーに移って、コストに関して言われたことは一度もなかった。「とにかく世間を驚かせるスゴイものを作れ!」という社風だし、既存の部品を使用する以外になかった今までと違って、ソニー本社の技術者に「こういう部品が欲しい」と言えばそれを作ってもらえるという環境は夢のようだ。自分たちは大切にされていると感じるので、高いモチベーションを維持している。近年は他社の後塵を拝してきたミノルタだが、ソニーの技術とブランド力を得たことで、きっといつか上の2社を超えられると今は信じている」(以上うろ覚えの概略ですが、まさに「プロジェクトX」!!!)、という記事にちょっと感動したということもある。メディア戦略にだまされやすい男なもので。。。

驚きの低価格であるα200が発表された時には、「スペックは充分だし、コレでいいや」と思ったのだが、常用するレンズに関しては(35mm換算)24mmからのズームが欲しかったので、ボディと別に揃えるとなるとそれなりの金額になってしまい、「だったら、すでに底値と言ってよいほど値下がりしているα700のレンズキットにした方が.......]という気になった。
スペック的には平凡だし、2大メーカー子飼いのライター陣が幅をきかせるカメラ雑誌での評価もあまり芳しくない。しかし、スペックは一年もすればどうせ陳腐化するので使い勝手の方を重視したい、撮るのはオレなのでカメラ雑誌の評価はそんなのカンケーね-、ということで結局このモデルに決定。
何と言っても、α700は各種ボタン類の配置や操作性が絶妙で、手に持った感触が抜群だったのだ。ミドルレンジクラスとしては、かなり小ぶりで軽量なのもポイント高い。
3/31までに購入・応募すれば、「リビングカメラバッグ」プレゼント中ということだし、タイミング的には今でしょ、ということに相成りました。
夏頃には発売されそうだというフルサイズ機は、かなり思い切った低価格になるようだが、それでも30万円くらいはしちゃうだろうから、さすがにそこまでの投資は出来ない。フルサイズ機が10万円台になるのは来年以降の話だろうから、レンズ資産を増やしつつ、お楽しみはとっておくのが吉だろう。

コンデジと一眼レフは根本的に撮影ノウハウが異なるので、しばらく研究が必要になるだろう。
ブログの画像などは今まで通りGX100で撮ることも多いと思うが、慣れるためにも当面は意識的にα700を手に取るようにするつもりだ。
楽しく四苦八苦しながら、少しずつ研鑽を積みたいと思いまする。

α700、登場 ・ ちょびっとフォトアルバム

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※α700で撮影した写真は、以下のフォトギャラリーでご覧いただけます。
かえるリポート Photo Gallery

投稿者 かえる : 00:33 | お買い物

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コメント

デジタル一眼レフデビューおめでとうございます。
『αの進化が、表現力を解き放つ』ですねっ!
ミノルタの伝統とソニーのテクノロジーの融合、
α700素晴らしいカメラのようですね。
モーフィーのホコリが液晶から落ちてきそうだし
みーたんのほっぺも思わずスリスリしたくなるほどの表現力。
やはり、いずれはカールツァイスですか?
かえるさんは研究熱心だからこのブログも
素晴らしい写真で埋め尽くされていくんでしょうね!(軽くプレッシャー)
今度、じっくりいじくり回させてもらいたいな〜〜〜

投稿者 エルパパ : 2008年4月3日 13:05

とうとう、かえるさんもデジタル一眼レフデビューですね。
このブログの写真もグレードアップされて更に訪問回数が増えそうです。
私の「カメラ欲しい熱」にも火が付いてしまいそうです。その前に腕を上げろって言われそうですけれども、道具に頼るっていうのも1つの手かなと、最近はカメラのお勉強に余念がありません。
今度お会いした時に、是非是非触らせてくださいませ。

投稿者 kaiママ : 2008年4月3日 17:31

エルパパさん

コメント、ありがとうございます。
ぼくの場合、どちらかというとα700そのものというよりは、αマウントのレンズに惹かれ、現在ラインナップされている中ではこの製品がもっともしっくりくるので.....という感じです。α700自体は、いろんな意味でちょっと地味(マジメ?)すぎるかな〜とも思えたのですが、α200とα350というキャラクターのハッキリした兄弟機が出たことで、やっとこのモデルの立ち位置とか長所とかが明確になり、存在価値が増したような気がします。
もちろんカールツァイスも憧れなのですが(店頭で触りましたが「24-70mm F2.8 ZA SSM」すごくイイですよ!)、一番欲しいのはGレンズの名玉「35mm F1.4G」と新しく出た「70-300mm F4.5-5.6 G SSM」ですね。というか、ぼくは中古のモノをああでもないこうでもないと探し歩くのが好きなので、ミノルタの古いレンズと、ボロいカメラ屋の店先でいつか運命の出会い(?)をしてみたいです。
カメラが変わっても撮ってる人間は同じだから、出てくる写真は今までと変わらないと思いますよ〜。
というか、GX100をやめてα700に替えたというワケではないので、これまで通りブログの写真はGX100で撮ることも多いと思います。
いつかは素晴らしい写真が撮れるようになりたいな、とは思いますけどね。
どうせなら、1週間くらいE-3と交換、っていうのはどうでしょう?
では、お会いできた時にゆっくりと。


kaiママさん

こんばんは。
コンデジ、フィルム一眼、中判、デジタル一眼、と撮影する際の選択肢が無駄に増えてしまってどうかとも思ったのですが、一番簡単に高画質な撮影が出来ますからねデジタル一眼レフは。子供も日々成長しているので、買って損はないかなと思いました。
ペンタックスの新しい2機種も評判上々のようですが、さっそく買い換えですか!!!うらやまし〜〜〜。
発売はたしか去年の秋だったので、今となるとあまり新鮮みのない当方のカメラですが、どうぞいつでもご自由にお触りくださいませ。

投稿者 かえる : 2008年4月3日 23:52

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