2005年2月19日

もしも、の時の避難セット

ホームページを始めて間もない去年の1月4日の日記で、犬を飼う家庭での防災準備に関して少し触れている。
その後、新潟やスマトラ沖で大きな地震が起き、先日は我が家でも震度4を経験した。
理論上はすでに起きているべき南関東や東海の大地震は、いまだ発生していない。すごーくイヤな感じである。
数年前から地震予知関係のホームページをよくチェックするようになったが、ことあるごとに「いよいよ来る!!」の連呼で、精神衛生上まことによろしくない。
もはや「もしもの時」というより「今日来るかもしれないもしもの時」という状態なんでしょうね、残念ながら。。。

借家である我が家は、数年後には築40年を迎える新建築基準法施行以前に建てられたオンボロ木造家屋。しかも無茶なリフォームを重ね、(たぶん)数部屋をつなげてLDKに、壁は大きなサッシに、柱だって何本抜いているかわからない...........
おまけにこの辺りはかつては沼地だったため地盤がゆるい、家の前を車が通っただけで地震かと思うほど揺れるのである。
先日の地震の後もぼくの部屋では積み上げた本やCDが倒壊・散乱していました...........
そんなわけで、実際に震災級が来たら家屋倒壊はほぼまちがいない。
しかし、運良く圧死を免れた場合のことも考えておかないわけにもいかないだろう。
じたばたしてもしょうがない気もするが、(実際に役立つかどうかはともかくとして)精神衛生のためにも緊急時の備えは一応してある。

毛布、タオル、ライター、水、インスタント食品類、ラジオ、救急セット、ガムテープや手袋、ビニール袋多数、トイレットペーパー、ドッグフード(試供品などを定期的に入れ替えている)、折り畳み式の容器、予備のリードやロープ類などなど。
実際に被災した方のインタビューを以前に読んだが、一番必要だったのは水などを入れる容器類とラジオとのことだった。そこで、コンパクトに折り畳める蛇腹式のポリタンクも最近セットに加えた。
また、(被災後)コンビニのおにぎりなどは比較的迅速大量に提供されるのだが(そしてその多くは手を付けられないまま腐っていく)、実際に体が欲するのは温かい食べ物であるとの話だった。
そこでキャンプ用のコンパクトコンロも入れてある。非常時にはガソリンも使えるタイプなので燃料も比較的手に入りやすい。
毛布や懐中電灯はつねに車に積んである。上記の非常用デイパックは台所に置いていたのだが、それではいざというとき役に立ちそうにないので車に常備しようかとも思っている。
(非常用セットだとそのうち忘れ去られ忘れた頃にヤツらはやってきそうなので、最終的には「いつでもキャンプにいける最小セット」として完成・車に常備することを目指している。燃費の負担にならない程度のコンパクトさが目標!)
寝袋や大きなポリタンク、その他キャンプグッズのほとんどは2階の物置部屋にあるので、建物さえ無事なら役立ってくれるだろう。

もっともいざ「それ」が来たら、そんなこんなの小賢しい準備はまったく意味をなさずに自然の破壊力の前でただ翻弄されることになるのであろう。
たぶんその時に一番役に立つのは、普段の近所づきあいとか、(肝心な時に役に立つ)普段の愛犬への躾、とかなんでしょうね。
あと、貯金とか。
だめかもこりゃ。

投稿者 かえる : 15:14 | 今日のモーフィー/みーたん

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