2007年8月25日

すばらしきもの

最近口にした素晴らしきもの。
佐藤・茶。

加藤茶ではありません。「佐藤・茶」。
それぞれ黒麹・白麹を用いた芋焼酎の名品、通称「佐藤・黒」/「佐藤・白」で有名な佐藤酒造が初めて手がけた麦焼酎「佐藤・麦」のことを、ラベルの色にちなんで、巷では「佐藤・茶」と呼ぶのだ。
ウワサは聞いていたものの、赤ん坊が生まれてから外食する回数もめっきり減り、今まで口にする機会がなかった。

あまりの暑さに、最近はキンキンに冷やした各社カンチューハイの類ばかり飲んでいるワタクシ。コレはコレで美味しいので個人的には好きなのだが、いわばマクドナルドのハンバーガーみたいなもので、あまり毎日飲み続けるのもどうかとは思われる。たまには本物の焼酎も補充しておくか、ということでいつも「九代目」と「佐藤・黒」を買っている酒屋に出かけたところ、ちょうどこの「佐藤・茶」が入荷していたという次第である。

麹・麦の割合を通常の数倍にしているようで、口に含むとすぐに麦の香ばしさが広がる。
ほろ苦さ、甘さと力強さのバランスの妙は、さすが「佐藤」!!!、という印象だ。
麦焼酎って、普段はあまり飲まないのだが、常備したいと思える一本であった。

ウィスキーなどと同様の上質なコクもありながら、飲み方のスタイルやシーンをさほど選ばないのが焼酎の良いところである。
オン・ザ・ロックスでもお湯割でもいいし、もちろんストレートもいい。食中でも、食後でも、何かをつまみながらでも、お酒だけでも、楽しめる。
一升で2000円前後という価格も、もちろん嬉しい。
日本の蒸留酒・焼酎は、大衆のお酒として実に実に素晴らしいです。。


最近目にした素晴らしきもの。
映画、「どろろ」

柴咲コウさんが素晴らしすぎて、マジ感動。
「プリズン・ブレイク II」11&12も、周防監督の最新作「それでもボクはやってない」も全巻貸し出し中だったおかげで、かえって得をした気分だ。
それと、他にどういう作品を書いているのかまったく知らないが、「NAKA雅MURA」さんという方は素晴らしい脚本家だと思った。

昨夜観たのが、「ハンニバル・ライジング」だったので、なおさら「最近の日本映画はイイなあ」と感じてしまった。
何回も書いてるけど、活け花をするハンニバル・レクターなんて見たくないぞ、マジで。オレのレクター博士を返せ〜〜〜〜〜!!!!
ああ、早くハリウッドの日本ブームみたいなヤツ終わってくれないかなあ。。。

それにしても、手塚治虫さんは実に偉大すぎる。
素晴らしすぎる。

映画といえば、少し前に読んだ金城一紀さんの「映画篇」も、いつもと同様の涙チョチョぎれる素晴らしさだった。
この人の小説、大好きです。


最近耳にした素晴らしきもの、は長くなるからまた今度。


世の中には、すばらしきものがたくさんありすぎて、ちょっと困る。

投稿者 かえる : 19:26 |

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.blacklab-morphee.com/blog/tt_tb.cgi/2802

『どろろ』(其の一)⇒映画

『どろろ』(2007年)■製作年:2007年 ■配 給:東宝■監 督:塩田明彦 ■原 作:手塚治虫 ■出 演:妻夫木聡、柴咲コウ、瑛太、原田美枝子、中井貴一このところ日本映画は過去のアニメ作品を題材にした・..

飾釦 : 2007年8月26日 02:57

new shoes

mbt shoes chicago かえるリポート すばらしきもの

new shoes : 2014年12月8日 13:15

コメント

かえるさん、モータンさん、みどりちゃん、モーフィーちゃん、おはようさんです。

芋焼酎話なら食いつかない訳にはいけません(?)。
佐藤・茶の由来は知りませんでした。
今度の飲み会で早速使わせていただきます。

では、私のお薦めを2つほど。
『甑州 -そしゅう』鹿児島県吉永酒造と『川越』宮崎県川越酒造です。
こちらではあまり見かけませんが、チャンスがあったら是非ご賞味してみてください。
激ウマですよ。

投稿者 ひめおやじ : 2007年8月27日 09:17

ひめおやじさん

ごぶさたしています。

ごめんなさい。ラベルの色が由来なのかどうかは、誰かに確認したわけではありませんので、あらためて考えてみると、正確な情報ではありません。そもそも「佐藤・茶」自体が、そう呼んでいる人がいる、という程度で正式名称でもなんでもありませんから..........あくまでも、正しくは「佐藤 麦」です。
この製品は、これから色々と試行錯誤を重ね、おそらく少しずつ味が変わっていくように思われます。我が家にあるのは7/31に瓶詰めされたものなのですが、良くも悪くも、麦の若々しい香ばしさが印象的な反面、熟成されたまろやかさみたいなものはほとんど感じられません。なにせ他の麦焼酎をほとんど飲まないので比較は出来ないのですが、何となく試作段階という気はしないでもありません。個人的には現段階でも十分魅力的なのですが、今後さらに味が磨かれていくものと期待しております。

「川越」は居酒屋で何度かいただいたことがありますが、「甑州」というのは未体験です。というか、銘柄自体知りませんでした。
激ウマ、なんですね。機会があったら、飲んでみたいです。
もっとも、どちらの蔵も、ぼくが普段焼酎を購入している酒屋さんでは取引がないようなので、当面は縁がなさそうです。
最近はほとんど外食をしないので、こういう時に困ります。

投稿者 かえる : 2007年8月27日 21:34

コメントしてください




保存しますか? はいいいえ