2005年10月16日
ベルカ、吠えないのか?
人間と犬、犬と戦争、戦争と人間。
犬は人間と共に世界に広がり、人間の望む容姿・性格・能力を身につけてきた。
それが遠い昔に人類とイヌの先祖が交わした契約だからだ。
だから、犬はつねに人間の隣にいた。
もちろんそれが戦場であってもだ。
犬の繁殖とそこから生み出された犬種の特徴は、その時代の持つ背景と人間の欲望を正確に反映する。
20世紀、多くの犬たちは戦争や戦いのために生み出され、忠実にその役目を果たしてきた。
その末裔である現在のぼくらの愛犬の遺伝子の未来図が、平和と愛情に溢れたものであることを願いたい。
4頭の軍用犬を祖とする犬の系譜と絡み合う戦争の、いや人間の歴史。
それはもちろん犬の歴史でもある。
読みやすくはないが、その分深く心に刺さる、コトバと物語。
「ベルカ、吠えないのか?」
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もっと早く読むべきでした、この本。世間では大評判であることを知りながら、「早く文庫化されないかな〜」とセコいことを考え、ようやく最近になってハードカバーを買うふんぎりがついた【ベルカ、吠えないのか?...
ぱんどら日記 : 2006年2月16日 13:15